9月21日 対 中日ドラゴンズ
いざと言う時に頼りになる石川投手の好投がしっかりヤクルトの試合運びを作り、らしく勝ちました。
前日の嫌な負け方で、サイスニードー小川投手が作ったいい流れを壊しましたが、石川投手がしっかり押し返してヤクルトらしい展開の試合を作り、きれいに勝ちました。
これでM4。
少し先が見えたと感じます。
次の初先発の山下投手の負担も少しは軽減できるかと思います。
9/21 中日ドラゴンズ 対 東京ヤクルトスワローズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 6 | 8 | 1 |
中日 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 1 |
・中日本塁打 無し
・ヤクルト本塁打 サンタナ 15号 3ラン(4回)
バッテリー
☆石川雅規、H石山泰稚、清水昇、マクガフ – 内山壮真 | |
★松葉貴大、谷元圭介、藤嶋健人、根尾昂、森博人 – 木下拓哉 |
石川雅規投手。
前回の失敗をしっかり修正してくるところはさすがベテランと思います。
ストライク先行で有利なカウントで打たせて取る多彩な内容と緩急を織り交ぜ、丁寧に試合を運びました。
相手に読ませない投球術はまさに石川投手の世界の感じでした。
6回を投げ切りたいところでしたが、後続がしっかりしていますから早めとも思える交代でした。
高津監督はチームの勝ちを優先したと思います。
悪くとも次にはしっかり修正する、先発としての在り様を他にも示してくれました。
ちょっとしたカンフル剤と思います。
コロナ後で体調万全でない日が続いたと思われますが、ここにきて涼しくもなり元に戻ったようにも見えました。
これで今季6勝目の通算183勝。
一歩一歩ですが、着実に200勝に向かって歩んでいます。
福留、能見選手が今季限りでの退団を発表し、来季の現役NPB選手では最年長となります。
でも、石川投手にはまだヘタリが見えてきません。
年齢的なものはあっても、メンタルや技術が劣っているのではなく、進化し続けているのが凄いところ。
山本昌さんのように50歳まで行けるんじゃないかと期待し応援しています。
石川投手の後続は、石山ー清水ーマクガフ投手でした。
石山泰稚選手は僅差でしたのでホールドが付きました。
清水、マクガフ投手に関しては4点差での登板でしたが、監督は点差は関係なくしっかり勝ちを取りに行きました。
それぞれ点差もあってか余裕の感じでしっかり締めきりました。
打線。
このところ今一つのサンタナ選手。
少しお目覚めかと思います。
ここが打ち出すと大量点が取れますので、最終盤からプレーオフに向かっては朗報です。
3回2失点で暗雲が出始めましたが、4回表にすぐに逆転ができました。
まず先頭の村上宗隆選手がライト前に安打でチャンスメイク。
反撃が開始されました。
このところ振れているオスナ選手が二塁打で、ノーアウト2,3塁と絶好な得点機。
不振のサンタナ選手でしたが、なんとパワーでライトスタンドに15号3ランを放り込みました。
流石なもんです。
打った感じではボールの下を叩いて高く上がってしまい、ライトフライかなと思ったのですが、それが中々失速しません。
あれ?と思う間にスタンドインさせてしまいました。
パワーのなせる業です。
ヒーローインタビューでは、
「感触は良かったです。とにかく外野が捕るな!と思っていました」
と話していますが、スタンドインまでは思っていなかったかと推測します。
4,5,6番で3点でしたから超コスパ。
これがお目覚めのスタートであることを願います。
逆転はしたものの1点差ではまだ心穏やかではありません。
しかし今回はすぐに追加点が入りました。
5回表、先頭塩見選手のファーストゴロをマルティネス選手が後逸し、ライトにコロコロと転がってしまいます。
足の速い塩見選手ですから、なんと二塁に到達してしまいました。
2番にはキブレハン選手。
8月28日に安打を打ってから、まだ8試合21打席ノーヒットでしたから、まただめかと正直期待はしていなかったのですが。。。
二塁打を打ち、打点を挙げました。。。マジですか
これで2点差となり、投手も野手もファンも気持ちが少し落ち着きました。
8回には更にダメ押し2点が入りました。
先頭オスナ選手が四球を選んで出塁。
サンタナ選手ライトに安打し、この試合2安打目となりました。
内山壮真選手、スリーバントでしたが頑張りました。
走者進塁し、長岡秀樹選手に打順が回ります。
得点機にめっぽう強い若燕は、この打席できっちり外野フライを挙げ、1点追加しました。
さらに代打の神様川端慎吾選手登場でファンの誰もが「もう1点入るのでは」と期待しました。
打ったのは大きく弾むボッテボテのピッチャーゴロでしたが、はずみに合わせるのが難しかったのか、取り損ねてヒットになってしまいました。
一軍に昇格後4試合4打席に出ての3安打と、神様復活で、なんと心強い!
代走で出ていた奥村選手が上手く滑り込んで追加点が入り、4点差としました。
代打の神様はしっかりとトドメを刺してくれました。
少し上向いた感じだった山田選手、また一歩後退の感じでなかなか持続しないのが気がかりです。
優勝に向かってのチーム状態をまとめながらの打席ですから、村上選手とはまた違った責任感やプレッシャーがあるかと思います。
涼しくもなってきましたし、思い詰めずパフォーマンスを発揮して欲しいと思います。
村上選手、絶好球を空振りや珍しくボールに手を出すなどと少し焦っているのかなぁ。。。
ちょっとフォームの崩れも感じますので、疲れかな?
それでもヒットが出ました。
気分一新で次には良い笑顔になるように願っています。
また移動して神宮で同じ中日戦です。
先発はヤクルトが山下輝投手、中日高橋宏斗投手です。
VS
期待のルーキー山下投手は、プロ初登板。
イースタンでは直近3試合勝ち投手になっており、出場の機会を得たと思います。
一軍ではどんな投球内容になるのか、楽しみです。
高津監督も、
「もう楽しみしかないね。成功しようが失敗しようが、楽しみにしてます。もちろんいいピッチングしてほしいですけど、どんなピッチングでもここで投げられることはいい経験にして頑張ってほしいですね」
とコメントしています。
「優勝」を一つ脇に置いて、兄ツバメたちが「山下を守り援護する」に徹して打つことがいい結果になるような気がします。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年9月21日
中日ドラゴンズ 2-6 東京ヤクルトスワローズ | バンテリンドーム |
横浜DeNAベイスターズ 1-2 東京読売ジャイアンツ | 横浜スタジアム |
阪神タイガース 4-10 広島東洋カープ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年9月21日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 133 | 75 | 55 | 3 | .577 | M4 | |
2 | 132 | 68 | 62 | 2 | .523 | 7.0 | |
3 | 137 | 66 | 68 | 3 | .493 | 4.0 | |
4 | 139 | 66 | 70 | 3 | .485 | 1.0 | |
5 | 139 | 65 | 71 | 3 | .478 | 1.0 | |
6 | 134 | 60 | 72 | 2 | .455 | 3.0 |
コメント