試合は終盤まで僅差で接戦でしたが、最終回の2点で決まりでした。
ジャイアンツに好プレーが連発で、守り切ったとも言えます。
総じて置かれている現状を反映しているかと思います。
気持ちの入り方が大きく違った感じです。
これは致し方ないところでは・・・
「何としてもCSを」と、「順位がほぼ決まりで目標のないところ」の違いが出ていると感じます。
行動の原動力となるモチベーションが違うので、まあ在りがちなことと思います。
9/7 東京ヤクルトスワローズ 対 東京読売ジャイアンツ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 5 | 6 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 | 0 |
・ヤクルト本塁打 オスナ 19号 ソロ(5回)
・巨人本塁打 岡本和真 38号 2ラン(4回) 坂本勇人 17号 2ラン(9回)
負高橋奎二、高梨裕稔 – 松本直樹、内山壮真 | |
勝赤星優志、H船迫大雅、高梨雄平、H菊地大稀、S中川皓太 – 岸田行倫、大城卓三 |
先発高橋奎二投手。
7回3失点ですから一応好投ですが、試合の流れを作ることはできませんでした。
先制され、同点としたところですぐに追加点を獲られます。
常に追う展開にしてしまい主導権を取り切れませんでした。
前回の広島戦では2回6失点とボロボロで二軍調整になりました。
リベンジの試合。
そこそこの調子の感じでしたが、球威は今一つで変化球のキレも制球も今一つでした。
調整明けでしたが全体に物足りない感じです。
「今日は全体的にバランスよく投げることが出来ましたが、一発を打たれた失投がもったいなかった」とのコメント。
確かにバランスよく頑張ったとは思いますが、昨季を知ってるだけに物足りなく感じるのは「ファンなれば」の気持ちかもしれません。
今季は全体的にこのような感じなので、MAXだったのかもしれませんね。
次回の内容が注目と思います。
高梨裕稔投手。
このところは救援に廻っていますが、9回の2ランは余計でした。
失点は即試合を決めるので、展開的にホームランは避けなければ行けないところでした。
ストライクを簡単に取りにいった感じです。
この辺りは最近リードにいささか精彩を欠く内山捕手の問題もあるかと思います。
まだ救援の投球に適応できていないと感じました。
先発の感覚が抜けていない・・・言うはたやすいのですが難しい部分です。
ヤクルトは打線全体のつながりが悪く、あと一本も絞り出せない感じです。
というか・・・ジャイアンツの守りがすごかった。
「あれはヒットでしょう?」と言うような当たりを、守備陣が何度も好プレーでしのぎ切り、鉄壁の守備を見せました。
「何としてもCS」の気持ちを感じるプレーでした。
ヤクルト打線を振り返ります。
将来の期待を込めた2番長岡選手でしたが機能しませんでした。
まだそこの下地が出来ていないと感じます。
とはいえ、6回に二塁打を打ちました。
全く打てないわけではないのですが、二番としての役割も今後学習して欲しいと思います。
内山選手は打てる投手と打てない投手がハッキリとしています。
前日は猛打賞でしたが、この試合での出塁は四球の1回のみでした。
変化球対応辺りを磨く必要がまだまだあるのでは?
4回、山田ー村上ラインで1点を返しました。
2死から山田哲人選手の二塁打。
村上宗隆選手の当たりはホームランかという大きな飛球でしたが、フェンス上部に当たってはじき返されました。
あと少しだったのですが、残念です。
オスナ選手が一時同点となる19号を打ちました。
追いつけたと喜んだのですが、空砲に終わりました。
助っ人の3年契約ですから、20本は欲しいところ。
あと1本に迫りました。
腕っぷしに次も期待です。
澤井廉選手。
ようやく安打が2本出て結果が出ました。
しかし、まだしっかり捉え切れていません。
かなり力を入れられての起用ですが、特徴、強みをいつ出せるかでしょうか。
とはいえ、とにかく2打席連続で安打が出ました。
冒頭で述べたモチベーションですが、かなり上がったと思います。
若いと気持ちの持ちようで何とかなるという強みがありますから、これをきっかけとして突き進んで欲しいと思います。
この試合、目標が無いと接戦に弱いの試合でした。
次の試合は場所を横浜に移して、横浜DaNAベイスターズとのカードが始まります。
ヤクルト先発は石川雅規投手、横浜が平良拳太郎投手と発表されています。
VS
石川投手は今季勝ちに恵まれていません(2勝5敗)。
このところ好投しているのですが、例によって援護が・・・
今季横浜とは1回対戦し、相手がバウワー投手とハードな展開でした。
3失点していますが、自責点は0ですから、やはり味方が・・・の結果になっています。
今度こそ勝たせてあげるように援護をよろしくお願いいたします。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年9月7日
東京ヤクルトスワローズ 2-5 東京読売ジャイアンツ | 神宮球場 |
広島東洋カープ 1-3 横浜DaNAベイスターズ | マツダスタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年9月7日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 122 | 74 | 44 | 4 | .627 | M12 | |
2 | 126 | 68 | 54 | 4 | .557 | 8.0 | |
3 | 123 | 62 | 58 | 3 | .517 | 5.0 | |
4 | 123 | 61 | 61 | 1 | .500 | 2.0 | |
5 | 124 | 49 | 72 | 3 | .405 | 11.5 | |
6 | 122 | 46 | 73 | 3 | .387 | 2.0 |
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