長い試合でお疲れでしたが、幸いにも日程が空いてゲームはお休み。
さて他は、というところですが阪神、横浜ともに3タテで快調に追ってきます。
昨夜の試合を見ても、ヤクルトに3タテされたはずの横浜は中日相手に3連勝しましたが、さすがに中日は打てなすぎる。
でもその中日を苦手としているヤクルトですから困ったものです。
いよいよ9月となり、高津臣吾監督のいうところの「勝負の月」です。
どのように鞭を入れながら進むのか、興味津々ではあります。
9月は消化試合が多く、日程と場所が不安定です。
選手の疲れがピークになるので、怪我に気を付けなければいけません。
Aクラス3チームの日程と移動に目を向けてみました。
チーム | 試合残 | 日程 |
ヤクルト | 25 | 神宮3―休みー甲子園2ー休みー神宮2ー横浜2ー神宮ー神宮予備ー休みー名古屋2ー甲子園2ー東京ー名古屋ー神宮4ー休みー神宮2ー広島2 |
横浜 | 29 | 広島3ー東京3ー横浜4ー名古屋2ー休みー横浜2ー東京2ー甲子園ー横浜2ー神宮3ー休みー横浜4 |
阪神 | 19 | 甲子園3ー休みー甲子園2ー横浜2ー甲子園4ー休みー横浜ー東京ー甲子園4ー予備日ー広島ー休み3ー神宮2 |
この表中 はホームグラウンドです。
数字は連戦の数で、神宮2とあれば2日続けて神宮と言う意味。
東京は東京ドーム、名古屋はバンテリンドーム、広島はマツダスタジアム、横浜は横浜スタジアムです。
赤線ーは、休みを挟まない遠方への移動なのですが、こう見ますとヤクルトがかなりきついです。
試合数こそ横浜より多く、休みの数も多いのですが、振り子のように移動する日が多く、しかも固まっていて、激疲れしそうです。
横浜は関東近県で腰を据えて戦える機会が多く、休みが少なくても意外に選手の負担は少ないかもしれません。
阪神は残試合が少ないので日程の余裕がありますが、加えて遠方への休みなしの移動が少なく、選手の体力の消耗が少ないと感じます。
この状態でCSに突入した場合、ひょっとして阪神が一番元気になる可能性がアリではと思えてなりません。
ヤクルトは実質16日からの名古屋から25日に神宮が終わるまでが地獄のロードとなり、主力がどこまで体力を維持できるかがカギとなると思います。
高津監督はそれも見据えて打順を入れ替えて試したり、中継ぎの適性を磨いたりしていたのかと思います。
選手を休ませながらシーズンを乗り切らないとCSを戦えないので、
・捕手は中村中心で内山もキッチリ戦える状態
・2番は山崎、青木、キブレハン、中村、宮本も適応
・5~7番を助っ人3人で行く方法と、中村を挟んでいく方法
・青木を先発で使う方法と代打で得点機に合わせて使う方法
・外野守備要員として丸山を新たに起用し、守備固め以外に打線にも厚みを持たせる
・山田の疲れを考慮して、奥村、宮本を待機
・勝利の方程式での石山、田口、木澤
・イニング跨ぎのできる継投陣の育成(大西、久保、田口、木澤)
素人ではこのぐらいしか思いつきませんが、これを今まで試していたのかと思います。
監督の目は優勝に向けられているので、いかにラストスパートを掛けることができるか、逃げ切れるかを考えたオーダーだったりしたものと思われます。
布石を打っていたのですね。
日程以外の「勢い」に焦点を当てて今後を考えてみます。
残り試合少ないところは19試合となっていることから、今 勢いがあるところがCSに残ることになるでしょう。
昨日のゲームなどを見れば、やはり横浜、阪神の勢いは、ほかに比べて一段違う感じです。
ともに投打かみ合っています。
ヤクルトも村上選手の堂々たる3冠ぶり、山田選手の復調、助っ人3人の復調など、勢いが出てきました。
これでABクラスがほぼ決まってきた感じがします。
中日、広島、読売ともに勢いがなく投打かみ合わない状態ですから。
CS1stステージは超短期戦でどう転ぶか分かりません。
投手力となります。
ヤクルトとしては、アドバンテージのある首位通過がやはり理想。
首位通過に向けての高津監督の采配を期待したいと思います。
さて、今日からは中日3連戦です。
予告先発はヤクルトサイスニード投手、中日はエースの大野雄大投手です。
VS
大野投手は村上選手に対し、「チームが勝つなら全打席四球でもやる」と述べており、並々ならぬ闘志を感じます。
足元を掬われないようしっかり勝ち越したいところです。
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