2020年 今年のヤクルトを思う 奥川をストラスバーグのように育てられるのなら

2019年末までに、ドラフト・FA・契約更改と進み、各チームの陣容も、ほぼ固まった感じです。

さてヤクルト、何度も言いますが、最大の重点である「投手陣の補強」には物足りなさが否めません。

奥川恭伸投手などそれなりに期待出来る選手は取れていますが、如何せん未知数過度の期待は逆に大成を妨げる結果になりかねません。

チーム事情が厳しいと特定の投手に過度の負担がかかる傾向が強く出ます。

それが、「投手寿命を短くしてしまう過ち」となります。

過去にも多くあり(特に良い素材は頼られがち)、ヤクルトもこの過ちを犯しています。

記憶に新しいところでは、かつて161キロを記録した右腕の由規よしのり)選手でしょうか。

由規選手は仙台育英高時代、夏の甲子園をわかせ、唐川侑己(千葉・成田高―ロッテ)、中田翔(大阪桐蔭高―日本ハム)とともに「ビッグ3」と騒がれた投手です。

2007年秋の高校生ドラフトでは5球団の競合の末、1巡目でヤクルト入りしました。

10年8月には当時、日本選手最速となる161キロをマークしましたが、11年に右肩を痛めて、12年から4シーズンは1軍登板がなく、1軍に入ってもまた肩を壊し、最終的に戦力外となってしまいました。

現在は楽天という新天地で、頑張っているのが救いでしょうか。

話は別ですが、2019年のワールドチャンピオンである、ナショナルズのエース ストラスバーグ

鳴り物入りで(ドラフト全体1位指名)で入りました。

チームが苦しくとも、決して初年度からの無理はさせず、長期プランで育成をします。

契約にも投球回数の上限設定などを明記し、それを守り大切に育てていました。

彼の成績は、メジャー10年間で112勝58敗、防御率が3.17、今期18勝6敗です。

ワールドシリーズでの活躍も素晴らしく、優勝に貢献しMVPを受賞しました。

2019年末には、FAを獲得しましたが、7年270億円で残留を決めました。

驚くべきはその内容で、契約破棄条項やオプション条項が付帯せず、ノートレード条項が組み込まれた契約だそうです。

彼を大切に育て、結果に満足し、これからも大切にしていくという内容ですね。

今後もナショナルズ生え抜きピッチャーとして活躍することでしょう。

日本は、この様なチーム統括をする役割が無く、そろそろ考える時期だと思います。

チーム統括をする役割の人間が、長期目線でチーム作りをする。そのための短期問題をクリアしていく。

奥川投手をストラスバーグのように育てられるのなら、未来が開けると思うのですが。。。