7/30 ヤクルト 対 横浜DeNAベイスターズ カード2戦目
最近の好調パターンで投打噛合い、しっかり接戦をものにしました。
驚きの8連勝です。
ほとんどの試合、1点差の接戦を勝ち取っています。
接戦に強いのは好調な証拠?
投打が上手く噛合い補いあっていると言えますから。
先発が試合を作り、ブルペンが僅差を守り、打線が好機をしっかり物にし、要所で有効なホームランも・・・いい形ですから勝てます。
思えば前半は、先発試合を作れず大量失点、ブルペン僅差を守れず逆転され、打線好機であと1本が出ず、ホームラン打者故障と不調でホームランは期待できずでした。
ヤクルト組みし易しからヤクルト厄介となって来ます。
セリーグを掻き乱し、前半いい様に遣られたところをお返ししなければ・・・
ちょっとした意地悪爺さんの気持ちで、戦局を見ていられそうで・・・後半こんな日が来るなんてと感慨深い
では試合を振り返り、所感を書き留めたいと思います。
7/30 横浜 対 ヤクルト スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 1 |
横浜 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 |
・ヤクルト本塁打 山田哲人 6号 ソロ(2回)
・横浜本塁打 なし
![]() |
勝アビラ、H大西広樹、S星知弥 – 古賀優大 |
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負バウアー、森原康平、中川虎大、宮城滝太 – 松尾汐恩 |

山田球団新記録となる通算305号本塁打出典ヤクルト公式サイト2025/07/30
投手陣
先発アビラ投手。
丁寧に投げた感じで、そこそこ制球も纏まっていました。
適度に荒れている状態がいい感じです。
確かにランナーを出すと乱れる傾向があり、これまで粘り切れないことが多かったのですが、この試合ピンチでもしっかり気持ちのコントロールが出来ていて、落ち着いて粘り切ってくれました。
結構上手く打たせることが出来、これが結果4併殺で展開を助けたと感じます。

アビラ7回1失点の好投で4勝目出典ヤクルト公式サイト2025/07/30
うまく打たせたことで球数も抑えることができ、結果7回まで投げ切れたことも大きいところです。
丁寧に気持ちを落ち着けて投げれば、そこそこ試合は作れることを示してくれました。
一段上がった感じで次に期待です。
前回救援で勝ちを一つ拾って、気持ちが乗った感じもします。
また、対戦相手がバウアー投手だったことも気持ちのスイッチが入ったようです。
「メジャーで実績のある投手と投げ合うことは日本でやる上で夢だった。それがかなって勝てたので良かった」とコメントしています。
以降少しパターンが変わって大西広樹ー星知弥投手と逆に持ってきました。
打順と相性を加味したのではと思います。
どちらも行けると相手によって適性を選べるメリットがあり、これもアリかの感じがしました。
大西、星投手、持ち味はしっかり出て安定感がありました。
なんといっても星投手、球の威力が良い。
威力で抑えきっています。
打線
バウアー投手相手に5安打と打ちあぐみましたが、やはり一発でした。
2回、村上、オスナと2つの空振り三振を獲った後、山田哲人選手の打順になりました。
大砲2選手を空振りに仕留め、気が緩んだわけではないとは思いますが、3球目、123㎞のナックルカーブが真ん中高めに入り、それを一閃

山田バウアーのカーブを引きつけて左翼席へ運び、球団単独最多となる通算305本塁打をマーク出典サンスポ撮影・萩原悠久人
球団新の305本目です。
「しっかりフルスイングできた。自分がこんなにホームランを打てる打者になるとは想像もしていなかった。自分でも驚いている」
池山隆寛氏(現2軍監督)に並ぶ球団最多の304本塁打を放ってから4試合目です。
左足を高く上げるフォームを二人三脚で作り上げた恩師を超え「1年目からすごい携わっていただき、ちょくちょく連絡もいただいている。記録を超えたのは本当に光栄なこと」とコメントしました。

山田球団新記録となる通算305号本塁打出典ヤクルト公式サイト2025/07/30
散々な前半でしたが、徐々に力を戻しつつある感じで、この先どこまで戻るか期待は大きいところ。
監督も戻る予感があっての起用だったのかもしれません。
優勝のシーズンまで戻れば・・・・
内山壮真選手。
やはり長打力があります。
追加点が欲しい6回、四球で出た赤羽選手を一塁に置き打席に入りました。
2球目、真ん中に入ってきた150㎞のストレートを打ちセンターオーバーの二塁打です。

内山タイムリー含む2本の二塁打出典ヤクルト公式サイト2025/07/30
一塁から懸命に赤羽選手が走り、生還。
貴重な2点目が入りました。
後に1点取られていますので、この追加点がなければ勝てなかったかもしれません。
これからマークがきつくなると思いますが、それを乗り越えれば・・・
村上選手が戻り、山田選手の調子が上がってくれば負担は少なくなるのでやりやすい状態といえます。
ブレイクの予感!
守備
まあ岩田選手のミスはありましたが、全体によく守ったと言えます。
何しろ4併殺。
獲れるアウトをしっかり獲ったという試合でした。
特に8回。
先頭打者の蝦名選手が二塁打を打ち、無死2塁。
三森選手がバントを失敗し、蝦名選手がサードに走った場面です。
古賀捕手のボールが少しそれましたが、サード赤羽由紘選手が上手く取って走者をアウトにできました。
ファインプレーと思います。
1死3塁か、1死1塁かでは雲泥の差がありますから。
その後三森選手の打ったサードゴロを逆シングルで取り併殺。
赤羽選手、だんだんサードが板についてきました。
さて今日はこのカードの最終戦。
先発はヤクルトが中村優斗投手、横浜は平良拳太郎投手と発表されています。
vs
次は中村投手。
前回は勝ち投手の権利を持ちながらの5回、危険球退場となってしまいました。
「前回の悔しさを晴らせるように。同じ過ちを繰り返さないようにやっていきたい」と決意を述べています。
まだルーキーですし、あまり気を張らず思い切り投げれば、結果は付いてくると思います。
打線を信じて投げて欲しい。
バウアー投手にはやられましたが、オスナ選手は平良投手から結構打っていますので、この試合はオスナ選手に期待です。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2025年7月30日
横浜DeNAベイスターズ 1-2 東京ヤクルトスワローズ | 横浜スタジアム |
阪神タイガース 5-0 広島東洋カープ | 甲子園 |
中日ドラゴンズ 0-2 東京読売ジャイアンツ | バンテリンドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2025年7月30日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
94 | 57 | 35 | 2 | .620 | M39 |
2 | ![]() |
93 | 45 | 45 | 3 | .500 | 11.0 |
3 | ![]() |
92 | 41 | 46 | 5 | .471 | 2.5 |
4 | ![]() |
92 | 41 | 49 | 2 | .456 | 1.5 |
5 | ![]() |
92 | 38 | 49 | 5 | .437 | 1.5 |
6 | ![]() |
87 | 32 | 50 | 5 | .390 | 3.5 |
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