4/10 読売ジャイアンツ対ヤクルトスワローズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 |
巨人 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 |
バッテリー
☆高橋奎二 – 古賀優大 | |
★赤星優志、今村信貴 – 小林誠司、大城卓三 |
4月10日 対 読売ジャイアンツ
高橋奎二投手の日でした。
力強く完投ですから、完全にエースと言える快投でした。
立ち上がりは意識が強すぎた感じもあって、制球、球の伸びも今一つでした。
が、徐々に調子が上がって来るあたりは、完投型の投手の特徴とも感じます。
調子がまだ出ない所でも大きな失点をしないことも大切な要素です。
この試合ストライクを取りに行って丸選手に一発浴びましたが、引きずらずに抑えることができました。
昨年終盤から「ピンチでも慌てず力まず」ができて大崩れせず安定感が出ています。
力の入れどころも上手くコントロールして、後半に球威がまったく衰えないところもエースの投球内容です。
7回の打席も得点機にファウルで粘って相手のミスを引き出した感じで、見るものにも打席での気迫が伝わってくる素晴らしいものでした。
チームを鼓舞するような内容は、やはりエースの一つの要素です。
試合後のインタビューでは、
「序盤は緊張して思い通りに投げられなかった。古賀がうまいことリードしてくれて完投できました。最後は気合で投げました」
「9番目のバッターなので、なんとか1点ほしかったので粘りました」
「まだ始まったばかりですけど、ここから勝ち星をいっぱい挙げられるように頑張ります。応援よろしくお願いします」
などとコメントしました。
高津監督も、
「尻上がりにスピードも出てきましたし、制球も定まってきたので、きょうはもう奎二の日だと思いました。勝ち越した時点で、いけるところまで、最後までいってほしいなと思っていました」
とコメントし、投手出身らしい判断をしたことを感じました。
山田哲人選手が良いところで上手いバッテイングで、打ちあぐんでいた局面を打開したところはさすがです。
ただ、投打活躍の高橋投手の活躍には少し霞んでしまった感じです。
もっともこの一打で同点にしたことは高橋投手の投球に勢いをもたらした物です。
前日に続いて「初物に弱い」が出ていただけに大きな一打でした。
「打ったのはフォークです。コントロールの良い投手なので強引にいかず、コンタクトする気持ちでチャンスメイクしようと思いました。良い角度で飛んでくれました」とコメント。
ベテランらしい分析と技術が生んだホームランと言えそうです。
この三連戦勝ち越したことも大きいですが、チームの雰囲気も上がる内容で締めくくれたことは今後に期待ができます。
次は1日置いて好調広島。
ここでさらに勢いを取り戻したいところです。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年4月10日
東京読売ジャイアンツ 1-2 東京ヤクルトスワローズ | 東京ドーム |
阪神タイガース 0-1 広島東洋カープ | 甲子園 |
横浜DeNAベイスターズ 中止 中日ドラゴンズ | 横浜スタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年4月10日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 15 | 10 | 4 | 1 | .714 | 0.0 | |
2 | 15 | 10 | 5 | 0 | .667 | 0.5 | |
3 | 14 | 7 | 7 | 0 | .500 | 2.5 | |
4 | 12 | 6 | 6 | 0 | .500 | 0.0 | |
5 | 10 | 5 | 5 | 0 | .500 | 0.0 | |
6 | 14 | 1 | 12 | 1 | .077 | 5.5 |
山田哲人4号
山田選手が同点となる4号を放ち、現時点でのリーグ本塁打1位に並びました。
打った投手 | 赤星優志(右投) |
打った球種 | 内角137Kmフォークボール |
打った方向 | 左翼へライナー |
ホームランによる打点 | 1 |
試合の勝敗 | 勝利(高橋奎二完投で2勝目) |
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