ああ、3回が無ければ・・・・
結局唯一のチャンスをしっかり掴んで大量点に持って行った、阪神の強さと言うことになりました。
9/2 東京ヤクルトスワローズ 対 阪神タイガース 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
阪神 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 6 | 0 |
ヤクルト | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 5 | 9 | 1 |
・ヤクルト本塁打 村上宗隆 25号 2ラン(1回)
・阪神本塁打 佐藤輝明 16号 3ラン(3回)
負ピーターズ、高梨裕稔、阪口皓亮、星知弥、石山泰稚、清水昇 – 内山壮真 | |
勝青柳晃洋、H島本浩也、H桐敷拓馬、岩貞祐太、H石井大智、S岩崎優 – 坂本誠志郎 |
今季の阪神、ここぞの好機になると打線が繋がります。
非常に集中力がある感じで、それが勝負強さとなっています。
大事な試合をほとんど落とさないところは、このあたりにあると思います。
9月に入って勝負どころを迎えました。
下位相手にまずはしっかり3タテ狙いを感じます。
救援陣も詰め寄られましたが、粘り切って逃げ切りました。
詰め寄られても逃げ切る・・・安定しているといえます。
先発ピーターズ投手。
3回まさかの大乱調。
もともとランナーを背負うと球威、制球、キレが落ちるという大きな弱点を持っています。
シーズンも終盤。
フルシーズンの先発登板経験が乏しいところで、スタミナ切れも加わったかの大崩れでした。
ストレートの抜けが2球続いたあたりに、それが出ていると思います。
不運な当たりもありましたが、大量点の原因はやはり3四球です。
特に中野選手に攻めきれず四球となったあたりがポイントでした。
小野寺選手の逆転タイムリーの後は気持ちも切れた感じで、3回を投げきれませんでした。
大山選手に四球、続く佐藤選手に3ランを打たれ、この回2死から大量6失点となりました。
次回登板の内容が非常に重要となってきます。
早々のピーターズ投手降板で、かなり救援陣に負担がかかりました。
しかし、以降の高梨、阪口、星、石山、清水投手がほとんど付け入るスキを与えない好投でした。
阪口投手が徐々に立ち位置で結果を出せているところは大きな収穫です。
今季の終わり頃には、先発で試すのではと感じています。
打線、頑張りました。
このところ日替わり打線でなかなかしっくり繋がりません。
ですがこの試合では、ほぼベンチメンバー総動員で追いかけました。
野手のベンチメンバーはスタメン含め17名でしたが、14名を使いました。
その様子は久しぶりに意気込みが感じられました。
3回に大量失点をしましたが、4回裏でまず1点を返しました。
先頭の村上宗隆選手。
第1打席は先制の2ランでしたが、この打席では二塁打で出塁しました。
長岡選手が死球で1死1,2塁。
内山選手は倒れましたが、丸山和郁選手が仕事をしました。
センターへのタイムリー安打で3点差としました。
この頃丸山選手はタイムリーを良く打っており、結構勝負強かったのかと感心。
8回裏も追い上げました。
又も先頭になった村上選手。
この回から岩貞投手に代わりました。
7球全てストレートです。
しかも6球目を除いてかなり際どい所へ投げ込んできました。
この試合は第1打席が25号。
第2打席が二塁打。
連続して安打でした。
これで、村上選手への警戒レベルが上がったようです。
第3打席は四球でした。
そしてこの第4打席目も四球で、昨季を見るようです。
5番のサンタナ選手は倒れましたが、長岡秀樹選手がライトへ二塁打を打って、1死2,3塁となりました。
ここで石井大智投手に代わりましたが、その石井投手から内山壮真選手がレフトへのタイムリーで4-6と2点差。
丸山選手の代打で青木宣親選手が登場。
流石キッチリ犠牲フライを決め、5-6まで詰めることが出来ました。
さらに代打攻勢で山田哲人選手。
レフトへ安打を打ち、2アウトながら1,2塁。
しかし次の濱田選手は見逃し三振で、追い上げはここまででした。
村上選手の先制25号は、久しぶりの一発でした。
打ったのは青柳晃洋投手でしたが、なんと青柳投手からは通算9本目で、大のお得意様(失礼)
です。
今季、何とか30本には乗せて欲しいと思います。
来季のためにも存在を示したいところです。
次はヤクルトの先発が吉村貢司郎投手、阪神は伊藤将司投手と発表されています。
VS
コンディション不良で戦列を離れていた吉村投手ですが、来季につなげる内容を出したいところです。
中村捕手が特例2023で抹消されたので、古賀、内山、松本捕手で凌がなければなりません。
頑張って欲しいと思います。
2023年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2023 では25号(通算185号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年9月2日
東京ヤクルトスワローズ 5-6 阪神タイガース | 神宮球場 |
広島東洋カープ 3-1 中日ドラゴンズ | マツダスタジアム |
横浜DaNAベイスターズ 13-4 東京読売ジャイアンツ | 横浜スタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年9月2日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 119 | 71 | 44 | 4 | .617 | M17 | |
2 | 122 | 66 | 52 | 4 | .559 | 6.5 | |
3 | 119 | 61 | 55 | 3 | .526 | 4.0 | |
4 | 119 | 58 | 60 | 1 | .492 | 4.0 | |
5 | 120 | 48 | 69 | 3 | .410 | 9.5 | |
6 | 119 | 45 | 71 | 3 | .388 | 2.5 |
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