村上ついに150号、最年少記録を塗り替え、チームを勝利に導く

プロ野球・ピッチャー

2022.08.27

8月26日対横浜DeNAベイスターズ

大事な試合、やはり村上選手でした。

8/26　横浜DeNAベイスターズ　対　東京ヤクルトスワローズ　試合結果

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
ヤクルト	0	0	0	0	0	5	1	0	0	6	11	0
横浜	0	0	0	0	0	3	0	0	0	3	7	0

横浜本塁打　　　　戸柱恭孝 3号ソロ（6回）牧秀悟 21号２ラン（6回）
ヤクルト本塁打　　村上宗隆 46号３ラン（6回）オスナ14号２ラン（6回）村上宗隆 47号ソロ（7回）

バッテリー

	☆サイスニード、H石山泰稚、H清水昇、Sマクガフ – 中村悠平
	★大貫晋一、宮國椋丞、三上朋也、中川虎大、坂本裕哉 – 嶺井博希

村上46，47号通算150号151号でチームを勝利に導く　出典ヤクルト公式サイト

先発サイスニード投手。。。好投でした。

重圧が係る中何時になく丁寧に投げた感じで、球威キレもあり安定感がありました。

6回は大きな援護点でここまでの緊張感が少し緩んだ感じです。

ここまでの重圧の疲れもあってか、球威が少し落ちたところを付け入られました。

ホームラン２本だったところが、ある意味良かった感じです。

連打や四球でのタイムリーですと相手のムードはもっと上がったと思います。

サイスニード投手はホームランは付き物ですが、全体としては試合を作ったと思います。

やはり大事な試合、先制を許さないことは重要です。

救援陣、今最も安定している石山ｰ清水ｰマクガフ投手でしっかり締め切りました。

特に復帰後の石山泰稚投手の内容の良さが光ります。

先発降板直後を１奪三振、三者凡退で引き締め、流れをヤクルトに大きく引き寄せました。

清水昇投手。

連投でしたが2奪三振で三者凡退。

すっかりセットアッパーとして落ち着きました。

マクガフ投手。

こちらも連投ですが、クリーンナップを1奪三振の三者凡退でクローズし、32セーブ目。

ここへきてのこの内容は救援陣としては大きな存在です。

打順､いろいろ弄ってきましたが王道に戻した感じです。

やはりプレッシャーが掛かる5番は、重圧に強い青木選手。

これが一番落ち着きます｡

山田哲人選手、最悪状態は少し抜け出た感じもあります。

センターに2安打し、好守もあって少し動ける感じです。

コロナ以後足に来ているイメージでしたが、足が戻れば違ってきます。

まだまだ打撃は良かったり悪かったりですが、まあこれ以上は悪くはならないところ。

村上宗隆選手。

またチームを救いました。

1,2打席で好球を見逃したりして少しおかしい感じがしました。

6回も2,3球目の甘い球をミスショットしたので、調子落ち気味かと一瞬思いましたが杞憂でした。

以降カウントをしっかり整え相手を追い込んで、最後甘いところに誘いこみました。

ボールが可哀そうな感じの弾丸ライナー3ランホームラン。

村上46号3ラン　出典サンスポ　撮影・尾崎修二

見せ場を心得た千両役者でした。

またしても村神様降臨です。

このホームランが46号、通算150号となり、清原さんの持つ最年少記録を更新しました。

つば九郎からは受け取れませんでしたが、ボードが渡されました。

村上通算150号でボードを受け取り挨拶　出典デイリースポーツ

7回もなぜか勝負してくれて、見入られた感じの甘い球が来てしまいました。

もう逃すはずなくホームラン。

今度は弾丸ではなく、滞空時間の長い大きな一発でした。

2ホームランで追撃ムードのベイスターズの勢いを止めたと感じました。

気分的には此れでほぼ決まりのトドメの一発となりました。

これで今季115打点とし、自己最多だった昨季の112打点を更新しました。

打率.298とリーグ1位をキープ。

「本当にいい緊張感で試合ができたし、何か一つスイッチが入ったんじゃないかなと。もっともっと集中して明日からも頑張りたい」とコメントしています。

村上選手の陰に隠れましたが、オスナ選手のホームランも勝利に役立ちました。

何しろ6回裏に戸柱、牧選手がホームランで3点を返してしまったからです。

オスナ選手のホームラン2点がなければ同点になったところでした。

オスナ選手、「打ったのはシュート。村上のホームランにパワーをもらいました。村上ありがとう」というコメントを出しています。

村上選手のホームランでアドレナリンが出て、良い感じに振れたのかもと思います。

本塁打攻勢で勝ちました。

初回のようにミス（盗塁、走塁）が多く、まだチーム状態が上がった感じではありませんが、貴重な勝ちではありました｡

もう一つ勝ってベイスターズの勢いを一旦止めたいところです｡

今日の先発はヤクルト小川泰弘投手、横浜は石田健大投手です。

小川投手、そろそろいい時の姿を見たいものです。

石田投手は先発になった今季はまだ対戦がないようですが、太刀打ちできないほどではないかと思います。

完投型ではないと思いますので、何とか粘って早めに降板させて欲しいと思います。

2022年村上選手全ホームラン軌跡を特集

村上宗隆選手ホームラン記録 2022　46、47号（通算150、151号）を更新中です（こちら）

プロ野球セリーグ試合結果　2022年8月26日

横浜DeNAベイスターズ　　　　3-6　　ヤクルトスワローズ	横浜スタジアム
中日ドラゴンズ　　　　　　　　5-2　　阪神タイガース	バンテリンドーム
広島東洋カープ　　　　　　　　3-4　　東京読売ジャイアンツ	マツダスタジアム