10月27日 日本シリーズ2022 第5戦 対 オリックス・バッファローズ
またやっちゃいましたの逆転負けです。
10/27 オリックス・バファローズ 対 東京ヤクルトスワローズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 | 12 | 1 |
ORIX | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3X | 6 | 11 | 1 |
・オリックス本塁打 吉田正尚 1号 ソロ(5回) 吉田正尚 2号 2ラン(9回)
・ヤクルト本塁打 サンタナ 1号 ソロ(2回)
バッテリー
★山下輝、H石山泰稚、H清水昇、マクガフ – 中村悠平 | |
田嶋大樹、H比嘉幹貴、近藤大亮、阿部翔太、平野佳寿、☆ワゲスパック – 若月健矢 |
この試合の先発は山下輝投手でした。
どこまでやれるかかなり未知数(不安)で正直分が悪い感じでした。
しかしルーキーとしては緊張感の中でかなり頑張ったと感心。
ランナーを背負った時の投球や、変化球のキレ、精度、ストレートの威力、緩急など課題山積ですが、5回3失点は想定内で上出来とも言えます。
ただ打たせて取るタイプですから、軸になるにはいささか物足りない力と感じました。
山積した課題は多いのですが、ルーキーの内にそれが見え、自覚できたのは大きな一歩です。
この試合は試合を壊さず逆転の下地まで持っていきましたから、ベンチの期待以上だったのではないでしょうか。
2番手の石山泰稚投手。
無失点で済んだのが好運と感じてしまいました。
兎に角制球が全くでほぼ意図したところには行かない危なっかしさ。
逆に大荒れで救われたともいえます。
不安いっぱいでこの先の起用が難しい感じです。
きついところを2イニングしっかり抑えた清水昇投手が光りました。
これで勝ちの流れを作ったのですが努力は報われませんでした。
マクガフ投手。
またやらかしちゃいました。
私の記憶では、悪いときは「先頭打者にストライクを取れず」から始まります。
この試合、先頭の内容で不安いっぱい。
何しろ9番代打の安達選手に四球を出したところから始まってしまいました。
定石通り1番福田選手がバントで走者二塁。
続く2番西野選手の強い投手への内野安打で1点が入って同点。
一塁送球ミスをしてしまい、走者が残ったので、また心配。
3番の中川選手を三振に獲って2アウトとしたものの、4番吉田選手にサヨナラをされてしまいました。
心配は現実のものとなりました。
終盤戦ではこのパターンで結構な確率でセーブを失敗しています。
今季の前半がピークで徐々に力が落ちている感じがします。
それほど酷使されているわけではありませんので、ピークを過ぎた感じがしてなりません。
もともと絶対的なクローザーではなく、ある程度失点するタイプですが、多くのクローザーが2~3年で調子を狂わせることが多いことを考えても4年目。。。そろそろとも感じます。
今季を頑張ってくれたマクガフ投手ですから文句は言えませんが、来季のクローザー問題が出てきたように思います。
打線。
主軸の山田、村上選手が好機に打てていませんので苦しくなります。
村神対策には恐れ入りましたの感じで、困ったものです。
青木宣親選手が一番元気!
久しぶりに2番を打ち、3安打1打点の大活躍でした。
ベンチに戻っても大きな声で鼓舞し、流石永久キャプテン。
大舞台で頼りになります。
サンタナ選手にホームランが出ました。
やっととも思いますが、チャンスの時にはことごとく凡退しますので、そこを何とかという思いになります。
これで2勝2敗1分けとなりタイですが、吉田選手を起こしてしまってオリックスのムードが上がりました。
オリックスが少し優位になった感じです。
次は神宮で。
山本投手が出てくるとは考えにくく、オリックスは誰を投入するのか。。。
山﨑福也投手を中5日で前倒しすると考えられますが。。。
オリックスは先発登録を5人に絞っていますから、山本投手が抜けるのはかなり厳しいローテーションとなりそうです。
もしも山﨑投手で勝っても、次は宮城投手を中4日で投げさせなければなりません。
ヤクルトは先発7名を登録していますので、何かアクシデントがあってもどうにか対処ができるところは、高津監督の危機管理のなせるところと思います。
投手力もさながら、投手余力が物をいうシリーズになるかもしれません。
プロ野球 日本シリーズ 試合結果 2022年10月27日
オリックス・バファローズ 6X-4 東京ヤクルトスワローズ | 京セラドーム大阪 |
日本シリーズ 2勝2敗1分け
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