キャンプインも10日を切り、春季キャンプの一、二軍の振り分けが発表されました。
極端に偏ると練習になりませんので一軍が厚めになりますが、それぞれの選手の置かれている立場(状況)で一、二軍でも意味合いが違ってきます。
レギュラー候補の選手、準レギュラーで昨年を踏まえて欠点解消や伸びしろを確認したい選手、勝負の年となってきている選手、未知数で実力を見極めたい選手などなど様々です。
振り分けられた理由はまあ色々ですが、全体としてみれば一軍キャンプ(浦添)には今季の状態を早く見極めたい選手が多い感じ。
どこまで戻れるかの見極め、伸びしろ状態、未知数の把握で構想したと思われる選出です。
二軍には故障明けの選手(回復見極め)が多く、まあ「実力が分かっているのでそれぞれに仕上げよ、じっくり力を」ということかと思います。
そういう意味では今までとは違う振り分け方で、開幕一軍組か否かというような振り分けではないと感じました。
それぞれで見てみます。
一軍に選出された投手
吉村、高橋、星、矢崎投手は、力はある程度分っているので、調整度合いの見極め。
石川投手はやはりいろいろな面で投手のまとめがありますから、やはりここ。
清水、奥川、松本、宮川、金久保、山野、石原、長谷川投手はそれぞれ勝負の年でどの位やれるかの見極めで登録選抜。
石山、小川、田口投手はどこまで状態が戻っているかの判断見。
どこまで計算できるかの戦力構想と思います。
荘司投手は経験を積ませる。
抜擢で期待の下川投手は実戦での実力確認で支配下にむけての見極め。
崖っぷち育成入団の鈴木選手も支配下にむけての見極め。。
ランバート、バウマン投手はまずは見ないとねというところかと。
一軍に選出された野手
捕手ですが、 古賀選手は故障からの回復状況確認(第三捕手となれるか)。
中村、松本選手は調整度合い確認。
矢野選手は経験を積むところ。
期待の橋本選手は伸びしろ状態の確認で(将来の捕手候補として一軍経験をさせるか)開幕登録選抜。
今季も臨時コーチとして古田敦也氏が招聘されていますので、若手にもしっかり捕手の基本をたたき込む意図もあるかと思います。
内野は赤羽選手は故障からの回復確認。
長岡選手は昨年の状態を維持できるか確認。
山田選手はどこまで戻ったかで立ち位置(起用法の見極め)付けの確認。
伊藤、武岡選手は一軍に登録できるか判断。
茂木、オスナ選手は状態確認。
西村選手は経験積組かな。
外野では濱田、増田、澤井選手は勝負の年でどこまでやれるかの見極め。
丸山、岩田、並木選手は登録争い。
サンタナ、西川選手は調整状況確認。
あとは西都となります。
二軍の投手
投手で言えば、木澤、小澤、大西、山本投手と、本来なら浦添の力があるも、調整を本人に任せた感じ。
伊藤智仁コーチが二軍のコーディネーターとなったので、そこいらへんも関係あるかもしれません。
高梨、原投手は完全に最後の勝負の年で正念場キャンプ。
阪口、丸山投手は伸びしろ確認。
成長が見極められれば一軍に登録。
ドラ1 中村投手は、まずは一から調整し直し。
印象的には前半は・・・??
西館、山下投手は怪我の回復度? 正直かなり厳しいところに差し掛かって来てしまいました。
他は実力を付ける段階で成長度確認。
二軍の野手
野手は川端、宮本、村上、塩見選手が西都に振り分けられました。
この辺りはある程度自分での感じ。
怪我明けの村上、塩見選手は状況次第。
村上選手に関しては、完全回復となれば一軍に呼ぶことも考えているということです。
内山選手は手術後でまずはコンデション。
鈴木選手は伸びしろ確認。
新戦力はまずは実力確認。
他はかなり厳しいところで勝負の年。
新米の野手にとっては村上選手との練習はまたとないチャンス。
パワー系にはいい見本です。
細かいところまで見ることができますし、質問もできます。
あと1週間と少しで春季キャンプ。
コンデション不良で離脱ということにならないように、体のケアも念入りにして、キャンプに入ってほしいと思います。
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