打線が繋がりスクイズ、タイムリー、ホームランの好展開で吉村7勝目　

9/11　東京ヤクルトスワローズ　対　阪神タイガース

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
ヤクルト	1	0	2	0	1	3	0	0	1	8	12	1
中日	0	0	0	0	1	0	0	0	0	1	8	4

・ヤクルト本塁打   　　サンタナ 13号 ソロ（1回）　村上宗隆 25号 ソロ（9回）

・中日本塁打  　　　　なし

	勝吉村貢司郎、丸山翔大、木澤尚文、今野龍太 – 中村悠平、松本直樹
	負小笠原慎之介、フェリス、勝野昌慶、祖父江大輔 – 木下拓哉、宇佐見真吾

サンタナ先制13号ソロ含む3安打4打点の活躍　出典ヤクルト公式サイト2024/09/11

先発吉村貢司郎投手。
前回の出来よりは劣る感じでしたが、球威、制球、キレがそれなりの出来で、とトータルで踏ん張ったと思います。

追加点後の5回。

エラー絡みと当たりそこないの内野安打でのピンチでしたが、内野の連係ミスで併殺崩れの1失点だけで崩れなかった辺りが大きかった。

この辺りは成長していると感じます。

前回球数が多かったので疲れが残ったかで、6回100球近くで降板でしたが、出来れば点差からも7回は行ってほしかったところです。

この件に関しては髙津監督が

「今日はあまりいい状態には見えなかったですけどね、あそこまで１点でいったので。先週も球数が結構いったので、１週、２週で２００球ちょいかな。６回に３点入ったし、あそこで代えようと思いました」と評価した

引用　スポーツ報知

と、コメントしていますから、ベンチとして今後も見据えてのプランだったと思います。

まあまあの状態で6回1失点(自責0)ですから好投でした。

前回の完封から、特徴である振り子投法を封印しています。

気持ちも少し強くなったように思いますし、少しずつ試合の作りを習得できればと思います。

次の内容が期待です。

点差が開いて､丸山､木澤､今野投手の継投でした｡

まあ展開的に楽な感じではありますが、それぞれ無失点でしっかり抑えきりましたので、いい終わり方ができました。

打線。

やはりサンタナ選手です。

サンタナ先制13号ソロ含む3安打打点の活躍　出典ヤクルト公式サイト2024/09/11

前日は高橋投手に差し込まれて無安打でしたが､今一つ調子が出ていない小笠原投手からはしっかり打ち切りました。

先制ホームラン、相手のミスからの好機でスクイズ後の追加点タイムリーは大きかった。

おまけは6回ダメ押しの2点タイムリー。

一人で中日を潰した感じです。

どれも試合の流れを掴む内容で、非常に有効でした。

オスナ選手もチャンスメイク、タイムリーと良いところで打てたのですが、サンタナ選手の前では霞んでしまいました｡

オスナタイムリーを含む猛打賞　出典ヤクルト公式サイト2024/09/11

並木秀尊選手。

スクイズ+タイムリーとサンタナ選手の前でいい働きでした。

今季は怪我で不運でしたが、ここで存在感が出せればと思います。

やはり足は魅力ですし、相手にとっては厄介者ですから。

では、スクイズを成功させた3回と、だめ押しで中日に引導を渡した6回を振り返ってみます。

3回。

先頭の中村悠平選手がセンターに安打。

吉村選手が犠打を試み、サードの悪送球で生きて出塁。

長岡選手も犠打・・・これが成功で1死2，3塁とチャンスを作ります。

並木選手、スクイズを成功させて1点追加。

 2死3塁でサンタナ選手。

センターにタイムリーで、この回2点が入り、3点リードとなりました。

6回。

先頭山田選手が倒れた後、中村選手がこの試合2安打目で出塁します。

吉村選手、またもバント成功で2死2塁。

長岡秀樹選手。

センターへ安打して、2死1，3塁。

3回にスクイズを成功させた並木秀尊選手を迎えました。