得点機を逃さず勝負強く仕留めて、公式戦序盤ラストを1位で切り抜ける

プロ野球・打線

2022.05.232022.05.31

5/22　横浜DeNAベイスターズ対ヤクルトスワローズ試合結果

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
ヤクルト	2	1	0	0	1	1	0	0	0	5	8	0
横浜	1	0	0	0	1	0	0	0	0	2	11	0

バッテリー

	吉田大喜、☆木澤尚文、Hコール、H清水昇、H今野龍太、Sマクガフ – 中村悠平
	★有吉優樹、入江大生、田中健二朗、砂田毅樹、伊勢大夢、エスコバー – 嶺井博希、戸柱恭孝

5月22日対横浜ベイスターズ

奇しくも一軍チャレンジの先発同士の先発でした｡

正直､点の取り合いとならざるを得ないかと思っていましたが、やはり序盤から攻め合いとなりました。

先発の吉田大喜投手。

前回の内容からどこまで修正できたか、一軍残留への再チャレンジでした。

残念ながら前回内容と大差がなく、極めて不安定で毎回のピンチでした。

球威で押せるタイプでは無いので、変化球のキレと制球が生命線だと思います。

それがともに安定せず、追い込んでも決めきれず甘く入って痛打される繰り返しでした。

結果5回途中で75球、8安打2四球と毎回綱渡り。

2失点で済んだのはラッキー以外の何物でもない感じでした。

勝利投手を後アウト2つで逃したわけですが、我慢強い高津監督もこらえきれない交代でした。

先を期待していれば踏ん張りを期待したでしょうが、内容が修正できずズルズルと来ていたので致し方のないところです。

再度投球を見なおす必要があると思います。

「これならば」という特長となる球を何とか見つけて自分のものにしませんと、今後も前途多難かと思います。

引き継いだ木澤尚文投手がしっかり追加点を阻みました。

5球で勝ちはオイシイところです。

横浜の上位打線相手で押された展開でしたから、やはり状況からはパワーピッチャーでないと抑えきれないところと思います。

ヒーローインタビューで、「中盤でしたので、僕が抑えるかどうかで、試合の流れが大きく変わる場面だなと思いながらマウンドに上がりました。結果として0で次に繋ぐことができ、良かったです」と答えています。

適切に言葉を選びながら話すクレバーな印象で、つば九郎をうまくかわしながら話していました。

今後が楽しみです。

以降コール、清水、今野、マクガフの安定勝ちパターンでしっかり締め切りました。

終盤2点差あればの感じです。

打線、良いつながりを見せています。

四球を絡めてタイムリーなど得点機を上手くつかんでいる感じ…勝負強い。

万遍なく打てていますので、やはり山崎晃大朗選手が2番にはまったところは大きな点です。

初回の攻撃でも、先頭の塩見選手が死球で出塁すると、山崎選手がライトへタイムリー三塁打。

先制点を挙げても攻撃の手が緩みませんでした。

１死三塁から村上宗隆選手が内野ゴロで1点を加点と、効率よく2対0としました。

2回、１死から長岡選手が安打。

吉田投手の犠打の後、塩見泰隆選手がセンターへのタイムリーで3点目。

先発投手が不安定な中、序盤で3点を取ったのは大きいです。

ただ、それだけでは不安な中、中押し点が入りました。

5回、１死から山崎選手が四球で出塁、更に盗塁で、2死二塁とチャンスが訪れました。

そこで4番のお仕事。

村上選手がライトへタイムリー二塁打を打って1点加点です。

その裏1点を返されましたが、執拗に再度の中押し。

6回、１死から宮本・長岡選手が安打し二、三塁とする好機。

代打・川端慎吾選手が犠牲フライで加点しました。

川端選手は今季初打点。

いよいよ動き始めましたね・・・感慨深いものがあります。

未だに奥川恭伸投手やサンタナ選手が不在ですが、打線は何とかうまく機能し始めました。

1番から9番までそれぞれの役割を適切に果たしての「高津野球」真骨頂です。

24日からは交流戦が始まります。

昨年も交流戦で調子を落とすチームが以降の展開を不利にしましたので、交流戦は5割はキープしたいところです。

半数はDHが使えますので、中盤以降に向けての新たな戦力確認もありかと思います。

まずは出足につまずかないこと。

スタートは神宮で日本ハム戦です。

新庄監督は得体が知れないので、不安あり、期待ありですね。

プロ野球セリーグ試合結果　2022年5月22日

横浜DeNAベイスターズ　　　3-5　　ヤクルトスワローズ	横浜スタジアム
阪神タイガース　　　　　　　4-0 　東京読売ジャイアンツ	甲子園
広島東洋カープ　　　　1-0　中日ドラゴンズ	マツダスタジアム