8/11 ヤクルト 対 横浜DeNAベイスターズ カード初戦
前半で勝負を決めましたが、後半は投打バタバタですっきりとは勝ちきれませんでした。
有利に進めた試合・・・勝てはしましたが追い上げられて受けに回る展開は勝ちの意味が半減します。
とはいえ2連敗中でしたので、実力的には贅沢の言えないところ。
何とか逃げ切ったことで次につながると期待しています。
では試合を振り返り、所感を書き留めたいと思います。
8/11 ヤクルト 対 横浜DeNAベイスターズ スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
横浜 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 1 | 4 | 15 | 3 |
ヤクルト | 1 | 0 | 3 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | X | 9 | 12 | 0 |
・ヤクルト本塁打 内山壮真 7号 2ラン(3回) 村上宗隆 4号 ソロ(3回)
・横浜本塁打 桑原将志 3号 ソロ(7回) オースティン 4号 ソロ(7回)
オースティン 5号 ソロ(9回)
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勝小川泰弘、矢崎拓也、松本健吾、大西広樹、木澤尚文 – 中村悠平 |
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負平良拳太郎、三嶋一輝、佐々木千隼、坂本裕哉 – 山本祐大 |

内山7号2ラン含む3安打3打点の活躍出典ヤクルト公式サイト2025/08/11
投手陣
先発小川泰弘投手。
丁寧に投げて粘った内容でした。
5回で7安打2四球ですから、まあらしいといえばらしい。
よく耐えたといえます。
大きかったのは先制後、2、3回のピンチを無失点でしのぎ切ったところでしょうか。

小川5回無失点で3勝目出典ヤクルト公式サイト2025/08/11
追いつかれていると展開は変わった感じです。
耐えたところで3回、2発で3点の援護があり、これで試合の主導権を握れました。
初回好機を生かせず1点で終わっていましたから、相手より先に追加点は大事なことです。
追加点後の4回、連打されて無死1,3塁でしたが、ここも粘り切って追加点後の反撃を断ち切り流れを渡しませんでした。
横浜は打順から先発の平良投手を3回で下ろすことになって代打を送りました。
しかし代打策が実らずで、以降の継投に無理が出てしまったところもヤクルトにとっては大きかったと思います。
小川投手の粘れた理由を考えますと、ピンチで最後の球が尽く良いところに決まったことと思います。
凌ぎきれまました。
やはり制球です。
中身的には不安な内容でしたから、次はどうするのか???
矢崎拓也ー松本健吾-大西広樹ー木澤尚文投手の継投。
しっかりした投球は、矢崎、大西投手でした。
矢崎投手の失点はライト太田選手の守備力による部分が多く、責任を負わされるのは気の毒に思います。
2死2塁で二塁走者が宮崎選手でした。
京田選手がライトにフライをあげましたが、追いつかず、その後ホームに球を返すこともしませんでした。
太田選手、外野守備としては、打球判断、肩、走力、チャージなど多くの面で課題多しです。
宮崎選手の足を考えますと、バックホームを簡単に諦めた辺りは???
不出来は松本投手です。
8点差から2イニングで、本来大西投手を使わない予定?だったはずですが、内容が悪すぎました。
流れを悪くして大西投手を使わざるを得ないことにしてしまいました。
何より投球に気持ちが全く入っておらずで、棒球の連続。
傍目には大量差で登板に納得できていないような感じが強くしました・・・あくまでも私見ですが。
打線
12安打で9点。
久々の火ヤク庫爆発でよくつながったと感じます。
先制のタイムリー、追加点の2ランを打った内山壮真選手が3番らしくなってきました。
波が少なく長打力もありで、いよいよブレイクです。

内山7号2ラン含む3安打3打点の活躍出典ヤクルト公式サイト2025/08/11
内山選手に触発されたかの村上宗隆選手。

村上2者連続となる7号ソロ出典ヤクルト公式サイト2025/08/11
4号が出ました。
しばらく(と言っても1週間)ホームランが出ず、本人もかなり気にしていたかと思います。
珍しく笑顔満面、ベンチでスキップして楽しそうにハイタッチする当たり、まだ25歳の若者の顔でした。

7号で大喜びの村上出典デイリースポーツ2025/08/11
「(バットの)芯は芯でしたけど…。そんなに振らずとも入るんだなと。(前打者の内山の本塁打直後に)どさくさに紛れて打つことができた」
打つことが楽しいという野球少年のような気持ちで、今後も行って欲しいと願っています。
火ヤク庫爆発と言いましたが、ホームラン以外にも活躍選手がいます。
岩田幸宏選手。
バントの失敗やらで先発を外れたり、打順が後ろに行ったりの岩田選手でしたが、この試合では久しぶりに2番に戻りました。

岩田猛打賞の活躍出典ヤクルト公式サイト2025/08/11
第1打席は一塁に安打の太田選手を置いて、セーフテイバント。
特訓の成果ありか、成功し、捕手の送球がそれたため1,3塁オールセーフとなりました。
これが先制に繋がりました。
第2打席、ファールで粘っての6球目をライトに安打し、チャンスメイク。
内山選手の7号でホームを踏みました。
第3打席はセンターフライ。
第4打席、ファーストへの内野安打。
第5打席、投手エラーを誘って出塁
3安打猛打賞に4出塁と見事な活躍でした。
足を使ったらしい活躍で、今後も期待です。
もう一人の猛打賞は太田賢吾選手。
正直、守備力はイエローランプですが、打力は今季頑張っています。
二軍では良く打つイメージで、一軍には出てもすぐに引っ込むことが多かったのですが、何か掴んだのでしょうか。
この頃1番に定着し、思いがけずの働きに驚いています。
このまましばらく一軍に定着を目指してほしいと思います。
このところ若手が順次結果を出せているところで、遅れ気味の北村拓己選手。
とりあえず遅れないように一本出ました。
5回、代打で出て、走者一掃の二塁打です。

北村拓走者一掃のタイムリー二塁打出典ヤクルト公式サイト2025/08/11
これがダメ押し点。
内外野競争が激しくなってきましたので出場機会では結果を必要とします。
内野は、赤羽、山田、長岡、宮本、オスナ、北村拓、北村恵、村上、伊藤とひしめき、外野も丸山、太田、増田、岩田となっています。
内外野守れる選手も多いので、外野とて安心できません。
守りは必須条件で、イエローランプの場合はとにかく打力が要求されます。
オスナ選手が下半身の張りで1回から北村恵選手に交代しました。
軽傷の様ではありますが、無理はしてほしくないところ。
内野陣、チャンスです。
さて今夜は横浜とのカード2戦目。
先発はヤクルトがランバート投手、横浜は石田裕太郎投手と発表されています。
vs
横浜は牧選手がいなくても、佐野、オースティン、宮崎選手が中軸を固め、怖い打線に変わりありません。
いつも援護が少なく粘投を要求されるランバート投手ですが、少しは援護してあげて欲しいものです。
えてしてよく打った次の試合は貧打になることが多いのですが、気を抜かず連勝して欲しいと思います。
2025年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2025 では4号(通算228号)を更新中です(こちら)

4号ソロを打ち、嬉しそうにダイヤモンドを回る村上出典スポニチ撮影・白鳥佳樹2025/08/11
プロ野球 セリーグ 試合結果 2025年8月11日
東京ヤクルトスワローズ 5-2 横浜DeNAベイスターズ | 神宮球場 |
東京読売ジャイアンツ 0-2 中日ドラゴンズ | 東京ドーム |
広島東洋カープ 中止 阪神タイガース | マツダスタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2025年8月11日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
104 | 63 | 39 | 2 | .618 | M28 |
2 | ![]() |
103 | 50 | 50 | 3 | .500 | 12.0 |
3 | ![]() |
102 | 46 | 51 | 5 | .474 | 2.5 |
4 | ![]() |
103 | 46 | 55 | 2 | .455 | 2.0 |
5 | ![]() |
102 | 44 | 53 | 5 | .454 | 0.0 |
6 | ![]() |
98 | 36 | 57 | 5 | .387 | 6.0 |
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