オープン戦がまた流れてしまいました。
残すは日ハム3連戦。
こちらはエスコンですから、流れる心配が無いのは救いです。
しっかり仕上げたいところです。
昨日の報道で髙津監督の村上選手についてのコメントがありました。
上半身のコンディション不良で離脱中のヤクルト・村上宗隆内野手(25)が28日の巨人との開幕戦(東京D)に出場しない見通しとなった。19日の阪神とのオープン戦(神宮)中止決定後に高津監督が対応し、主砲について言及。村上本人と連絡を取り合い、「早い段階でこちら(1軍)に戻ってくるというようなことは言っていた」と明かした上で「もちろん(開幕戦に)いてくれた方がいいですけど再発も怖い」と、無理をして開幕に昇格の照準を合わせることは「絶対にやらない」と冷静に語った。
9日の広島戦(マツダ)を最後に実戦間隔が空いていることもあり、リハビリ後に数試合の2軍戦を経てから昇格させる方針。開幕後、当面の間はサンタナとオスナが“日替わり”で4番に座る見込みで、指揮官は「長打力がある人をどこに置くのか、その日によって変わる可能性は十分ありますね」と、試行錯誤しながら決めることになりそうだ。
壮行会では山田選手と共に元気な姿を見せ、安心したファンも多かったと思います。

壮行会で元気な姿を見せた村上選手出典日刊スポーツ撮影・河田真司
ということで、村上選手に関しては万全な形で戻す事となり、開幕欠場は決定的となりました。
主要ピースが欠けたのは痛いところですが、大事なシーズンです。
万全で戻ってほしいと思います。
開幕に向け、私見の開幕オーダーとベンチメンバー(25名)、登録メンバー(31名)を予想してみました。
何人当たるかお楽しみといったところです。
開幕スタメン予想
1番 塩見泰隆(センター)
やっと戻ってきました。
1番に彼がいると、相手チームへのプレッシャーも違います。
怪我からの復帰後、元の状態に戻るのか心配でしたが、安打、ホームラン、打点、四球と何とかこなし、やはり開幕スタメンでと思います。
守備はセンター一択。
守備範囲や守備技術を考えますと、センターを任せるべき人材です。
2番 西川遥輝(ライト)
ライトの他の候補を大きく引き離してしまいました。
オープン戦では現在までで打率.350、安打7、二塁打5、三塁打1、打点4、得点も4、四球3、犠打1、出塁率.435、得点圏打率.333
長短打が打て、犠打もでき、四球も選べての出塁率4割以上は、2番打者として最高の働きと思います。
公式戦でも期待がかかります。
3番 サンタナ(レフト)
サンタナ選手を3番にするか4番かは悩ましいところですが、開幕は3番でと思います。
理由ですが
・1,2番の出塁率が高いので、打率の高いサンタナ選手を配することで得点を挙げる可能性が高いことや、得点圏に駒を進めやすくなること
・3番の方が回数多く打席に立てるので、より攻撃的な要素を持つこと
4番 オスナ(ファースト)
昨季は村上選手(86打点)の次の打点数72を挙げていて、実績十分です。
オープン戦では弾丸ライナーでレフトスタンドに着弾させ、腕っぷしの強さは今季も健全。
チャンスメイク安打も多いので、5,6番あたりで還してもらうことも考えられます。
5番 長岡秀樹(ショート)
昨季最多安打の長岡選手をどこに置くかですが、5番かなと思いました。
えてしてタイトルを獲った翌年は上手くいかないことが多いので、今季が勝負かと思います。
オープン戦を見ていますと、様々な打順で試されていますが、現在までで打率.310、安打9、二塁打1、四球1、打点2、得点5、出塁率.333、そして得点圏打率.600と安定しています。
一番からの打順で見ますと、右、左、右、右、左となり、ここに入れてきますと対戦相手の投手もやりにくいのではと思います。
1番から4番までで塁に溜まった走者を、還せる力を持っていると思います。
相手チームにしても、塩見ー西川ーサンタナーオスナー長岡では、息つく間もないハードな打順と思います。
村上選手はいませんが、かなりもプレッシャーになるのではと期待しています。
6番 赤羽由紘(セカンド)
オープン戦ではかなりハードな使われ方をしました。
スタートから出て終了まで、しかも内外野シャッフルで、これでもかと言わんばかりの使われ方でした。
さぞかし疲れたのではと思います。
でも、1年間通して一軍に出続けるには体力勝負。
それを試されていたのかと思います。
オープン戦では12試合中11試合に出て、打率.250、安打9、二塁打2、打点6、得点1、四球2、盗塁2、出塁率.289、得点圏打率.600と結果を出しました。
内外野全て守れるユーティリティながら、やはりセカンドが適任と思います。
セカンドではファインプレーが何度かありましたが、逆にサードではエラーもありました。
山田選手のいない開幕をしっかり担い、山田選手が出てきても明け渡さないほどの活躍を期待しています。
7番 茂木栄五郎(サード)
パリーグからセリーグに移り、どうなのかと半信半疑で見ていましたが、しっかり結果を出したように思います。
打率は.217と低いものの、打点4、得点3、四球3、犠打2、犠飛1、出塁率.296、得点圏打率.600という数字でした。
「ここで」という時にしっかり得点に結びつく犠飛や、進塁させる犠打をしっかり決めることができるのは、大きな評価と思います。
村上選手がいた場合はセカンドと思いましたが、村上選手欠場ではサード一択。
ヤクルトでもう一花咲かせて欲しいと思います。
8番 中村悠平(キャッチャー)
何とか開幕に間に合いました。
やはり正捕手は中村選手と思います。
司令塔としての評価だけではなく、安打も打てますし、犠打は名人級。
いてくれるだけで心強い選手です。
9番 奥川恭伸(ピッチャー)
先発は奥川恭伸投手が決定済み
先日の阪神戦では今一つでしたが、修正能力が高い選手なので、開幕に照準を合わせ、しっかり投げて欲しいと思います。
ベンチ入り予想
投手
大西広樹
小澤怜史
正直なところ大西、小澤投手ともベールに隠されていてよくわからないのですが、ここまで隠すのは何か新兵器でも?と疑ってしまいます。
2選手ともコンデション不良とは聞いていませんし、絶対必要な投手ですから開幕ブルペンは間違いないのではと思っています。
矢崎拓也
オープン戦では1回のみの登板ですが、被安打1、2奪三振、無失点の成績でした。
広島からの現役ドラフトで、「よもや来てくれるとは」の投手。
ヤクルトでの活躍を期待しています。
石山泰稚
今季好調です。
オープン戦では3イニングを投げて無失点。
昨季感じた「危なっかしさ」が今季はありません。
シーズン中盤には疲れが出るかもしれませんが、それまではしっかりブルペンを支えてくれそうです。
山本大貴
左腕が少ない中、昨季は頑張ってくれました。
今季も4イニングを投げていますが無失点。
期待しています。
荘司宏太
ルーキーながらお試し登板が多く、しっかり結果を残しました。
オープン戦では4イニングを投げ無失点。
徐々にプロ一軍の環境に慣れてきたかと思います。
今季は左腕の枚数が多く、長谷川投手も猛アピールをしていますが、私見では荘司投手になるのではと感じています。
開幕一軍ルーキー。
頑張ってほしいと思います。
田口麗斗
昨季はキャンプ中にコンデションを崩し、復帰しても今一つで精彩を欠きました。
今季のオープン戦では、ランナーを出しながらもしっかり無得点に抑え、らしさが出ています。
クローザーをやりたいのだとは思いますが、やはり火消。
昨季も火消しで出てくれたならと思った試合がいくつもありました。
火消しに成功することは、相手の勢いを止め、流れを自軍に持ってくる大切な役割です。
田口投手がいてくれてよかったと思われる活躍を期待し、ブルペンになくてはならないと感じています。
鈴木康平
鈴木投手に関しては、支配下登録をされなければ丸山翔大投手が入るかと思います。
巨人を戦力外になり、ヤクルトで再出発の今季。
オープン戦では4イニング投げ無失点。
テンポよく制球された球を投げ、支配下が確実に思えました。
是非支配下入りし、ブルペンを支えて欲しいと思います。
捕手
松本直樹
昨季ブレイクしました。
打撃向上で「打てる捕手」の仲間入り。
中村捕手が復帰したのでベンチとは思いますが、第二捕手は松本捕手と思います。
中村捕手を休ませながら使うと思いますから、今季も出番が多くなりそうです。
古賀優大
昨季はコンデション不良で試合に出られない日が続きました。
今季やっとの出番です。
オープン戦ではしっかり守り、復帰を印象付けました。
ただ打力は松本選手には引けを取っています。
打率はあるものの得点圏打率が0で、課題と思います。
打力を考えますと、内山捕手も登録し、代打で使う可能性もあるかと思います。
内野手
川端慎吾
二軍でゆっくり調整し、開幕は一軍と思います。
先日の二軍戦では良い感じの安打も出て、いよいよ感がありました。
青木選手が抜けましたが、貴重な代打の切り札として今季も君臨してくれることを願っています。
武岡龍世
熾烈な内野手争い。
守備力を考えますとやはりベンチに必要な選手と思います。
今季どこまで打撃を伸ばせるかが勝負。
踏ん張りどころです。
宮本丈
今季キャンプから二軍で、一軍に呼ばれていませんが、内外野全て守れ、犠打も上手く、一軍に置いておきたい選手です。
内野を守る右の代打としては伊藤琉偉、西村瑠伊斗選手もいますが、安定性や技術を取るなら宮本選手、これからの伸びを期待するなら伊藤、西村選手もあるかなと思います。
今後の状態を見たいところです。
開幕後、北村恵吾選手が登録されることがあるかもしれません。
外野手
濱田太貴
まさに崖っぷち。
オープン戦で頑張りました。
10試合に出場し、打率.348、安打8、二塁打2、本塁打1、打点5、得点2、四球1、犠飛1、出塁率.360
現役ドラフトに出されるのではと思っていましたが、チームが放出しないで我慢し、やっと報われたかの活躍でした。
この成績により、丸山和郁選手を抜いてベンチに入るのではと思います。
並木秀尊
何と言っても足。
オープン戦では4試合の出場で安打0。
しかし得点1、盗塁2とベンチに居なくてはの存在です。
浅いフライからのタッチアップや、外野への安打で一塁から本塁に駆け抜けてくる姿は見るものを惚れ惚れさせます。
故障なくベンチにいて欲しい選手です。
岩田幸宏
並木選手ほどではないものの俊足。
守りも固くセンターでも大丈夫。
代走として並木・岩田の両選手がいれば、得点の機会が増え、大きな力になります。
と、ここまで一軍の先発、ブルペンを予想してみました。
最終の日ハム戦の内容で少し変化はあるかも知れませんが、現時点ではこんな感じかと思います。
選手登録
開幕時に選手登録される選手としての予想です。
投手として、吉村、高橋、山野、小川、高梨、ランバート(日ハム戦の内容次第)、orアビラ(二軍戦での登板内容次第)と思います。
4戦目登板の石川投手は直前登録になるのではと思っています。
仕上げのオープン戦 +二軍戦(開幕まで7試合組まれていますので、見極めとしては重要かも)で絞ってくると思います。
はて、サバイバルの勝者は誰なのか・・・
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