開幕しました。
前日まで雨と冷え込みでかなり条件的にきついかと思いましたが、一気に春らしい陽気でナイター日和となったスタート日でした。
3/29 東京ヤクルトスワローズ 対 中日ドラゴンズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
中日 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 4 | 11 | 2 |
ヤクルト | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | X | 7 | 11 | 1 |
・ヤクルト本塁打 なし
・中日本塁打 中田翔 1号(5回)
サイスニード、星知弥、嘉弥真新也、大西広樹、勝木澤尚文、田口麗斗 – 中村悠平 | |
柳裕也、勝野昌慶、H清水達也、負松山晋也、梅野雄吾 – 木下拓哉 |
先発サイスニード投手。
出来は今一つでしたが粘りを出し、何とか責任の5回を2失点で投げ切りました。
変化球の制球に苦しんだ感じで、高めに浮く苦しい組み立てとなりました。
それでもストレートに力があったのでしのげたと感じます。
6回あたりまで行きたいところでしたが、初戦でもあり100球に近づいて5回までとなりました。
ドラゴンズに変化球をしっかり見極められていましたので、ストライクをどんどん投げ込むいつもの投球パターンとはいかず球数を要してしまいました。
やはりの一発(この試合では中田選手)もあって、らしいといえばらしい内容でした。
初回の大量失点となるところを粘り切れたところは大きく、総じて試合は作ったと感じます。
以降は星、嘉弥真、大西、木澤、田口投手とつなぎました。
星、大西、木澤投手は好調を維持している感じでしたが、嘉弥真投手は少しキレが悪いと思いました。
いよいよ本番で、立ち位置から少し緊張して硬かったかも知れません。
まあ大きな問題はないと思います。
田口麗斗投手。
まだ調子は上がっていない感じでした。
制球、キレ、球威まだ今一つ。
点差もありで、セーブシチュエーションではありませんでした。
しかし開幕初戦です。
やはり経験のある田口投手を持ってきた選択は妥当と思います。
実戦を積むに連れ、徐々には上がってくると期待しています。
勝ちは木澤尚文投手でした。
8回、打者3人を三者凡退に抑え、裏の攻撃を待ちました。
木澤投手の後逆転して勝つということが多くあったなぁ・・・などと、優勝した年を思い出しました。
大西広樹投手。
7回、1点勝ち越されたあとのピンチを凌いで僅差とした働きは大きかったと思います。
大西投手も勝ちには大きな貢献をしたと感じます。
信頼できる投手となりました。
打線。
上位から中軸がしっかり打った試合でした。
特に1,2番がしっくりはまった感じです。
オープン戦最後あたりから上向いた塩見選手と、正念場のシーズンの西川選手が光っています。
初回、塩見泰隆選手が1番で登場。
センターへ安打を打ち、2024年シーズンが開幕しました。
3回にも安打で出塁し、早速の盗塁を決めました。
中日の捕球ミスの間に3塁まで進み、西川選手の犠打で1点。
同点となり、試合を振り出しに戻しました。
ダメ押しの2点タイムリーの西川遥輝選手。
走攻守で働きました。
攻撃では犠飛、2点タイムリー三塁打で、3打点です。
8回、三塁打を打った三塁上の笑顔が、気持ちを表していました。
良く走りました。
また、ファインプレーもありました。
9回、無死満塁のピンチでした。
抜けていればのところを捕球し、犠牲フライの1点で済んだのは大きかったと思います。
山田哲人選手。
開幕1本目の安打は、センターへの二塁打でした。
続くサンタナ選手の中飛で果敢にタッチアップ。
三塁にスライディングした際に足を痛めたようです。
3回に代打が送られ交代しました。
下半身はこれまでの経緯を考えれば不安があります。
大きな故障でなければ良いのですが・・・
しかし、変わった武岡龍世選手がオープン戦の不振から抜け出る好打と好走でした。
セカンドの代役となれそうです。
6回、ランナー1,2塁から三塁線へ絶妙なセーフティバントを試みました。
一塁の判定を巡ってリクエストがありましたが、判定変わらずでセーフとなり、内野安打が記録されました。
満塁となり、サンタナ選手の犠牲フライで一時同点となりました。
オープン戦では底上げがなかなかでしたが、この試合の赤羽、並木、武岡選手が交代出場でいい仕事が出来ました。
内容的に良いものでした。
赤羽由紘選手。
8回、交代した中日梅野選手から送りバントを成功させ、1死2,3塁としました。
しっかり小技を決め、役割を果たしました。
並木秀尊選手。
やはり速いです。
スライディングも速い、勢いが落ちない。
8回、西田選手のライトへの浅いフライで果敢にタッチアップ。
本塁に滑り込み得点を挙げました。
当初アウトの判定でしたが、リクエストで覆り点差を2点に広げました。
あの位置でタッチアップし、結構な好返球だったにもかかわらず間に合わずは、さすがの足です。
大きな武器です。
ホームランがないと活躍がかすむ村上宗隆選手。
2安打を打ち、役目を果たしています。
8回のビッグイニングは村上選手のポテンヒット性のエラーから始まりました。
サンタナ選手。
オープン戦では調子が上がらず、開幕戦起用は正直疑問でした。
しかし、サンタナはやはりサンタナ。
犠牲フライとタイムリー安打は、どちらも同点にする貴重な打点となりました。
先発が踏ん張り、救援陣しっかり締め、上位・中軸はしっかり仕事。
交代出場選手もそれぞれの特徴が出せ、勝ちとしては内容的にも良い勝ちでした。
チームスワローズが機能し、ほぼ理想的な展開で中日に勝利できました。
今日は14時から2戦目が始まります。
ヤクルト先発は吉村貢司郎投手、中日は涌井秀章投手と発表されています。
VS
大事な2戦目。
良い試合になることを願っています。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年3月29日
東京ヤクルトスワローズ 7-4 中日ドラゴンズ | 神宮球場 |
東京読売ジャイアンツ 4-0 阪神タイガース | 東京ドーム |
広島東洋カープ 3-4 横浜DeNAベイスターズ |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年3月29日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 0.0 | |
1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 0.0 | |
1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 0.0 | |
4 | 1 | 0 | 1 | 0 | .000 | 1.0 | |
4 | 1 | 0 | 1 | 0 | .000 | 0.0 | |
4 | 1 | 0 | 1 | 0 | .000 | 0.0 |
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