最近の負けパターンそのものの展開でした。
序盤に失点をし、追いかけきれずで逃げ切られる。
見ているともどかしく感じます。
ただ、疲労している継投陣の中、今野投手が昇格しました。
2イニングを投げ、無失点。
また、小澤投手も力投し、3イニングを投げ切って無失点。
継投陣を休ませるべく、奮闘してくれて感謝です。
5/26 広島東洋カープ 対 東京ヤクルトスワローズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 13 | 0 |
広島 | 2 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 6 | 10 | 1 |
・ヤクルト本塁打 無し
・広島本塁打 田中 広輔 3号 3ラン(3回)
負高梨裕稔、今野龍太、小澤怜史 – 古賀 優大 | |
黒原拓未、H大道温貴、H戸根千明、勝島内颯太郎、Hターリー、矢崎拓也 – 坂倉将吾 |
先発高梨裕稔投手。
この試合でも期待に全く応えられせんでした。
今季は登板試合でことごとく大量失点です。
今まで5試合投げ失点が20、被安打30、被本塁打5、与四球7、与死球1、暴投1、被安打率がなんと.330。
3打に1打は安打という、驚異的な数字となりました。
3回終わって6失点。
流石にこれ以上はの展開となり、4回に打順が回ったところで降ろされてしまいます。
序盤での降板とは、何おか言わんやの内容です。
高梨投手の場合、先発投手陣の不足から僅かな期待を込めて登板機会が与えれれていると思います。
正直他球団にいたのでは、登板機会があるのか疑問です。
全く期待に応えられない状態になってしまいました。
もともと調子の波が大きく「投げてみないと分からない投手」ですが、ここまで毎回試合を作れないとそろそろ考え時ではないでしょうか。
この試合、初回から制球定まらずで浮き気味で、高めに甘く入る内容では打たれて当然と素人目にも映りました。
元々アバウトな制球ですが、修正能力は殆ど無いのでずるずると毎回失点です。
いいところを突いて相手に上手く打たれたならば致し方なしですが、打たれて当然では話にならない感じです。
これならば将来投資の意味で若手に機会を与えた方がマシと思います。
相手の初登板の黒原投手とどちらが新人なのだろうかの情けなさでした。
まぁ、このような点の取られ方をしますと、見ている方もヒートアップし、つい愚痴ってしまうのですが、もちろん中傷しようと思っているのではありません。
首脳陣が的確に判断し、それでもまだ使うのであれば、何か良いところがあるのだと思います。
また、台所事情で敗戦覚悟で投入するケースもあるでしょう。
高梨投手の今後に注目です。
広島黒原拓未投手。
4回に突然崩れましたが、序盤の大量点で頭の片隅に勝ちを意識したのかなと思います。
あるいみ新人らしいところで、まあいい経験と言ったところです。
内容的には悪くない感じでしたから、次は期待できそうです。
広島に、また苦手投手を作ることになりそうですが、対策をちゃんと取って欲しいものです。
4回、やられっぱなしの黒原投手を攻略したきっかけは、1アウトからの長岡秀樹選手の安打でした。
古賀選手四球で走者が1,2塁。
今季初昇格の西浦直亨選手が高梨投手の代打で出ます。
戸田で真っ黒になり頑張ってきた西浦選手。
センターに安打を打ち1点が入りました。
その後太田賢吾選手がファーストに内野安打をしおて、満塁となります。
2番に入っているサンタナ選手が、ここぞで打ちました。
その後山田、村上選手と倒れたので3点止まりでしたが、ここでのつなぎは良かったと思います。
また5回はオスナ選手が二塁打。
続く濱田太貴選手もタイムリー二塁打を打って、2点差に詰め寄りました。
久しぶりの今野投手と、いろいろな場面で使われる小澤投手が複数イニング粘って押さえました。
お帰りなさい、今野龍太投手。
4月11日の横浜戦の後二軍降格、やっと昇格してきたかの気持ちです。
球を見ていると、まだ全盛期の状態の様にはなっていませんでした。
緊張もあったのだとは思います。
それでも2イニングを投げ、打者8人、被安打2、奪三振1、与四死球0、無失点。
4回は2番からの攻撃で、先頭の植本選手には安打を打たれましたが、3,4,5番を全て外野フライで打ち取りました。
また5回はこの試合絶好調の田中選手に安打を打たれましたが、三振と内野ゴロ2つで片付けてしまいました。
一軍で練習しながら、全盛期のような投球ができるように頑張って欲しいと思います。
6,7,8回と3イニングを投げ切って無失点に抑えた小澤怜史投手。
6回、先頭の菊池選手に安打を打たれてしまいましたが、秋山選手を空振り三振に獲るなど、その後は塁に走者を出しませんでした。
7,8回に至っては三者凡退を続け、ぴしゃりと反撃を断ちました。
この2投手の働きは、味方の攻撃リズムを戻し、追いかける展開としては悪くなかったのですが、あと一本が出なかった感じです。
好調かと思われた塩見選手がコンデション不良で離脱。。。痛いところです。
さらにこの試合で山田選手も途中交代とコンデションが心配されます。
今季なかなかメンバーがそろわない状態が続きます。
中日の足音も聞こえてきました。
残ったメンバーで奮起して踏ん張れるか。
カード初日で6人の投手を使った新井采配と、負けはしましたが3人で乗り切った髙津監督。
その違いが今後どう出るかですが、まぁ今日の先発を見れば理由が分かりました。
今日の先発はヤクルトがピーターズ投手、広島は森下暢仁投手と発表されています。
VS
森下投手は右肘手術から完全復帰を思わせる投球をしていて、前試合も完投直前まで行きました。
ただでさえ苦手なのに、完全復活されては手も足も出ないかもしれません。
まぁ、野球は下駄を履くまで分からないゲームですから、奇跡が起こるかもしれず、軌跡を信じて観戦したいと思います。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年5月26日
広島東洋カープ 6-4 東京ヤクルトスワローズ | マツダスタジアム |
阪神タイガース 2-1 東京読売ジャイアンツ | 甲子園 |
中日ドラゴンズ 1-0 横浜DeNAベイスターズ | バンテリンドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年5月26日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 44 | 29 | 14 | 1 | .674 | 0.0 | |
2 | 42 | 23 | 18 | 1 | .561 | 5.0 | |
3 | 45 | 23 | 22 | 0 | .511 | 2.0 | |
4 | 44 | 22 | 22 | 0 | .500 | 0.5 | |
5 | 45 | 17 | 26 | 2 | .395 | 4.5 | |
6 | 44 | 16 | 28 | 0 | .364 | 1.5 |
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