ストーブリーグ、今日13日がFA行使宣言の締め切り日です。
FA該当者の情報があわただしく行きかっています。
今季オフに新たに取得をした選手は以下の通りです。
チーム名 | 今季国内FA | 海外FA |
巨人 | 高梨 雄平、重信 慎之介、大城 卓三 | |
阪神 | 坂本誠志郎、大山 悠輔、糸原 健斗、原口 文仁 | |
横浜 | 京田 陽太、筒香 嘉智、佐野 恵太 | 森唯斗 |
広島 | 野間 峻祥、中﨑 翔太 | |
ヤクルト | 田口麗斗 | |
中日 | 木下 拓哉、岩嵜 翔、福谷 浩司 | |
ソフトバンク | 甲斐 拓也、有原 航平、牧原 大成、石川 柊太 | |
日本ハム | 石井 一成、江越 大賀 | |
ロッテ | 西野 勇士 | 中村 奨吾、岡 大 |
楽天 | 田中 和基、酒居 知史、阿部 寿樹 | |
オリックス | 西野 真弘 | 若月 健矢 |
西武 |
このほかすでに取得して権利を持ったままFAを検討している選手もいます。
早々に残留を決めた選手が多いのですが、熟考の末FA行使を決断した選手も。
正式にはまだ発表されていないものの、各球団は水面下で動いている模様です。
ヤクルトは2名の選手の獲得調査を始めていることが報道されています。
ソフトバンクの石川柊太、楽天の茂木栄五郎の2選手です。
欲しい理由ははっきりしています。
投手としては先発としてローテに入って欲しい人材。
野手に望むのは、昨季の補強でもレギュラーを固定できるまでになっておらず、戦力として使える内野手が欲しいこと。
石川柊太投手はオリックスやジャイアンツが獲得調査に入っていると聞きますから、ヤクルトに来ることはないのではと思います。
また、私見ですが、ヤフーレ以上の働きができるのか疑問でもあります。
ヤフーレ投手はイニングをこなし、ローテを守ってきました。
5勝10敗ながら23試合に登板し、投球回数は129.1回です。
石川投手は昨季15試合出場の7勝5敗ですが、投球回数は63.1回。
2023年まではそれなりの成績を残したとはいえ、ここ数年の中身は下降気味ですし、昨季オフには単年契約での提示だったと聞きます。
果たしてヤクルトに来たとしてどのくらい活躍できるかは未知数です。
リーグの違いに慣れるまで時間もかかりますし。
仮に獲得できても、過度の期待は止め、まずは環境に慣れてのびのび自分の力を出せるようになってほしいと思います。
その結果ローテに入り本領が発揮できれば良いのは言うまでもありません。
茂木選手に関しては他に獲得調査をしているとの報道はありませんので、ヤクルトと交渉がまとまれば入団になるかと思います。
昨季、増田珠選手、北村拓己選手を獲得しましたが、機会はそれなりに与えられたもののレギュラーを脅かす活躍はありませんでした。
長岡秀樹選手がブレイクしたのと対照的に、武岡龍世選手は伸び悩みました。
代走や代打起用が多い印象はありますが、出場試合数76、打席数147とそれなりに機会はもらっています。
しかし打率.177ですから頼りになりません。
茂木選手はずば抜けて打率が良いわけではありませんし、今季は代打中心でした。
それでも75打席で打率が.265ですので、まだヤクルトの控え選手よりは活躍が期待できるかと思います。
村上選手が来季のオフにメジャーに挑戦することを見越しますと、サードも守れる茂木選手は必要な駒だと球団は判断したのだと思います。
ただBランクですから人的補償が必要となります。
誰をプロテクトして誰を外すのかわかりませんが、28名ですからかなり厳しい。
取りあえず外国人選手、直近のルーキー、育成選手は補償から外れますが、厳しいことに違いはありません。
こうまでして茂木選手を獲得しても、人的補償選手が良い人材だった場合は実質損となってしまいます。
難しいところです。
そろそろFA行使の選手も決まってきたようです。
もうすぐ締め切りです。
阪神は大山選手、原口選手が行使、ソフトバンクの甲斐選手も市場に出ますので、争奪戦となりそうです。
九里亜蓮投手、メジャーかな
頂けるものなら、九里投手こそ獲得したいものだと、個人的には希望しています。
そういえば2015年の成瀬投手以降、FAで獲得した選手いないなぁ・・・
昨季もダメだったし・・・
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