11月12日 プレミア12 スーパーラウンド
第2戦 対アメリカ。 東京ドーム。
点差は惜敗ですが、それ以上に実際はアメリカペースの試合で、隠れていた問題が鮮明になった感じです。
今までは序盤にリードを許しても僅差で特に終盤は得点を許さず逆転の展開でした。
これが、日本の勝パターンともいえる形となっていました。
ですが、今回はそうは行かず、得点を取ってもすぐ離される展開でした。
日本の勝ちパターンは、言わば投手陣が僅差を支え流れを引き寄せる形です。
これが崩れると、打線が不調で得点力が落ちている今の状況では逆転するだけの力が無い状態となってしまったのが、今回のアメリカ戦でした。
当然短期シリーズで、相手投手も初めての顔合わせの国際試合です。
打ち難くさが在るのは当然で、此処での対応力が問われます。
実際、この試合も得点がらみは鈴木誠也ー浅村栄斗選手でほぼ全て。
打線に繋がりは無く、ヒットが出ているのは、丸選手、外崎選手だけです。
確かに鈴木誠也選手はしっかりと4番の役目を果たしていますが、1~3番が塁に出て鈴木選手が得点につなげるのが理想です。
それなのに、鈴木選手が出て浅村選手が得点にするケースが多く、その後の打線が続いてきません。
一方アメリカは、余り見たことの無い筈のアンダースロ―(高橋礼投手)にもきっちり対応してきました。
分析が十分の感じでした。
チーム打率も3割近くです。
メキシコ、韓国に負けたチームには見えませんでした。
これからメジャー登録を目指す若手中心ですから、「ここでの実績も重要」です。
言わば懸命の若手アメリカと、対して実績は十分で、悪い表現では「ここの結果は重きを置かれない」日本メンバー。
やる気は十分あっても、チョットした気持ちの違いが出ているのかも知れません。
メンタルは大きいですから。。。
さて、正念場のメキシコ 戦。
ここで負けるとかなり優勝は遠のきます。
幸か不幸か韓国も1敗となり、無敗はメキシコだけになりました。
今夜もプレミア12、観戦することにしましょう。
メキシコにも、1敗を付けたいものです。
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