高梨好投7勝目。先発1～6番が全員打点を挙げ繋がりが戻ったいい攻撃で勝利

プロ野球・打線

2022.08.25

8月24日対広島東洋カープ

久しぶりに打線が繋がって得た得点でした。

1～6番がそれぞれ打点を挙げましたし、相手ミスではなくしっかり取れたいい攻撃でした｡

ヤクルトらしい打線の繋がりが戻り、しばらくぶりの余裕の試合運び。

8/24　東京ヤクルトスワローズ　対　広島東洋カープ　試合結果

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
広島	1	0	0	0	1	0	0	0	0	2	6	0
ヤクルト	0	0	1	2	1	2	0	0	X	6	9	0

広島本塁打　　　　西川龍馬 8号ソロ（1回）大盛穂 1号ソロ（5回）

ヤクルト本塁打　　無し

バッテリー

	☆高梨　裕稔、田口　麗斗、石山　泰稚、梅野　雄吾 – 中村　悠平
	★九里亜蓮、フランスア、コルニエル、森浦大輔 – 磯村嘉孝、石原貴規

宮本同点タイムリー二塁打　出典ヤクルト公式サイト

先発高梨裕稔投手｡

ストレートに力があってカーブを有効的に使ういい投球でした。

制球も何時になく安定しました。

四球1が制球の良さを表しています。

必然投球数も少なく7回も行けそうでしたが、点差もあって余力を残しての交代でした。

カーブをうまく使っての緩急あたりは、中村選手のリードも冴えていた感じです。

ホームラン２本、特に5回の１本は反省点ですが、ホームラン以降崩れずしっかり粘れたのは大きなところです。

その点から推測しますと、切り替えが上手くできるようになった感じがします。

この内容ならば安定して勝ちを積み上げれるのですが。。。次回が期待されます｡

点差とゲームの流れからか、救援陣の田口ｰ石山ｰ梅野投手それぞれ持ち味が出ていた内容できっちり締めることができました。

次の試合にも繋がる内容でした｡

田口麗斗投手。

三者凡退できっちり。

石山泰稚投手。

死球で走者を出すも無失点。

梅野雄吾投手。

4球三者凡退で試合をクローズしました。

打線、少し明るくなってきた感じで、それぞれの持ち味が出た試合となりました。

特に3回の粘ってのタイムリーの宮本丈選手の内容は光ります。

初回の失点を2回の同点機に相手の好返球で逃していた3回裏。

山崎選手が安打を打ってチャンスメイク。

3番に入った宮本選手がすぐに一本の長打で返してチームの気持ちを楽にしてくれました。

使えば光る選手なので少し辛抱して使ってほしいところです｡

村上宗隆選手。

これからはこうなるかの4四球（四球ー故意四球ー四球ー故意四球）でした。

なかなかバットを振らせてくれません。

調子を崩す一つの作戦ではありますが、我慢でのタイムリーはさすがといった感じです。

バットを折りながらも球足速く、ライトに転がっていきました。

相手はホームランでなければOKということと思います。

1打点をあげましたが、ホームランなら3打点でした。

もっともこの回塩見選手が安打、山崎選手犠打で1アウト二塁でしたが、代打オスナ選手が四球を選んで塁が埋まりました。

もしもオスナ選手が倒れて一塁が空いていたなら、この打席も敬遠だったかもしれません。

やはり村上選手の前にいかに塁を埋めるかが今後のキーになりそうです。

村上選手、この試合自己キャリアハイの12盗塁目を決めました。

5回裏のこと、四球で出塁しましたが走れる4番なので二塁を盗み、結果二塁打を打ったと同じことになりました。

広島にとっては、先頭に安易に四球を出したことが得点に繋がってしまいます。

この試合6番に下がった山田哲人選手ですが、ライン際にに山田選手らしい二塁打を打ったので生還。

山崎晃大朗選手も良い働きをしました。

3安打、犠打１，打点1、得点1です。

試合後のヒーローインタビューで、

「僕は打つというよりもそういう細かいところを求められてると思うので。なんとかクリーンアップへチャンスメークすることが僕の仕事だと思いますので、その仕事を今日はうまくできたかなと思います」

「スタメン発表されてからやってやるぞという気持ちで食らいついて、スタメンに毎日出続けられるように結果を出さないといけないと思ってますので。今日みたいな結果を続けていくことが大事だと思ってます」

とコメントし、自分のチーム内での立ち位置や役割をよく理解したうえで打席に立っていることが伺えます。

広島九里亜蓮投手。

1回、塩見選手の打球が右手の指に当たるというアクシデントもあってか、制球もキレも今一つでした。

チーム状況から結構無理した感じです。。。酷くなっていなければ良いのですが。

広島はレギュラーが多くコロナ離脱しては、さすがに打線に勢いもありません｡

主力大量離脱の広島には申し訳ありませんが、ここは次も取って3タテしたいところです。

今日のヤクルトの先発は高橋奎二投手、広島野村祐輔投手です。

打線、この調子で。

村上選手、また四球攻めでしょうが、少ないチャンスに打って打率を！

もっとも村上選手は前回（8月11日）に野村投手から2三振していますから、勝負してくるかもしれません。

そうなったときは是非リベンジを！

プロ野球セリーグ試合結果　2022年8月24日

東京ヤクルトスワローズ　　　　6-2　　広島東洋カープ	神宮球場
東京読売ジャイアンツ　　　　　1-4　　中日ドラゴンズ	東京ドーム
阪神タイガース　　　　　　　　0-4　　横浜DeNAベイスターズ	京セラドーム大阪