2/27 ヤクルト阪神オープン戦 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
阪神 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 3 | 9 | 10 | 3 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 14 | 1 |
バッテリー
奥川恭伸、小澤怜史、★丸山翔大、木澤尚文、星知弥 – 古賀優大、中村悠平 | |
藤浪晋太郎、及川雅貴、馬場皐輔、小野泰己、☆伊藤将司、湯浅京己、石井大智 – 坂本誠志郎、長坂拳弥 |
オープン戦2戦目は同じリーグで開幕戦相手の阪神タイガース。
相手の調整具合も気になるところです。
昨年はいきなりの三タテ食らいましたから。。。思い出すも悔しい経験です。
前日とは違いレギュラー陣は観戦に回った感じです。
眼慣らしでオスナ、サンタナ、村上選手は出場でしたがこの時期のオープン戦らしく一軍狙いの選手のアピール機会中心でした。
先発奥川恭伸投手。
先日の練習試合はらしくない制球で、まあ散々でしたが、さすがに調子を順当にあげてきました。
しっかりと「標準は開幕」の調整の感じでした。
前回の投球でもあまり心配の声はありませんでしたが、あまり飛ばしすぎずの3年目とは思えないほど余裕を感じます。
玄人が唸る配球やかわし方などが垣間見られ、成長に目を細めてしまいます。
まずは一安心といったところでしょうか。
投手陣のアピール組。
結果が残せたのは小澤怜史投手でした。
2回を投げ、1安打4奪三振1四球と好投。
打者は、マルテ(四球)、大山(三振)、佐藤輝(二塁打)ロハス(三振)、江越(三振)、坂本(中飛)、小幡(三振)、島田(中飛)
ほぼ一軍の選手に対して、あっぱれの投球でした。
このところ充実度が増している投手陣に食い込むのは容易ではありませんが、まずは支配下に一歩近づく内容でした。
ランナーを背負ってからの投球も落ち着いて自分の持ち味を出せた感じです。
再度オープン戦で試されると思いますが、勝負の時と思います。
対して丸山、木澤投手は課題が多い感じでした。
丸山投手。
少し変則的な投げ方ですが、如何せんランナーを背負っての投球になるとクイック対応の投球とならざるを得ず、フォームが乱れて球威減少となってしまう難しさがあります。
セットでの投球に更なる工夫が必要な段階です。
期待されながら中々結果が出ない木澤投手。
この試合も今までとあまり代り映えのしない内容で、全体の組み立てが出来ない投球でした。
昨年よりは制球は少し向上した感じですが総じて特徴の無い投球で、メリハリがついていないように思いました。
まだ道遠しの感じです。
野手アピール組、徐々に結果を出せています。
内山壮真選手の打撃が光ります。
この先のオープン戦、一線級の投手がでてくる後半にどこまで今の打撃が出来るか注目です。
代走や守備には時々出ていましたが、未だ快音が聞かれない並木秀尊選手。
センターオーバーのヒットを打ちました。
深いところとはいえ、センターなので二塁打と思いきや、サードに到達してしまいました。
今更ながら足が速いのは見ている方も楽しくなります。
結局それが得点に結びつきましたから、今後も期待してしまいます。
また、練習試合で脳震盪を起こし心配された丸山和郁選手が試合最終の守備に就きました。
大事に至らずで良かったと思います。
これを機と考え、走塁論や走塁技術を学び今後に生かしてほしいと願います。
試合は負けてしまいましたが、随所に得るものがありました。
いよいよ3月からは沖縄を離れ、それぞれのホームグランドでの対決となりますが、なんと最初は北海道です。
新庄監督率いる日本ハムとやるわけですが、気温差が半端なさそうで健康管理が重要。
たとえドームと言えど冷え冷えしていると思います。
試合的には新庄采配が見れるのは興味津々なところ。
ヤクルト底上げ組がどこまで食い込めるか楽しみです。
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