今季はオープン戦最中の3月5,6日に侍ジャパンの強化試合(ラグザス侍ジャパンシリーズ2025)があります。
また、中旬18日には、メジャー(ドジャースvsカブス)の日本開催試合があります。
どうもそちらに注目が集まってしまいますが、ヤクルトは結構オープン戦の試合数も多く組んでおり、残り14試合。
スワファン的にはオープン戦の行方が大いに気になるところ。
地道に実戦で調子を上げていきたいところです・・・まるで自分がやっているような言葉になってしまいました。
さて昨日2日は覇者ジャイアンツとの2戦目。
このあとホークスですから昨年の覇者との試合が続きます。
1戦目はサヨナラ負けを喫しましたが、2戦目は若手が頑張りました。
やはりオープン戦、新しい力が見えないと今季への期待感が出てきません。
その意味では、良い試合だったと思います。
投手陣
先発は小川泰弘投手。
まあ順調という言うか、こんな感じで今季も行くのかなでした。
大きく変わることは無い所にきてやはり生命線は制球。
ここ次第と言うところです。
まあ当然そこそこ球が走り、キレも必要ですが、そこを生かすにはやはり制球。
この試合はまあまあといった感じでした。
6,7回まである程度の失点は覚悟で、イニング数を稼いで欲しい立ち位置でしょうか。
もはやエースというのは?のところですが、ローテにしっかり入ってイニングイーターになってほしいと思います。
昨季サイスニード・ヤフーレ両投手で249イニングを投げており、この2名がいないので、何としても踏ん張って長く投げてくれる投手が必要です。
酸いも甘いものベテランとして機能して欲しいと願います。
山本大貴、石山泰稚投手はレギュラー相手で順調な感じでした。
今季もブルペンの枠組みには残れる感じがします。
勿論多少調子の上下はあるでしょうが、ブルペンを支えて欲しい投手です。
山野太一投手。

山野4回無失点の好投出典ヤクルト公式サイト2025/03/02
3イニングかと思ったら4イニングを投げました。
完全に先発に向けての実力試験中。
ランバートや中村投手が誤算で先発枚数が足りないところでは残ってもらわないとですが、逆にはチャンスです。
オープン戦では、中6日のローテーションでこの先も試験が続きそうです。
この試合無失点で終われました。
6回はレギュラー相手で、しかも味方ミスで作られたピンチ。
丸選手を生かしてしまい、ヘルナンデス選手に二塁打を打たれ、吉川選手サードゴロで1死1,3塁となってしまいました。
しかし、自身の牽制球などでしのぎ切ったところは大きかったと感じます。
まあランナーが新人というところもあったのですが、牽制がしっかりできるのは大きなプレイと思います。
7回のピンチも粘れました。
ピンチに弱いが課題ですから、その意味では結果が出せたと思います。
8回は三者凡退。
9回は先頭サードゴロですかさず一塁へカバーに走り、走者をアウトにしました。
前回カバー遅れで特守をした結果が出たと思われます。
結果4回を無失点の粘投で、先発へ向けての駒を進めました。
打線
赤羽由紘選手がしっかり結果を出し続けています。

赤羽9回タイムリー出典ヤクルト公式サイト2025/03/02
この試合でも2安打1打点。
辛口の宮本慎也さんが、公式YouTube「解体慎書」の中で、「うまくいけば山田を脅かすぐらいの存在になるんじゃないかなという風には感じました。バッティングは良くなってました」と述べています。
六様のお眼鏡にかなったというのは素晴らしいこと。
内外野を守るユーティリティ性も見せ、足場を固めつつあります。
塩見選手がそろそろ出てきそうで外野手競争が激化ですが、濱田太貴選手が崖っぷちで踏ん張る内容でした。

濱田3安打2打点の活躍出典ヤクルト公式サイト2025/03/02
上手く打ったりしっかり捉えた内容で、長打力に加え確実性、安定性が出せました。
ここが欠けていましたので大きなアピールです。
昨季.077の打率で終わりましたが、現役ドラフトやトレード、戦力外にもならず、ヤクルトに置いてもらえました。
期待の表れですが、流石に崖っぷち。
やっと花咲けるかの状態に持ってきました。
3塁打の丸山選手、2軍戦で4安打の並木選手、足を見せた岩田選手と競争が激化は嬉しいところです。
明日はソフトバンクとオープン戦で、福岡に移動。
オープン戦ならではの楽しみ方をしたいと思います。
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