11/3　ピンチを凌ぎ廣岡6号・西浦10号の2発で逆転勝利

11月3日

ヤクルトスワローズ　4-1 　阪神タイガース

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	１０	R	H	E
ヤクルト	0	0	0	0	0	0	1	0	0	3	4	11	0
阪神	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1	6	1

攻めあぐんだ感じでしたが､代打が的中しました。

2発が良いところで出て逆転勝でした。。。やっと火曜日勝利！スワホー！

先発高梨裕稔投手。

序盤はストレート､変化球共に良い出来で順調､これならば6回まではを思わせました。

ところが、中盤に入ると制球､切れが落ちピンチを招く事になりました｡

80球当たりを超えると序盤の状態を急激に維持出来なくなり、スタミナ不足が露呈する感じです｡

シーズン最終版で疲れも溜まる時期ですが。。。それ以上に昨年から中盤に極端に威力がなくなる傾向があります｡

今年の課題でもありましたが、完全に解消するまでには至っていません｡

シーズン当初からのローテーションを一年守ったことは大収穫ですが、一段の安定性の為には大きな課題だと思います。

もう、今シーズンは出番がないかな？

一年間お疲れさまでした。

オフに体を鍛えて、来シーズンはさらなる安定の投手力を期待！

6回無死満塁の大ピンチを凌いだ星知弥投手｡

結果的にはここを無得点としたことが、試合の流れを変える事になりました。

勝は付きませんでしたが、実質は勝は星投手とも言える好火消しでした｡

打者3人を、ショートライナー、三振、三振の無失点で抑え切りました。

星投手は良い時と悪い時があり安定しませんが、それでも昨今は良い感じになってき始めたように思います。

次もこの調子で安定感が出れば大収穫なので期待したいところです｡

共に代打で貴重なホームランは、廣岡､西浦選手でした。

廣岡大志選手。

高梨投手の力投に応えることができず、安打7本を打ちながら無得点の打線。

観ながら、「今日も負けかぁ」と思い始めた頃の7回代打廣岡。

打球はセンターに伸びて伸びて、フェンスガード上端に跳ね返り、まさかの6号ホームラン！

一振りで同点となりました！

やはりパンチ力は魅力です｡

7回のことだったので、何とか勝ちパターンの投手をつぎ込めば最悪引き分けることができる、貴重な同点打でした。

その後も両チーム得点なく延長戦へ。

先頭青木選手が四球で出たものの、続く村上、エスコバーと倒れ、「今日の勝ちはないな」と思ったときの代打山田選手が四球で走者が2人。

そこに、現れたのが最後の代打西浦直亨選手。

西浦勝ち越し10号3ラン　出典ヤクルト公式サイト

一気に3点をたたき出した勝ち越しの10号でした。

正直引き分けで良しとした試合を勝ち試合にしてくれました。

廣岡・西浦の両選手は、壺に嵌ればの長打力はあるのですが､選球眼と脆さで安定感(確実性)が乏しく、共にレギラー定着とは行かない状態で足踏みしています｡

今少し確実性が増せば5番候補なので期待したいところです｡

特に廣岡選手はまだ23歳

外野守備を練習して、がむしゃらに生き残る姿勢は好感を持てます。

昨年はエラーが多く、打撃も不安定でしたが、今年は性根が座り始めたように思います。

来年はさらに化けてくれることを期待！

それにしても､、ヤクルト若手はかなり偏った感じがあります｡

西浦､廣岡､濱田､塩見選手など、右のパンチ力を持った選手は多いのですが、左はどちらかと言うとミート型でパンチ力を持った選手が居ません｡

まぁ、村上選手は別格。青木､坂口選手はベテランということで。

左のパンチ力を持った(外野)選手の補強が望まれます｡

さて今日は石川雅規投手と藤浪晋太郎投手の投げ合いです。

これまたタイプが真反対。

どんな試合になるのか楽しみです。

プロ野球セリーグ試合結果　2020年11月3日

阪神タイガース　　　　　1-4 　ヤクルトスワローズ	甲子園球場
中日ドラゴンズ　　　　　　7-5　　横浜DeNAベイスターズ	ナゴヤドーム
広島東洋カープ　　　　　　2-2 読売ジャイアンツ	マツダスタジアム