4月28日 対 読売ジャイアンツ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
巨人 | 2 | 1 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 7 | 15 | 0 |
ヤクルト | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 6 | 0 |
☆髙橋優貴、高梨雄平、H桜井俊貴、中川皓太 – 大城卓三、炭谷銀仁朗 | |
★スアレス、大下佑馬、杉山晃基 – 中村悠平 |
前日の雰囲気を引きずったような展開になりました。
先発スアレス投手。
元々球威で抑えるタイプですが、球威不足で変化球に逃げたようです。
アバウトな制球力で切れもありませんので、正しく打ち頃の投球になってほぼ打撃練習状態。
崩れの王道を行く内容でした。
前日の田口投手と同様、序盤での失点が続いては中々試合になりません。
スアレス投手は、好不調の波が大きい投手で球数も精々80球あたりまでです。
やはりローテーションの3番手の力は無いのかなと思います。
好不調の波はあって当然ですが、先発投手の力量は不調の時粘って試合を如何に作るかにあります。
前日もそうでしたが、序盤に毎回失点では攻められ続けて守備も長く、中々攻撃が上手く機能しません。
加えて序盤に崩れられると、失点を防ぐために早めに救援を送りたくとも後のやり繰りからは中々難しいものがあります。
結果引っ張ると更に失点。
この試合が正にそうなってしまいました。
この試合、状態からは3回までが限界でした。
4回は引っ張りすぎて致命的な2失点でしたが(ほぼ失点は予想できた)、前日殆どつぎ込んでいましたから(未登板は2枚のみ)遅れはやむを得ないとも言えます。
まあ先発2枚の揃っての不調に尽きるわけで。。。
ヤクルト元々何故かジャイアンツには弱いところがありますが、この連戦ですっかり打線に勢いを付けてあげた感じです。
リーグを考えれば、戦力的にちょっと抜きんでているジャイアンツを勢い付けてはいけません。
ヤクルト投手陣、唯一の収穫は杉山晃基投手が初登板で3イニング投げた事。
3イニングを失点ゼロで押さえました。
本来の持ち味は150Kmを超える速球なのでしょうが、そこまでの球は投げませんでした。
決めどころを変化球に頼っていた感じが強く、本当の力量はまだ分からないのが現実です。
しかしまずは結果が出ました。
投手陣にほころびが出始めただけに朗報と言えます。
また、打撃では、山田哲人選手が村上選手と並ぶ10号ソロを打ちました。
山田選手の打撃が本来のものになってきていることは大きな安心です。
この連戦、昨年のトップから転げ落ちた状況のイメージが強く残る結果でした。
先発不調・救援崩壊・投打かみ合わず。。。
コロナ禍を乗り切ってきましたが、全体に疲れも出る頃
今日の試合がないことを幸いと考え、ゆっくり休み、気持ちを切り替えて明日の試合に備えて欲しいと思います。
二軍では今週から坂口智隆選手が元気に出場し始めました。
内川選手はまだの様ですが、いずれ出てくることを期待。
また、二軍で初めて長谷川宙輝投手が先発で4回を投げました。
打者17名、被安打3、四球3、奪三振4、失点3、本塁打1と、まだまだの感はありますが、長いイニングを投げたのが初めてですから、まぁまぁの滑り出しかと思います。
先発で左の速球タイプは貴重ですから、もしできるのならやって欲しいと思います。
ただ、制球難が困るので、二軍でしっかり練習を積んでもらわなければですね。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2021年4月28日
東京ヤクルトスワローズ 3-7 東京読売ジャイアンツ | 神宮球場 |
広島東洋カープ 2-13 横浜DeNAベイスターズ | マツダスタジアム |
中日ドラゴンズ 6-1 阪神タイガース | バンテリンドーム名古屋 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2021年4月28日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 27 | 18 | 9 | 0 | .667 | 0.0 | |
2 | 29 | 16 | 9 | 4 | .640 | 1.0 | |
3 | 27 | 13 | 10 | 4 | .565 | 2.0 | |
4 | 28 | 13 | 13 | 2 | .500 | 1.5 | |
5 | 28 | 10 | 14 | 4 | .417 | 2.0 | |
6 | 29 | 5 | 20 | 4 | .200 | 5.5 |
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