飛ぶボール
2013年、球場で使われるボールの反発係数を、秘密裏に高くしていたことが発覚し、コミッショナーが辞任するという一幕がありました。
翌年2014年の4月、NPBの抜き打ち検査で、反発係数が規定より高かった球場がほとんどだったとして、公表に踏み切り、厳重な注意がなされました。
統一球の反発係数の規定の推移ですが、2014年1月20日までは、「0.4134~0.4374」、以降15年までが「0.4034~0.4234」、そして「0.4134が目標」となって上限、下限が外されました。
今年になって、ホームランの数が激増し、またまた「飛びボール疑惑」が飛び交っています。
最近のボールは飛ぶようになった?
全て同じはなく 必ずバラツキはある訳で、規格内で 中心値を何処に持ってくるかが問題でしょうけど
一般人の我々では、実際過去に比べ中心値をどう動かしたかは知る由もありません。
今はミズノの統一球になっていますから、ミズノがどうやっているのか、知りたくはあります。
ただ、ボールだけの単純な問題だけではないかも。
筋力トレーニング、バット、補助具(手袋など)の改良もあり、ボールは同じでも飛びやすくはなっているかもしれませんね。
興行的には 投手戦より打撃戦を好み、逆転などが多くなった方が よりスリリングになります。
そうなると、観客に好まれる(指向にあっている)方向に持っていきたい。
各メーカーのしのぎあいなのでしょうか。
ピッチャーの立場になると「どのコーナーに投げても、当たれば飛ぶ」という辛い状況なわけで、球威、制球のグレードを上げても、ある意味限界があるのかもと思います。
ましてや、球威、制球が今一の場合は。。。
さて、今夜は阪神戦です。
予告先発は、ヤクルトがブキャナン、阪神がガルシアの両助っ人対決。
このところ、ブキャナン投手の成績が振るいません。
今日こそ、勝利を手にしてほしいと思います。
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