いよいよ開幕です。
6月19日 2020年の開幕試合 は、ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ。
ヤクルトスワローズ 7-9 中日ドラゴンズ
ヤクルト 17安打、中日 18安打 と開幕戦としては珍しい打撃戦でした。
いきなり5時間弱ゲーム、終わったのがほぼ23時と初戦からハードでした。
雨の影響もあってか投手陣が制球に苦労した結果かもしれません。
通常ならば開幕時期は 投手の仕上がりの方が早く優位ですが、今年は3ヶ月ずれて 暖かくなっての開幕です。
この辺りも関係あるかも・・・
ヤクルト 先発石川雅規投手。
少し制球に苦労した感はありましたが、さすが超?ベテラン
土砂降りでも5回3失点と試合はきっちり作ってくれました。
コントロール技術で押していくタイプなので、あの雨はきつかったと思いますが、さすがでした。
2番手、長谷川宙輝投手。
公式戦初登板の緊張と雨の悪条件で、何時もの感じではありませんでした。
が、それでも雨の影響でのダブルプレー崩れでの1失点ですから OKといったところだと思います。
これからも、一軍のマウンドを経験して大きく伸びてほしいと思います。
最大の誤算は梅野雄吾投手。
昨年の悪いパターンそのままに、打たれ出すと力身先行でドタバタ。
ここのメンタル面が治せないと、常に爆弾を背負ってる感じがします。
特に中軸に弱いようなので、良い意味でかわす上手さも必要かな。
マクガフ投手、石山泰雅投手は 安定感十分。
安心してみていられます。
9回で終われなかったのが残念!
延長で今野龍太投手。
梅野投手の誤算で一枚足りなくなって、正直役割違いの登板でした。
マクガフ、石山投手の後では経験・力不足は否めず、延長10回ついにヤクルトの投手陣は力尽きます。
ベンチの控え投手をすべて使い切り、総力戦となりました。
さて、打線ですが、取られたら取り返すを繰り返し、中盤まではいい感じでした。
「去年とは少し違うぞ」と手ごたえを感じました。
コンデション不良から復帰の塩見泰隆選手。
打線のつながりを断つブレーキとなってしまいました。
左の大野投手先発での起用かもしれませんが、どうだったのかちょっと疑問(まあ結果論ですが)
4番 の村上宗隆選手。
いい感じのタイムリー2本での2打点で役割は果たせました。
サード守備もいい感じで、難しいゴロを上手く処理。
本人、嬉しそうだったなぁ。。。
今回はサード、ファースト、サードと移りましたが、このようにどちらでも使えると内野の守備構成に柔軟性ができ、臨機応変の対応が可能になります。
10回裏、最後の2死満塁で見せ場がやってきます。
2点差で迎える2死満塁、バッターは4番村上!
5時間弱ものゲームなら、飽きて眠くなりそうなものですが、最後のクライマックスに、眠さを忘れて見入ってしまいました。
結果は、中日クローザー岡田投手の貫禄勝で終わりましたが、見ごたえがあり、プロ野球の面白さを堪能した感じです。
中日は、クリンナップ3人が 3安打ずつと強力な印象。
この調子だと脅威ですね。
兎にも角にも まずは始まりました。
無観客でも、プロ野球は面白い!
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