7/17 ヤクルト 対 読売ジャイアンツ カード2戦目
よく粘って勝ちを捥ぎ取れました。
投打ともに良い内容が出せたと感じます。
今季はなかなか投打でバランスよくありませんでしたが、久しぶりに投攻守が補えあえた試合でした。
逆にジャイアンツは細かなミスが多く、攻めきれなかったかなと思います。
スタートからエンドまで、ハラハラドキドキの試合でしたが、見ごたえがあり、目の離せない試合。
最後坂本選手を空振り三振に斬ったのを見て、一気に脱力しました。
では試合を振り返り、所感を書き留めたいと思います。
7/17 ヤクルト 対 巨人 スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
巨人 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 8 | 0 |
ヤクルト | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | X | 3 | 12 | 0 |
・ヤクルト本塁打 なし
・巨人本塁打 中山礼都 2号 ソロ(6回)
![]() |
吉村貢司郎、H荘司宏太、勝星知弥、S大西広樹 – 古賀優大 |
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西舘勇陽、H田中瑛斗、大勢 – 岸田行倫 |

代打宮本勝ち越しのタイムリー内野安打出典ヤクルト公式サイト2025/07/17
投手陣
先発吉村貢司郎投手。
出来は余りよくなく、制球が安定せずに高目に浮く感じで、綱渡り状態でした。
序盤ピンチの連続を好守の助けもあって、何とか1失点で切り抜けたことが大きかったと思います。
踏ん張り切った訳ですがここが重要!
これで悪いながらも試合は壊さず作れました。
これまで悪い時には要所で粘れず、試合をなかなか上手く作れなかったのですが、この試合ではしっかり粘れました。
結局勝ちは付きませんでしたが、負けませんでしたから、このような投球が出来れば勝ちはきっと付いてきます。
徐々に調子を戻して投球数が嵩みましたが、6回を投げきれました。
6回の一発は上手く打たれたもので、これは致し方なしと思います。
打線が粘りの投球に応えることができたのも、粘りの内容の反映かもしれません。
出来がよくない時でも責任回数6回は投げ、勝てずとも負けないのが軸の投手の条件です。
その意味でこの試合は今後に向け大きな収穫でした。
荘司宏太、星知弥投手は安定した内容。
しっかり抑え、試合の流れを引き寄せてくれました。
投手が安定した内容で抑えると、攻撃にもリズムが出ます。
終盤はこのリズムに乗って押せました。
石山投手が離脱でさて最後は誰になるのかでしたが、監督は大西広樹投手を送りました。
こちらも出来は良くありませんでした。
球が走らず、変化球の切れも? 制球も??・・かなりバタバタ状態。
正直これは無理かな? と思ったのですが、大西投手も悪いながら粘り切りました。
クローザーは結果が出ればですから、1点差の厳しい局面で石山投手の穴を無事埋めてくれました。
打線
12安打で3点は少し物足りないのですが・・・取られた後すぐ取り返したことは大きかったと思います。
それぞれ持ち味は出せている感じではあります。
伊藤琉偉選手。
2回、二塁打で1打点。

伊藤同点タイムリー二塁打出典ヤクルト公式サイト2025/07/17
8回は進塁打でサードに走者を進め、宮本選手の勝ち越し打のチャンスメイクをしました。
決していい当たりではなかったのですが結果は出しています。
何かある選手になっています・・・守備でも得点を防ぐ好守もあって存在をアピールできています。
8月には長岡選手、村上選手が戻ってきそうですが、その前に何とか爪痕を残して一軍帯同できるようにしたいところと思います。
6回の得点は、内山壮真選手の二塁打がきっかけでした。

内山猛打賞出典ヤクルト公式サイト2025/07/17
4番オスナ選手がしっかり返してまた同点に戻しました。

オスナ同点タイムリー二塁打出典ヤクルト公式サイト2025/07/17
点を取られたあと、すかさず取り返しましたので、そのうちひっくり返せるのではの期待が持てました。
それにしても、内山選手はまたも猛打賞です。
使っていもらってどんどん伸びてきました。
第3捕手でいるよりは、外野で毎試合出ることを優先したのは間違いでなかったと思います。
そして、新代打の神様として君臨中の宮本丈選手

代打宮本勝ち越しのタイムリー内野安打出典ヤクルト公式サイト2025/07/17
しぶい内野安打でした。
懸命の走りが守備のリズムを乱し、一塁に送球できずに得点が入りました。
ヒーローインタビューでは、巨人・大勢投手に対して、どんな狙いで打席へ入ったかを聞かれ、
「ホントにいい投手なので、何とか食らいついていこうという気持ちで入りました。何回も言うんですけど、いい形ではなかったですけど、みんなで取れた点と思うので、良かったです。
レギュラーで出て欲しい選手ですが、ここぞの代打として代替えが効かない選手でもあります。
この試合、結局バントを尽くミスしたジャイアンツに対し、要所でのバントを一発で決めたことが勝敗を分けました。
その意味では古賀優大選手の働きが大きかったと思います。
再三のバント失敗は、ジャイアンツらしくない所が出た感じでした。
また、ヤクルトこの試合では好守(ファインプレー)が目立ちました。
2回山田選手のダイビングキャッチ、3回伊藤選手の好捕、9回岩田選手のセンターフェンス直前のジャンピングキャッチなどです。
いずれも抜ければ得点になっていたところを食い止め、投手に勇気と安心を与えてくれました。
やはり好守が出ると勝てます。
投手の粘りと要所のバント、しっかりした守りで勝ちきりました。
内容的には良い内容でした。
明日から神宮で広島とのカードを行って、今季の前半戦が終わります。
後半戦は63試合しか残っていません。
どこまで浮上できるのか、沈んだままなのか・・・見届けたいと思います。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2025年7月17日
東京ヤクルトスワローズ 2-1 東京読売ジャイアンツ | 神宮球場 |
広島東洋カープ 1-1 横浜DeNAベイスターズ | マツダスタジアム |
阪神タイガース 雨天中止 中日ドラゴンズ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2025年7月17日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
87 | 51 | 34 | 2 | .600 | 0.0 |
2 | ![]() |
86 | 41 | 42 | 3 | .494 | 9.0 |
3 | ![]() |
85 | 39 | 41 | 5 | .488 | 0.5 |
4 | ![]() |
85 | 38 | 42 | 5 | .475 | 1.0 |
5 | ![]() |
85 | 39 | 44 | 2 | .470 | 0.5 |
6 | ![]() |
80 | 25 | 50 | 5 | .333 | 10.0 |
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