6月26日 対 東京読売ジャイアンツ
TOKYOシリーズ、お互いに大量点でやりあっての勝負の第三ラウンド。
追いつ追われつの緊迫の接戦で、なかなか面白い試合となりました。
それぞれワンサイドの後だけに、お互い意地を見せる展開でした。
6/26 ヤクルトスワローズ 対 読売ジャイアンツ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
巨人 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 2 | 10 | 14 | 2 |
ヤクルト | 1 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | X | 11 | 14 | 1 |
バッテリー
スアレス、小澤怜史、今野龍太、田口麗斗、☆清水昇、Sマクガフ – 中村悠平 | |
戸郷翔征、今村信貴、H鍬原拓也、高梨雄平、赤星優志、★平内龍太、鍵谷陽平 – 大城卓三 |
先発スアレス投手。
予想通りと言える散々の内容で、制球が高めに集まり、キレ、球威がぼちぼちではこの結果は当然と思います。
球の出所が見やすくタイミングも取りやすいフォームで、たとえは悪いですがほぼバッテイング投手状態でした。
5試合目ですが限界が見えた感じです。
今さら大きく修正できるとも思えませんので、次はあるのか?です。
ただ、スアレス不敗神話は残りました。
不思議な選手です。
ジャイアンツ戸郷翔征投手。
炎天下の力投でしたが、さすがに中4日はきつかった感じでした。
大事な試合と言うこともあってかなり慎重な投球でしたが、逆に投球数が嵩んで苦しく見えました。
守備には足を引っ張られ、ポテンヒットとついてなかった感じです。
ヤクルト投手陣の殊勲者は、支配下登録即一軍初登板の小澤怜史投手。
まだ新しいユニフォームが出来ておらず、育成の背番号014を付けて投げました。
いきなり無死満塁をしっかり無失点にしました。
これで相手の勢いをしっかり止めたことが、逆転を生んだと感じます。
制球が安定して変化球のキレもよく内容的にはいい出来でした。
戦力外ー育成と崖っぷちを経た訳ですから覚悟も並大抵ではない感じです。
まさかの4イニング目は少し制球が甘く入って2本塁打で同点とされましたが、4イニングを投げ切ったところはヤクルトとしてはずいぶん助かったところです。
3イニングと思っていましたが、4イニングも引っ張った監督の意図は判りかねます。
ただ、競争の激しいブルペン陣にあってインパクトは残しました。
間違いなくこの試合の影のヒーローです。
今野投手はこのところ調子が今一つ上がらない感じ。
久しぶりのマクガフ投手も今一つではありましたが粘り切り22セーブ目を挙げました。
清水昇投手が最も好調です。
8回を三者凡退で、キッチリセットアッパーのお仕事をしました。
勝利投手となり、3勝目。
この試合は打線全体が機能して好調。
活躍選手が多くてヒーローが多すぎでチーム状態が良すぎる感じです。
青木宣親選手の調子が本来の物になりつつあるところは今後に明るい材料ですね。
この試合も3安打2打点と、暑さに負けず活躍しました。
長岡秀樹選手。
3カ月70試合も経験してかなりいろいろな経験を積んだと思います。
これを生かしつつあって、バッテイングの精度が上がっている感じです。
2割8分程度打てそうな勢いです。
この試合でも一時逆転の3ランを打ち、計4打点をあげました。
チャンスに強いです。
また、オスナ選手がここの所当たってきています。
前日は9回にホームランを打ちましたが、この試合はなんと4安打1打点の大活躍でした。
塩見泰隆選手も良い働きをしました。
3四球2安打で、全打席出走・・失礼出塁しました。
得点が3ですから、出たら凄い確率でホームに帰っています。
最高の1番打者になりつつあります。
最後に美味しいところを持って行った村上宗隆選手。
期待されたところでしっかりしかも最高の結果を残し、4番の貫禄です。
何しろバックスクリーン中段に着弾する26号特大ホームラン、しかも3ランです。
8回で3点差にしたのは大きかった。
9回ホームラン攻勢でジャイアンツに2点を入れられましたが、逃げ切れました。
ほんと三冠王が現実味を増してきました。
このカード最後まで村神様が降臨中。
大敗の後、序盤の展開は負けゲームでしたが、しっかり逆転で勝ち切りました。
強さとしぶとさが益々増してきて、このまま突っ走る感じです。
この試合の記録は、全11球団連続カード勝ち越しで、NPB史上初となりました。
また、12カード連続の勝ち越しを決め貯金24となり、ファンの自分も引くぐらいの強さです。
2022年村上選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2022 26号(通算130号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年6月26日
東京ヤクルトスワローズ 11-10 東京読売ジャイアンツ | 神宮球場 |
横浜DeNAベイスターズ 3-4 広島東洋カープ | 横浜スタジアム |
阪神タイガース 6-5 中日ドラゴンズ | 甲子園球場 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年6月26日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 71 | 47 | 23 | 1 | .671 | 0.0 | |
2 | 76 | 39 | 37 | 0 | .513 | 11.0 | |
3 | 73 | 35 | 35 | 3 | .500 | 1.0 | |
4 | 74 | 34 | 38 | 2 | .472 | 2.0 | |
5 | 67 | 29 | 38 | 0 | .433 | 2.5 | |
6 | 71 | 30 | 41 | 0 | .423 | 1.0 |
コメント