3/8、3/9オープン戦 対 広島東洋カープ
オープン戦も中盤に差し掛かり、徐々に本番ムードになってきました。
一軍枠争いが正念場となってきます。
昨年大の苦手のマツダでのカープ2連戦。
オープン戦ですから「勝ち負けは・・・」ですが、昨年散々でしたから少し苦手意識を消したいところ。
何と2連勝シャットアウトでした。
苦手意識を少し吹っ切りたいところです。
初戦(3/8)
何といっても奥川恭伸投手。
今年もかのコンディション不良で開幕には間に合わないかでしたが、今季初のオープン戦実戦登板を果たしました。
どの程度の不良だったのか???
まあ詳細は不明で、スタート時は「大丈夫か・・・」でしたが、9勝を挙げた時を髣髴の内容でした。

奥川5回無失点の好投出典ヤクルト公式サイト2025/03/09
5回52球、無駄球なしの無四球とコンディション不良からの登板とは思えない内容。
いったい何だったのか???です。
先発ローテの陣容に取っては大朗報!
いきなり後光が差した訳ですが、やはり一抹の不安はコンディション不良。
次は阪神戦の予定らしいのですがここでの内容を見ないと心配症の私は・・・・
もしこの試合に6,7回近くまで(できればQSで)投げられたら一安心できます。
引き継いだ金久保ー山本ー石山ー木澤投手も引きずられた感じでした。
特に前回大丈夫かと心配の木澤尚文投手。
リベンジでこちらも好材料。
ホッとしましたが、本人もホッとしたことと思います。
ブルペン争いは今季はかなり激化となってきました。
大変良い傾向だと思います。
野手陣では塩見泰隆、西川遥輝選手が外野手スタメンに近付きつつの感じです。

西川先制タイムリー出典ヤクルト公式サイト2025/03/08
若手陣勝負どころです。
2戦目(3/9)
先発吉村貢司郎投手。

吉村5回無失点の好投出典ヤクルト公式サイト2025/03/09
5回無失点ですから申し分なしなのですが、安心感から言えば制球の不安定が気になりました。
明らかなボール球が多く見られました。
本番となるともっと球数を要することとなり、7、8回が難しくなる感じがします。
まだ調子を上げ切っていないのかもしれません。
贅沢な注文かもしれませんが、ローテの軸の投手はシーズンの球数も意識していかないとフルシーズン安定した力が出せないことになるかと思います。
先発投手陣が不足しているヤクルトにあって、貴重な逸材ですので、シーズンが終わるまで戦いきってほしいと願っています。
丸山翔大、阪口皓亮投手が登板。
それぞれらしい投球でした。
この2名は長いイニングを投げる事が出来、可能性を秘めていますので、この先も試したいところです。
前回の登板で大丈夫かと大いに心配させられたバウマン投手。
確りとした内容でした。
ストレートが走り、縦変化の大きな変化球(カーブ?、スライダー?)を有効に制球できていました。
前回は疲れかな?
後2,3回の内容で判断ですが、可能性を残す好投でした。
荘司宏太投手。
左のブルペン争いが続きます。
レギュラークラスとの対戦が多くないので、今だ未知数です。
この試合ではレギュラークラスの小園選手にはストレートの四球を出しました。
この辺りは、入りが上手くないのか勝負に行けていないのか?
未だルーキーなのですべてがほとんど初体験。
色々学んで戦力になってほしいと思います。
打線。
やはりレギュラークラスが違いを見せています。
セカンド山田選手は開幕絶望と言われている中で、茂木栄五郎選手が一歩リード。

茂木2安打1打点の活躍出典ヤクルト公式サイト2025/03/09
昨季の楽天では得点圏で強い力を出す選手でしたが、勢いを保っています。
奮闘中の赤羽由紘選手。
調子を落としています。
焦りもあるのかボール球に手がでたり、振り遅れで空振りが目立っています。
レギュラーを取るためにフルパワーで走り続けて疲労MAXかもしれません。
正念場です。
ここを乗り越えて欲しいと思います。
オープン戦といえど、マツダスタジアムでのビジター戦を2連勝できたことは、希望の光を見たような気持ちです。
鬼門といえるほどの球場でしたから。
投手陣が繋いでシャットアウトでしたし。
鬼門を払拭し、この流れを公式戦でもと願ってやみません。
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