菅野緊急降板。救援陣を崩しての逆転勝利で連敗脱出。金久保3勝でヤクルト勝ち頭に

5月7日  対 東京読売ジャイアンツ

	スアレス、梅野雄吾、☆金久保優斗、Hマクガフ、S石山泰稚 – 中村悠平
	菅野智之、H野上亮磨、★中川皓太、桜井俊貴、大江竜聖、井納翔一 – 大城卓三、炭谷銀仁朗

野球は何があるかわからないもんです。

菅野投手相手では完投されてしまうかも。。。が、まさかの展開になりました。

難敵菅野智之投手の思いがけないアクシデント降板があり、予定外のリレーとなったジャイアンツ投手陣。

ヤクルトは救援切り札の中川投手を崩して逆転勝！

予想外の試合展開となりました。

後ろが手薄になっているジャイアンツの、切り札的中川投手からの逆転の意味は大きいものがあります｡

菅野投手についての球団の発表では右ひじの違和感ということですが、状態如何では盤石を誇ったジャイアンツ投手陣に大きな影が差します｡

先発スアレス投手。

力み過ぎか(?)初回高めに浮いた高目の甘い球を坂本勇人選手、ウイラー選手に連続ホームラン。

以降も制球定まらず結局2回2/3で降板と、全く先発の役目を果たせませんでした｡

元々かなり問題の制球が全くの感じですし、球威もなくては勝負になりません。

相手投手を考えれば3点は限界の内容でした。

かなり信頼が無くなる内容で､予測したのか今回は早々に2番手梅野雄吾投手への継投でした｡

このところ炎上もある梅野投手ですが、今回はしっかり抑え切りました。

ここを抑えたのは大きかったと思います。

試合が変則で間隔が空く日程を考えてか､第二先発的な起用で金久保投手が3番手で登板｡

なんとなくスアレス投手をオープナー的に考えたとも思えます｡

金久保投手 安定した内容で追加点を許さず、塩見選手のタイムリーでの追い上げムードを壊さず良い流れを作りました｡

特に7回裏、先頭にヒットで代走(増田選手)、代打の松原選手という足のある所をダブルプレーで上手く切り抜けたのが良かった。

8回表の逆転への流れを引き込んだ感じでした｡

これで金久保投手は3勝を挙げ、ヤクルトの勝ち頭となりました。

ジャイアンツは2点差とされたところでしたので、抑えて反撃ムードを断つ意味で切り札中川投手でしたが、何時もの出来ではありませんでした｡

まず、塩見泰隆選手の4号ホームランで口火が切られました。

その後内山壮真選手が四球を選んだのですが、一発で終わらせない良いつなぎでした｡

2アウトから山田哲人選手以下の4連打。

それぞれ繋ぐ意識が高いヒットと感じました｡

山田・右安、村上・左安、オスナ・左安、青木・遊安

止めたバットでしたが青木宣親選手の当たりは気持ちが現れた感じでした｡

青木選手は徐々に調子が戻りつつあるバットスイングでここが戻ると更に良い繋がりの打線になるので期待が膨らみます。

光ったのが、ジャイアンツ投手陣がかなり浮足立って無警戒のところでの村上選手の3盗｡

これが青木選手のタイムリー内野安打での貴重な追加点を演出しました。

走る4番。。。細かな所をしっかりやるところが光ります｡

坂本選手に2本目で詰め寄られたところで、貴重な一発の4号ホームランサンタナ選手｡

此れで石山投手がかなり楽に最後を締めることができました｡

サンタナ選手は、いささか心許ない守備ですが、7番でこの長打力は効きます｡

相手のアクシデントにつけ込んだ感じですが、此れで5月初めの悪くなったムードを払拭した勝利となりました。

後は先発陣が踏ん張れば、結構良いところに位置できる感じがしてきました。。。ムフフ

その先発陣。

明日はいよいよサイスニード投手が来日初先発です。

来日が遅れ、二軍での調整を経ての初登板。

どんな投球を見せてくれるのか。。期待と不安

プロ野球 セリーグ 試合結果　2021年5月7日

プロ野球 セリーグ 順位表 　2021年5月7日試合終了時点

順位	チーム	試合	勝	敗	分	勝率	ゲーム差
1		33	22	10	1	.688	0.0
2		35	18	12	5	.600	3.0
3		33	15	13	5	.536	2.0
4		34	13	17	4	.433	3.0
5		34	13	18	3	.419	0.5
6		37	11	22	4	.333	3.0