投打ともに全くで、完敗でした。
勝ち目が全く見えない、いわゆるぼろ負けです。
6/7 千葉ロッテマリーンズ 対 東京ヤクルトスワローズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 |
ロッテ | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | X | 6 | 9 | 1 |
・ヤクルト本塁打 無し
・ロッテ本塁打 山口航輝 4号 3ラン(7回)
負高橋奎二、大西広樹、今野龍太、尾仲祐哉 – 中村悠平、古賀優大 | |
勝メルセデス、西村天裕、横山陸人 – 田村龍弘 |
先発高橋奎二投手。
期待されての復帰登板でしたが、期待外れと言うより”やはり”と思ってしまいました。
調整期間約一か月を取ってでしたが、ファームでの結果を踏まえれば当然の結果とも言えると思います。
正直「期待で起用」の根拠が見えてこない出来でした。
球威が戻らずでは制球力に問題ありですから、まあ3失点で済んだというところです。
コマ不足からの無理をした起用の感じもします。
伊藤コーチは再度試す意向の様です。
しかし一カ月でどうにもならないものが、短期間で戻るとは考えられません。
今季はこれで終わった?とも感じる内容でした。
髙津監督は、
「5つフォアボールを出して、その4つが失点に絡んでいる。うーん、フォアボールというのは大きい。ノーアウトでフォアボールで出てつながれて、進塁されて、失点してという形になってしまったのでコントロールよくしてほしいなと思いますけど…」と表情を曇らせ「彼の持ち味でもっともっと先に進んでいこうと思えば、制球良く、力強くというところが求められると思いますね」と明かした。
引用東スポWEB
2番手に急遽登板の大西広樹投手。
まだ5回の2死に登板ということで、回跨ぎもこなしました。
安打も打たれましたが、無失点に抑え、何とか3点差をキープです。
3番手、今野龍太投手。
試合を壊す結果でした。
以前より気になっていたのですが、投球間隔が長すぎリズムが非常に悪い感じです。
まあ短ければ良いという訳ではありませんが、兎に角長く間延びしています。
守備陣に対しても守りにくいのではと思います。
自身のリズムではなく、打者の間となっている感じです。
またストレートのキレが2年前にブレイクした時に戻り切れていません。
これがリズムを悪くしているとも言えます。
テンポは非常に重要と感じる投球です。
対照的なのが相手メルセデス投手。
かなり早いテンポでリズムを作るタイプですが、このリズムに相手を巻き込んでいる感じです。
4番手、尾仲祐哉投手。
監督はここで中村捕手を休ませ、古賀優大捕手を起用しました。
敗戦処理ではありますが、翌日も試合がありますから、キッチリ締めて終わりたいところです。
その意味では三者凡退で終わらせ、良かったと思います。
打線、メルセデス投手のテンポに翻弄されました。
5回まで無安打と、”手も足も出ず”でした。
このリズムを崩す工夫もなかったのは残念です。
もともとジャイアンツで対戦もあって解っているはずですが、これまで手こずった延長で同じことの繰り返しでした。
まあ無策といわれても致し方なしです。
結構苦手に対して有効な対策を取れないケースが多いと感じます。
この辺りはコーチの能力を考えてしまいます。
メルセデス投手に初めて安打を打ったのは6回の山崎晃大朗選手でした。
真ん中に入ってきたスライダーをレフト前に運び、これがこの試合の1本目の安打となりました。
しかし得点にはなりませんでした。
7回、メルセデス投手から2本目の安打が村上宗隆選手でした。
かなり低めの120Kmカーブを、泳ぎながらもライト前に落としました。
調子は悪いのですが、6月に入ってからは毎試合安打が出るようになりました。
何しろ4月は14試合、5月は10試合も無安打だったので、どん底を経験したはずです。
自分なりに試行を重ねて、もがいているように見えます。
まぁ、そんな中ホームラン10本、打点32は、”村上だからこそ”とは思います。
この辺りが、打率が低くても警戒されるということなのでしょう。
9回、少しだけ攻撃らしさが出ました。
1死後、サンタナ選手がレフトに安打。
村上選手が四球で1,2塁となったのです。
しかし、期待のオスナ、青木選手が凡退してゲームセット。
試合的には、4連勝と少し良い感じになって所でのこの「コケ」ようのトホホで、3歩後退の感じです。
守備面ですが、このところ中村悠平捕手の盗塁阻止・牽制成功が目立って多いです。
この試合でも、6回裏に二塁走者山口選手を牽制死させました。
リクエストが行われましたが判定変わらずでアウトです。
前日は盗塁阻止を2つ成功しています。
古田氏譲りの投球モーションとコントロールで刺し続けています。
6月7日現在の盗塁阻止率はダントツ1位の.435で、2位の木下捕手が.375ですから、とんでもない数字です。
さすが世界のキャッチャー健在、影の功労者だと、感心しています。
さて今日の試合はヤクルト先発サイスニード投手、ロッテがカスティーヨ投手と発表されています。
VS
12連敗に終止符を打ったサイスニード投手。
7回まで3安打、6奪三振としっかり投げ切ってくれました。
今回も期待する所です。
とはいえ、相手はカスティーヨ投手。
バリバリのメジャーリーガーで、最高球速162Km、平均が156Km以上というのですから、困ったもんです。
そろそろ日本の野球にも慣れた頃ですから、「打てるのか????」
ヤクルトって、速い球、苦手だよね。。。
プロ野球 交流戦 試合結果 2023年6月7日
千葉ロッテマリーンズ 6-0 東京ヤクルトスワローズ | zozoマリンスタジアム |
北海道日本ハムファイターズ 0-1 広島東洋カープ | エスコンフィールド |
埼玉西武ライオンズ 2-1 中日ドラゴンズ | ベルーナドーム |
オリックス・バファローズ 0-10 東京読売ジャイアンツ | 京セラドーム大阪 |
東北楽天ゴールデンイーグルス 3-11 阪神タイガース | 楽天モバイル |
福岡ソフトバンクホークス 4-0 横浜DeNAベイスターズ | PayPayドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年6月7日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 54 | 35 | 17 | 2 | .673 | 0.0 | |
2 | 52 | 28 | 23 | 1 | .549 | 6.5 | |
3 | 54 | 28 | 26 | 0 | .519 | 1.5 | |
4 | 55 | 27 | 28 | 0 | .491 | 1.5 | |
5 | 54 | 21 | 31 | 2 | .404 | 4.5 | |
6 | 54 | 21 | 33 | 0 | .389 | 1.0 |
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