6月11日 対 ソフトバンクホークス
4番の力が交流戦優勝を引き寄せました。
よほど地元九州の空気が合っているのか、村上選手の独り舞台の感じの勝ち方でした。
とはいえ、満塁に繋いだチーム力や完璧な継投リレー無しには果たせない「チーム一丸の勝利」でした。
6/11 福岡ソフトバンクホークス 対 ヤクルトスワローズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 7 | 13 | 0 |
SB | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 8 | 1 |
バッテリー
スアレス、☆梅野雄吾、Hコール、H今野龍太、Sマクガフ – 内山壮真 | |
大関友久、★津森宥紀、嘉弥真新也、椎野新、松本裕樹、高橋礼 – 渡邉陸、甲斐拓也 |
求められるところでしっかり結果を出す、交流戦好調の4番村上宗隆の仕事でした。
ずっと九州で試合をしたくなるのではと思ってしまう好調ぶりです。
まずは18号。
3点差とされたところでの2ランでした。
先発大関投手から真ん中高め145Kmの直球を流し打って左翼テラス席に運びます。
これで再び1点差に詰め寄りました。
続く6回、打線が繋がります。
長岡秀樹選手が安打。
続く塩見泰隆選手、山崎晃大朗選手も安打。
2死満塁で、継投嘉弥真投手の内角低め130Kmスライダーをすくって、今度は右翼テラス席に運びました。
今季3度目のグランドスラムです。
直前、満塁で最後ど真ん中を空振りで、何時にない表情を浮かべた山田選手。
満塁弾の後ベンチで交わした抱擁は中心打者同士の責任と重みを感じさせ、お互いの絆を感じさせました。
村上選手、この試合も3安打でついに3割に乗せました。
村神様降臨中です。
現時点本塁打19本1位、打点53で1位ですから、3冠王も視野に入っていきそうです。
ヤクルト先発スアレス投手。
この試合も初回に一発くらいました。
3試合も続くとやはり問題ですね。
以降の投球内容と特に大きく変わるわけでも無いので、如何にも不思議なところです。
2回目以降と少し違うのは、立ち上がり自分のテンポに乗り切れずリズムが悪いのかもしれません。
総じて高めに浮く傾向で、制球がアバウトでタイミングを外して行く投球スタイルですから、5回を3失点予定の投球と思います。
ローテーションの軸と言うより、間を埋める(ローテーションを回す)立ち位置と思います。
継投陣に負担がかかる投手ということになります。
ヤクルト継投陣は好調ですので、この試合のように「負けないけど勝ちは付かない」結果の投手となってしまいます。
この試合2番手は久方ぶりの梅野雄吾投手。
ラッキーに勝ちが付きましたが、充実の継投陣にあっては見劣りがする内容と感じました。
以降のコール、今野、マクガフ投手の内容とは歴然とした違いがありました。
まぁ、比べる相手が悪いかもですが。
パワーピッチャーから変化球投手に変った感じで、以前とは印象が全く違います。
久しぶりなのか制球もかなり悪く、意図したところへなかなか投げ切れていませんでした。
ボール球に手を出してくれた相手に助けられた感じです。
一軍昇格ご最初の登板で、緊張もあったのでしょうね。
高津監督は「自信を持って代えられる。どのメンバーを投げさせても、しっかり期待に応えてくれている」と評価していますが、親心でしょうか。
打線、前日のベテラン陣はお休み。
下位は若手中心でしたが総じて良い状態ではあります。
打てなくとも内山、奥村、長岡選手が守備では良い守りを見せています。
特に内山壮真選手は、周東選手の盗塁を刺しました。
これは痛快!
選手が変わっても力、内容が落ちない強さを感じます。
仕上げは3連勝でリーグ戦に向けて良い形で終わりたいところです。
ヤクルト先発高橋奎二投手、ソフトバンクは和田毅投手です。
VS
先日石川投手が交流戦27勝で記録を更新しましたが、26勝で2位に付けているのが和田投手です。
ここは何とか食い止めて、石川投手の名誉を守りたいところ。
高橋投手は力まなければ何とかしてくれると思うのですが。。。
九州の空気も最終日。
村上選手には公式戦に勢いをつける意味でもここを頑張って欲しいと思います。
2022年村上選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2022 18・19号(通算122・123号)を更新中です(こちら)
プロ野球 交流戦 試合結果 2022年6月11日
福岡ソフトバンクホークス 4-7 東京ヤクルトスワローズ | PayPayドーム |
北海道日本ハムファイターズ 10-0 中日ドラゴンズ | 札幌ドーム |
東北楽天ゴールデンイーグルス 8-1 東京読売ジャイアンツ | 楽天生命パーク |
埼玉西武ライオンズ 2-1 広島東洋カープ | ベルーナドーム |
千葉ロッテマリーンズ 1-2 横浜DeNAベイスターズ | zozoマリンスタジアム |
オリックス・バファローズ 2-3 阪神タイガース | 京セラドーム大阪 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年6月11日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 61 | 39 | 21 | 1 | .650 | 0.0 | |
2 | 66 | 36 | 30 | 0 | .545 | 6.0 | |
3 | 63 | 30 | 31 | 2 | .492 | 3.5 | |
4 | 57 | 26 | 31 | 0 | .456 | 2.0 | |
5 | 64 | 28 | 35 | 1 | .444 | 1.0 | |
6 | 61 | 27 | 34 | 0 | .443 | 0.0 |
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