早いもので、今日は大晦日です。
一年色々あり、プロ野球にとっても試練の年だったと思います。
そのシーズンがオフとなり、戦力外通告をされた選手たちは新しい人生を歩み始めました。
球団は常に勝利に向かって行動します。
その時のフロントの来季構想から外れると戦力外を通告され、退団を余儀なくされる厳しい世界です。
ファンの目から見ると、「なんでこの選手を切るのか」と、憤りを感じたり、「なんでその選手やコーチが残るのか」と正直勝手にぼやいたりします。
今年の戦力外通告者のうち、上田剛史選手と近藤一樹選手については物議を醸しました。
個人的にも、この2名に関しては
「え? なんで戦力外」と思ったものです。
結果上田選手は引退の道を選び、持ち前のエンターテイメント性や人脈を活用し、ツイッター、インスタ、YouTubeなどで発信を始めました。
惜しまれての引退だったので、ファンはすぐフォローし、今後成功するように思います。
そんな中、近藤選手は現役を模索していました。
トライアウトにも参加して、衰えの無い投球をしましたが、年齢もありNPBからは声がかからなかったのがとても残念に思っていました。
しかし、今朝「近藤一樹投手が四国IL・香川で現役続行」のニュースが流れ一安心。
年内に決まってよかったと思います。
四国IL・香川で現役続行することに関しては、投手コーチも兼任ということです。
「選手としてはもちろん、指導経験がない中で兼任のオファーをいただき感謝しています」とのコメントが入っていました。
現実的に、石川選手のように40歳を過ぎてもNPB第一線で通用する投手はかなり希なことです。
37歳というと、当然引退も視野に入れなくてはなりません。
その後をどうするか。
解説者としてやっていく才能がある場合はそうするでしょう。
監督やコーチ、球団スタッフとして野球とかかわっていたいと思う人も多くいると思います。が、すべての引退選手にそのオファーが来るとは限りません。
今回現役続行をしながら、コーチ経験ができるのは願ってもないチャンスと思います。
それがたとえ独立リーグだったとしても、成績によっては今後NPBのコーチに招聘されたり、アマチュアの指導員になったりと、経験が生きる可能性があります。
もちろん報酬はがくんと落ちるでしょうが、いずれ引退するのですから、今後の道が見えたと言えると思います。
ともかく良かった。
年越しができますね。
これで、プロ野球の元近鉄戦士は、坂口智隆選手一人になりました。
今年の走る姿を見ますと、まだまだ飛ばして行けそうです。

坂口一時逆転の9号2ラン 出典ヤクルト公式サイト
今日で1年が終わります。
つたないブログをお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
来年こそはスワローズが高く羽ばたくものと期待し、引き続き応援したいと思います。
では、皆さま、良いお年を。
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