台風考慮で阪神2戦目は中止。
10連戦が1日空いて6連戦になりました。
この時期中止試合の組み込みでかなりの変則日程。
相手も変わり移動も頻繫で落ち着かない感じもします。
ヤクルトは、バンテリンDー甲子園ー東京DーバンテリンDー神宮と正しく行ったり来たり。
とはいえどこも同じ様なものですから、条件はさほど変わりません。
19日はジャイアンツ菅野投手が粘り、横浜今永投手が4本被弾を浴びました。
最後横浜も追いかけましたが及ばずで、マジックが6になってしまいました。
正にマジックのなせる業で、試合無しでも減っていってくれます。
おおよそ1,2位は確定の感じですが、3位争いはゲーム差なしで3チームとなりました。
残りも少ないので20、21日の結果次第の感じです。
どこも横一線の感じですので、20,21日の勝敗は大きな意味を持ちそうです。
さて、この3チームのどこが抜け出す可能性が多いのか、またCSの行方について、少し考えてみました。
どこが抜け出すかそれぞれの可能性
各チームそれぞれの現在の状況を見てみます。
まず阪神。
阪神はホントは強いはずなのです。
何しろ投手陣が強力で隙がありません。
しかし、ウイークポイントが2つ。
打線と守備力です。
打線がよくわかりません。
浮き沈みがあり、チャンスにしっかり引き離す力が不足しています。
頼みだった助っ人が今一つで、総合的な結果を残していません。
もっとも、1,2,3番が出塁できれば足がありますから要注意なのですが、この頃あまり打てていないのが気がかりです。
守備力に関しては言うまでもありません。
直近の阪神との試合も棚から牡丹餅の1点をヤクルトが死守したことでマジックが減ったのは記憶に新しいところ。
エラーの数は82となっていて横浜とは25も差を付けられていますし、ヤクルトとさえ16差です。
そのため、短期戦や接戦を落としやすいのではないかと、逆にエラーが出なければいい線を行くのかもと思います。
では、ジャイアンツはどうでしょう。
打線がホームラン中心です。
今季の本塁打数はヤクルトが160、ジャイアンツが159とほとんど差がありません。
しかし主砲の村上選手がそのうちの55本を、岡本選手が28本を打っていますから、その分を差し引き、チームの主砲以外の本塁打数で比べてみましょう。
ヤクルトが105本、ジャイアンツが131本となり、圧倒的にジャイアンツ優位です。
岡本選手以外にホームランを打てる打者がそろっていることが分かります。
絶対的エースがシーズン後半にきて調子の波が今一つですから、ホームランが打てれば勝てるが、打てなければ終わりそうです。
ただ、短期戦ではホームランの得点が物を言って逃げ切れる場合が多く、侮れないかと思います。
最後に広島です。
投手陣が今一つ安定していません。
床田投手の戦列離脱が痛く、厳しい状況の中を戦っています。
打線はホームランが85とあまり多くなく、繋げて勝ち取ることが多いと感じています。
ただ、3位に横並びになったことで、モチベーションが上がっています。
本拠地での応援も凄いので後押ししそうですが、あと3試合程度が本拠地開催。
残り6試合の半分が本拠地ですから、勢いで押して行けるかもしれません。
横浜とヤクルトのCS予想
CSファーストステージは3連戦です。
3位チームが横浜と戦った場合、横浜が勝つとは断言できません。
2勝すれば良いだけなので、調子が良いところが残ると考えられます。
どのチームも長所と短所があり、圧倒的に強いわけではないので、半分は「運」ということになります。
2戦勝てば良いので、まずはエース級を2人投入する形になると思いますが、仮に2戦を獲れなければ3人目の投手がカギになります。
横浜は一時の勢いがなくなり、この頃自慢の打線が今一つです。
首位打者争いのはずの佐野選手の調子がベストではなく低迷。
投手も不安定です。
昨日はエース今永投手がジャイアンツ打線に4飛弾という、あってはならない状況を作ってしまいました。
そのような状態ですから、CSファーストステージは混沌です。
逆に面白い展開で、見ごたえがあるか見しれませんが。
さて、我がヤクルトはどうでしょう。
自分的には高橋投手が戻って来れるかが大きなポイントだと思っています。
CSファイナルステージはアドバンテージが1あります。
昨季は奥川・高橋で2勝をカウントできましたから、あと1勝さえもぎ取れればという状態でした。
今季は奥川投手無しの陣営で臨まなければなりません。
小川投手が調子を守ってくれれば、高橋、小川で2勝ですが、残りをどうするか。。。
高津采配に期待と言うところです。
パリーグはソフトバンクが抜け出たかと思いきや3連敗でまた混沌。
ソフトバンクかオリックスの感じですが、どうも波が大きい感じもして難しいところです。
まあ順当にはソフトバンクですがね。
パリーグとの日本シリーズに進めるように勝ち進んで欲しいと願います。
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