100勝達成の小川投手の日でした。
秋口になってくると涼しくなり、投手は少し体力回復で優位になってきます。
小川投手は前回の登板での好投を受けて、この試合も好投でした。
チーム状態から試合の流れを掴むために、立ち上がりからかなり慎重に、そして丁寧にいった感じです。
9/9 横浜DaNAベイスターズ 対 東京ヤクルトスワローズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 3 | 0 | 4 | 13 | 20 | 0 |
横浜 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 1 |
・ヤクルト本塁打 塩見 泰隆 6号 ソロ(1回)
・横浜本塁打 無し
勝小川泰弘、山本大貴、丸山翔大 – 古賀優大、中村悠平 | |
負石田健大、中川虎大、宮城滝太、坂本裕哉 – 山本祐大、益子京右 |
この試合、ファンが待ちに待った塩見泰隆選手が1番・センターに復帰しました。
その塩見選手。
いきなりの一発で先制し、「らしい」復活劇場を魅せてくれました。
ただ、初回の1点だけでは心もとなく、いずれは追いつかれる・・・と思っていましたが、懸念が的中です。
2回裏、すぐに苦手?ソト選手に2死から四球を出してしまいました。
続く山本選手の打席中、ワイルドピッチで走者二塁です。
更に粘られての7球目、チェンジアップが甘く入ってのタイムリーで同点とされました。
今日の小川投手の調子は悪いのか?と心配になりましたが、そうではありませんでした。
「序盤は警戒しすぎてボール球が先行したところがあったんですけど、中盤からはストレートで勝負できたと思います」
と後で述べたように、最初は警戒しすぎただけだったようです。
同点とされた以降は、さらに慎重さが増した投球で粘って三塁を踏ませませんでした。
この試合のポイントは、小川投手が打者としても活躍したことです。
膠着状態となりかかったところで、自身のヒットを口火で大量点でリードの展開になりました。
先頭打者の小川泰弘選手。
何と、センターに安打を打って塁に出ます。
この日復帰で既にホームランを打っている塩見泰隆選手ですが、この打席でもフェンス直撃の二塁打を放って、無死 2,3塁
続いてオスナ選手。
センターへ勝ち越しのタイムリーを打って1-3となりました。
オスナ選手は二塁が間に合わず走塁死となってしまいましたが、とにかく逆転できました。
山田哲人選手。
あたりそこないの打球がピッチャーへ転がり内野安打でです。
懸命に一塁に走りましたが、審判はアウト判定、リクエストで覆りました。
村上宗隆選手。
センターへ安打を打って1死1,3塁。
5番サンタナ選手。
ショートへのタイムリー内野安打を打ちます。
サンタナ選手も懸命に走りました。
助っ人も頑張って走る姿を見るのはいいものです。
これで1-4となり、走者はまだ1,2塁に残っています。
この頃代打で良い成績を残している濱田太貴選手。
ここで中川投手に継投となりましたがなんのその。
センターへ2点タイムリー二塁打を打ち1-6まで差を広げます。
最後サンタナ選手が平泳ぎでもするような格好で、本塁に滑り込みました。
その後古賀選手が倒れて2死。
長岡選手は四球を選んで打者一巡の1,3塁となり、また小川選手でしたが・・・
何で走ったのかよくわからないのですが、長岡選手が盗塁を試み、失敗してチェンジとなりました。
というわけで5回、大量リードを奪うことが出来ました。
この様な時は「ゆだんたいてきおでんたいやき」がヤクルトの合言葉みたいなもんです。
大量リード直後の5回裏、先頭の知野選手に二塁打をうたれ、早くもピンチ??
しかし、冷静にしっかり後続を抑えて無得点で終わりました。
結果的にはここが大きかったと思います。
代打のアンバギー・桑原・関根選手へと続きますから、1失点は有りかでしたが、ここを抑えて詰め寄られなかったことで、完全に試合の主導権を握りました。
7回には更に自身での3点タイムリーと完全に乗りきった感じです。
「2安打3打点って、もはや野手じゃん」というヒーロー状態。
投球数は112球と嵩みましたが、7回まで投げきり救援陣の負担も軽減の好投でした。
投げて、打っての記念の100勝でした。
打線。
やはり塩見選手が効きました。
初回いきなりのホームランもさることながら、5回小川選手の安打を繋いだ2ベースは圧巻。
投手の安打での相手ダメージを更に大きくする有効打となりました。
この塩見選手の安打が以降の連打を生んだと感じます。。
20安打13得点の起爆剤でした。
いったん火が付くと後は・・・の展開になります。
7回の小川投手のタイムリーが決定的でした。
圧巻の快投と猛打でした。
久しぶりにポジティブな気持ちで観戦し、爽快な試合となりました。
今日もデーゲームです。
ヤクルトの先発は山野太一投手、横浜は濱口遙大投手と発表されています。
VS
リハビリ明けの山野投手。
流れに乗って行きたいところ。
内容が注目です。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年9月9日
横浜DaNAベイスターズ 1-13 東京ヤクルトスワローズ | 横浜スタジアム |
東京読売ジャイアンツ 5-0 中日ドラゴンズ | 東京ドーム |
阪神タイガース 5-1 広島東洋カープ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年9月9日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 124 | 76 | 44 | 4 | .633 | M7 | |
2 | 128 | 68 | 56 | 4 | .548 | 10.0 | |
3 | 125 | 63 | 59 | 3 | .516 | 4.0 | |
4 | 125 | 62 | 61 | 2 | .504 | 1.5 | |
5 | 126 | 50 | 73 | 3 | .407 | 12.0 | |
6 | 124 | 46 | 74 | 4 | .383 | 2.5 |
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