10月2日 対 広島東洋カープ 神宮球場にて 青木宣親選手引退試合
試合は絵にかいたような青木選手の引退試合でした。
CSがほぼ無くなったカープが忖度した訳では無いでしょうが、物の見事に青木選手が引き立つ試合でした。
まあこれも普段の行いの表れと思ってしまいます。
10/2 東京ヤクルトスワローズ 対 広島東洋カープ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 3 | 8 | 0 |
ヤクルト | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 5 | 7 | 0 |
・ヤクルト本塁打 サンタナ 17号 3ラン(2回)
・広島本塁打 坂倉 将吾 12号 ソロ(9回)
勝高橋奎二、サイスニード、石川雅規、Hロドリゲス、S小澤怜史 – 中村悠平、松本直樹 | |
負床田寛樹、アドゥワ 誠、九里亜蓮、ハーン – 坂倉将吾 |
先発高橋奎二投手。
先発を任され相当緊張したと思いますが、なかなかの出来でした。
しっかり制球できて緩急も付け、6回70球、被安打1、四球1で完封ペースでしたが、引退試合でしたから予定の6回で降板。
予定の継投に入りました。
今季の最終戦でしっかりとした内容が出せたことで、来季へのステップとしたいところです。
年齢的にも来年は本当に勝負の年です。
一年ローテーションを守れるか?が大きく左右すると思います。
9月14日以降の3試合は良い感じに投げることができました。
すべて6回まで投げ無失点で3連勝をしています。。
何かつかんだのかもしれません。
以降はサイスニード、石川、ロドリゲス、小澤投手の継投でした。
演出的にサイスニード、石川投手を挟んだ感じです。
石川投手は青木選手の引退試合ですからやはり何らかの形での登板はありでしたが、サイスニード投手は?
現状では最後の登板(お別れ登板?)の感じもしました。
石川雅規投手。
こみ上げるものがあったのではないでしょうか。
安打を2本打たれましたが、そのあとを締め、失点0、自責点0でした。
ロドリゲス投手は、普段と変わらない感じ(あまり引退試合を意識していないとも)。
小澤怜史投手はかなり緊張していたように見えました。
締めくくりで負けるわけにはですので、終了した時はかなり表情が紅潮していました。
いきなりの一発は焦ったかもしれませんが、それ以降を内野安打1本に抑えて得点を入れさせませんでした。
ホッとしたことでしょう。
打線。
メジャー実績も大きい青木選手をリスペクトのオスナ、サンタナコンビが光りました。
引退試合で活躍出来、良いプレゼントができました。
初回、先制点はオスナ選手。
センターにタイムリー二塁打を打ち、安打出塁の長岡選手を還しました。
2回はサンタナ選手。
長岡秀樹選手のタイムリー二塁打の後です。
三塁走者安打の青木選手、二塁走者タイムリー二塁打の長岡選手を置いて17号3ランを決めました。
この試合では全選手、スタッフが23番のユニフォームでしたので、サンタナ選手も23番。
レアケースのホームランでしたので、サンタナ選手も印象に残るホームランになったのではないでしょうか。
青木宣親選手。
4の2です。
反対方向レフトへのヒット、引っ張ってライト線ツーベースと如何にもの内容を最終戦で見せました。
しっかりと打ち分ける、正に「お手本」の内容を最後まで見せてくれました。
まだ出来るのところでピリオドを打つ・・・一つの形での美学を印象づけた内容でした。
試合前のセレモニーでは、お子さんが始球式をして、青木選手がキャッチャーをするほほえましい光景。
村上選手がバッターに立ちました。
その後抱擁する青木選手の姿が印象に残っています。
試合後のセレモニーでは、恩師が駆けつけて花束を贈呈したり、様々な方面からのメッセージがバックスクリーンに映し出されたりなどして、涙ぐむ姿もありました。
「流石レジェンド」を感じさせる、最高級の引退セレモニーでした。
残りは2試合です。
サンタナ選手の首位打者、長岡選手の最多安打・・・この2つが残りでの関心事。
次の吉村投手の2桁もあります。
チーム成績は残念ですが、せめてタイトルは取って欲しい。
サンタナ選手は打率を.316として、オースティン選手(.311)に5厘差をつけています。
長岡選手はこの試合2安打で、阪神の近本選手とは2本差の現在1位。
阪神は今日の試合が最終になりますので、近本選手が1位になるには最低3本以上が必要本数です。
むしろ広島の秋山選手がどうなるのか・・・残り2試合直接対決ですが、現在4本差なので、この2試合で5本を打ち、長岡選手が1本も打てなければ、秋山選手にもチャンスがあります。
目が離せないところです。
巨人の全試合が終了しましたので、ホームランと打点の2冠は村上宗隆選手にほぼ決定です。
オースティン選手が後9本のホームランを打つか、森下選手が14打点を1試合で上げれば、変わりますが・・・
今日の試合、広島との2戦目を神宮で行います。
先発はヤクルトが吉村貢司郎投手、広島は大瀬良大地投手と発表されています。
VS
吉村投手、2桁勝利への最後のチャンスです。
頑張ってほしいと思います。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年10月2日
東京ヤクルトスワローズ 5-3 広島東洋カープ | 神宮球場 |
東京読売ジャイアンツ 4-2 横浜DeNAベイスターズ | 東京ドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年10月2日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 143 | 77 | 59 | 7 | .566 | 優勝 | |
2 | 142 | 73 | 63 | 6 | .537 | 4.0 | |
3 | 139 | 69 | 67 | 3 | .507 | 4.0 | |
4 | 141 | 66 | 70 | 5 | .485 | 3.0 | |
5 | 141 | 62 | 75 | 4 | .453 | 4.5 | |
6 | 140 | 59 | 73 | 8 | .447 | 0.5 |
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