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阪神は昨年のヤクルトか 終盤の隙なし打線に白旗 救いは村上の特大8号&猛打賞

村上8号含む3安打1打点の活躍出典ヤクルト公式サイト20230525 プロ野球・珍プレー
村上8号含む3安打1打点の活躍 出典ヤクルト公式サイト2023/05/25

うーむ、やはり現状のチームの勢いの差が終盤に出てしまう感じでした。

投手陣が先行を許さず

打線の得点力が終盤にあり、

ホームランと打線のつながりでの得点のバランスもありの阪神タイガース。

 

昨年の前半のヤクルトの形そのものですから、まあ現状の位置は当然と言えます。

加えて足も使い、エラーも少なくは、もはや隙なしの感じです。

これに青柳投手や湯浅投手が復調すると、手が付けられないことになってしまいそうです。

強いての不安は先発の大竹、村上投手がともにシーズンを通じての経験がないところかなと思います。

 

今季は強いと思っていましたが、予想以上です。

交流戦を上手く乗り切れば、昨年のヤクルトと同じで前半戦でかなり貯金を積み上げることができます。

多少のことが起きても逃げ切れる体勢です。

 

老練な岡田監督の舵取りで、効果的に貯金を利用しそうです。

交流戦2カードの結果が注目と感じます。

 

5/25 東京ヤクルトスワローズ 対 阪神タイガース 試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R H E
阪神 0 0 0 1 0 0 1 1 0 4 7 10 0
ヤクルト 0 2 0 0 0 0 0 1 0 1 4 7 0

・ヤクルト本塁打      村上宗隆 8号 ソロ(10回)

・阪神本塁打      大山悠輔 5号 ソロ(4回) ミエセス 2号 ソロ(7回)

           近本光司 3号 ソロ(8回)

ヤクルト サイスニード、清水昇、H田口麗斗、星知弥、木澤尚文 – 中村悠平
阪神 伊藤将司、加治屋蓮、及川雅貴、岩貞祐太 – 坂本誠志郎、梅野隆太郎

 

延長10回8号ソロを右翼席上段に着弾させた村上選手出典ヤクルト公式サイト20230525

延長10回8号ソロを右翼席上段に着弾させた村上選手 出典ヤクルト公式サイト2023/05/25

 

ヤクルト先発のサイスニード投手

先発サイスニード投手

頑張って7回を投げ切りました。

2発喫しましたが、アバウトな制球ですからソロ2発は想定内と感じます。

7回まで行けたこところは今後にとっては朗報でした。

サイスニード7回9奪三振2失点の力投出典ヤクルト公式サイト20230525

サイスニード7回9奪三振2失点の力投 出典ヤクルト公式サイト2023/05/25

 

7回まで 2-2 の同点で推移しました。

「8,9回で点を取って逃げ切り」が想定パターンでしたが、風に乗った一発(近本選手)で計算通りには行きませんでした。

現状の勢いから清水、田口投手の間に勝ちに持って行かないと難しい感じでしたが。。。結果は予感通りです。

 

個人的な疑問は、10回の星投手から木澤投手への継投です。

前回の登板で打ち込まれていて、調子が落ちている木澤投手を投入したのは少し疑問でした。

まあ星投手・木澤投手ともにイニングの途中からの入りは余り良くないので、ここは我慢で星投手でも良かったのではないかと感じます。

まあ結果論です。

ヤクルトの得点力からは、もう一点も与えられないところでの判断ですから。

 

打線なかなか繋がりません。

やはり全体に調子が出ていないことは変わっていません。

今季はずっとこんな感じです。

 

ただこの試合に関しては、野球の神様が行ったり来たりで定まらず、面白い展開でした。

 

2回には村上、塩見選手の連続安打。

オスナ選手がまるでバントの球のようなボテボテの内野ゴロで進塁させ1アウト2,3塁。

中村、長岡選手に連続死球で、たなぼたの1点

1死満塁でサイスニード選手のゴロの間に1点

 

中村悠平捕手が2度も二塁への盗塁を刺し、流れはヤクルトにありそうでした。

中村強肩で2度刺す出典ヤクルト公式サイト20230525

中村強肩で2度刺す 出典ヤクルト公式サイト2023/05/25

 

8回には2死1,3塁で、加治屋蓮投手がボーク

テイク1ベースで、あっけなく点が入って同点としました。

まるで珍プレーを見ている様で、何が何だかの展開になってしまいました。

 

しかし、その後詰められませんでした。

 

結局延長10回に大量4点を入れられ、勝つことができず、野球の神様は最後に阪神に微笑んでしまいます。

 

大量点を入れられた後の10回裏。

「点差が付いても残ってくれるファンへの感謝」の村上宗隆選手の意地の一発でした。

村上8号ソロ

延長10回8号ソロの村上宗隆選手

完璧でライト上段に着弾。

コメントでは、

最後まで応援してくれるお客さんがいるので集中して打席に入りました

と語っています。

少しは、いやかなりファンの気持ちに応えることができたと思います。

連敗中点差が開いてもなお応援し続けたファンには、最後笑顔が戻りました。

負けて悔しいのですが、スカッとした部分もあり、スッキリとした気持ちで帰途についたと思います。

 

村上選手はこの試合で4打数3安打の猛打賞と、状態が上がってきました。

伊藤投手から2安打の村上選手

伊藤投手から2安打の村上選手

打率を.223に伸ばし、打点が26となりました。

本塁打は1位と1本差に詰めました。

「さぁ、いこうか!」のスイッチが入りつつあります。

 

中日が勝って2.5ゲーム差となり、いよいよ踏ん張りどころ。

4番が爆発できればチームの雰囲気は確実に変わります。

 

今日は広島に移動で、カードが終われば交流戦。

この広島で助走をつけ、交流戦に挑みたいところです。

今日の先発はヤクルトが高梨裕稔投手、広島が黒原拓未投手と発表されています。

高梨裕稔2023 VS 黒原拓未

黒原投手はまだ2年目で、プロ初先発です。

初物に弱いとはいえ、負けるわけにはいかない崖っぷちです。

チーム一丸となって、頑張って欲しいと思います。

 

2023年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集

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延長10回8号ソロを打った村上宗隆選手出典サンスポ撮影・水島啓輔

延長10回8号ソロを打った村上宗隆選手 出典サンスポ撮影・水島啓輔2023/05/25

 

プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年5月25

東京ヤクルトスワローズ   4-7   阪神タイガース 神宮球場
 東京読売ジャイアンツ    5-4  横浜DeNAベイスターズ 東京ドーム
広島東洋カープ       2-8     中日ドラゴンズ マツダスタジアム

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2023年5月25日 試合終了時点

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 阪神 43 28 14 1 .667 0.0
2 DeNA 41 23 17 1 .575 4.0
3 巨人 44 23 21 0 .523 2.0
4 広島 43 21 22 0 .488 1.5
5 ヤクルト 44 17 25 2 .405 3.5
6 中日 43 15 28 0 .349 2.5

 

 

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