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武岡「大金星の勝ち越し打」で交流戦を良い形で締めくくる

9回武岡勝ち越しタイムリー 出典ヤクルト公式サイト2024/06/16 プロ野球・打線
9回武岡勝ち越しタイムリー 出典ヤクルト公式サイト2024/06/16

6月16日 交流戦  最終日  対 オリックス・バファローズ カード最終戦

 

バタバタしているうちに交流戦も最終戦となりました。

なかなか体制が整わない中、何とか借金はせずに終えました(ホッ)。

 

リーグ戦再開まで4日ほどのインターバルです。

ここまでの結果等を踏まえて、オールスターまでの前半戦で戦う陣容、プランの整備期間となります。

 

団子状態のセリーグ。

6.5ゲームに6チームです。

これから梅雨時期を迎えます。

調子の維持が難しいところに差し掛かりますので、落とし穴があるかも知れません。

まずは体調管理でしょうか。

選手もスタッフもゆっくり体を癒してリフレッシュし、リーグ戦再開までを過ごしてほしいと思います。

 

6/16 オリックス・バファローズ 対 東京ヤクルトスワローズ

R H E
ヤクルト 1 0 0 0 0 1 0 0 3 5 9 0
ORIX 0 1 0 0 2 1 0 0 0 4 11 1

・ヤクルト本塁打      なし

・オリックス本塁打     なし

ヤクルト ヤフーレ、小澤怜史、山本大貴、大西広樹、S木澤尚文 – 松本直樹、西田明央
オリックス 山下舜平大、H佐藤一磨、H吉田輝星、H本田仁海、H山田修義、マチャド – 若月健矢
9回武岡勝ち越しタイムリー 出典ヤクルト公式サイト2024/06/16

9回武岡勝ち越しタイムリー 出典ヤクルト公式サイト2024/06/16

先発ヤフーレ投手

先発ヤフーレ投手

少し制球が荒れ気味で、今までのようなまとまりがありませんでした。

結構抜けたり引っかけたりで落ち着きませんでした。

またやはり全体に高目の感じでした。

気持ちの変化が大きく出てしまうところもあって、自身の守備の不手際(ベースカバー、盗塁対応)が投球に影響しているように見えました。

それでも、5回、8安打、4四球、失点3と何とか粘ってくれました。

 

5回2失点後1死満塁でしたが、ここを何とか粘って追加点を阻止できました。

これが試合を壊さなかったことに繋がりました。

徐々に研究され球筋などもしっかり把握されてきています。

ここからが本当の勝負…実力となる感じです。

この試合に関しては、総じては悪いなりの内容でまとめたといえると思います。

先発にとって、大事なことです。

 

小澤ー山本ー大西ー木澤投手のリレーでした。

45小澤怜史2024 43山本大貴2024 44大西広樹2024 20木澤尚文2024

 

6回、小澤投手が冴えずで失点。

ここでの追加点で、流れがかなりオリックスへ傾きました。

 

2死1,3塁で山本大貴投手が火消し登板となりました。

山本大貴投手

 

さらにのダメ押しは山本投手が踏ん張って阻止します。

盗塁され2死2,3塁となりましたが、西川龍馬選手をレフトフライに打ち取り、火消を成功させました。

 

結果的にはここが大きなポイントになったと感じます。

7回も回マタギでしたが、併殺で凌いでチャンスを作らせず。

オリックスの押している勢いが止まったことになりました。

 

8回は大西広樹投手がしっかり締めました。

勢いを完全に止めた形を作れ、これが結果的には9回の逆転の下地となったと思います。

 

最後は田口投手ではなく木澤尚文投手

先頭を簡単にとったことで、流れを完全に物にした感じでした。

勢いに乗ってそのまま締めくくれました。

ナイスピッチングでした。

 

このところいろいろな場面で使われてきつい仕事の大西投手に、「ご苦労さん勝利」が付いて少し報われた感じです。

頼れる存在になりました。

努力の結果と思います。

 

 

打線。

初回に山下投手の制球難につけこんで、西川選手の好走もあって渋く得点します。

ただ以降はストレートとフォークに翻弄され、無安打。

球数を要して5回で降板でした。

正直助かったと感じました。

山下俊平太投手、さすがの内容で、あと一つストライクを取れる変化球を持てば無敵の感じです。

 

山下投手が降りてくれたので、6回は早速上手く連打でチャンスメイクです。

まずはこの回先頭の武岡龍世選手

ライト安打で出塁の武岡龍世選手

ライトに安打です。

 

1番に戻って西川遥輝選手がセンターへ安打。

西川安打

無死1,2塁となりました。

 

この頃バント技術が向上している丸山和郁選手

丸山犠打成功

しっかり犠打を決め、進塁させます。

 

長岡選手はショートゴロで、武岡選手が走塁死したため2死1,3塁。

 

ここで、村上宗隆選手がライトにタイムリー安打を打って、1点が入りました。

村上タイムリー 出典ヤクルト公式サイト2024/06/16

村上タイムリー 出典ヤクルト公式サイト2024/06/16

 

しっかり得点できたのですが、その裏すぐに失点で帳消しです。

展開的には「取ってすぐ取り返され」は相手の流れでした。

1失点だけで山本投手が上手く火を消し、ここで止めを刺されなかったことが大きかった!

 

最終回。

クローザーのマチャド投手が出てきます。

村上選手が三振でほぼ決まった感じでした。

 

でも終わるまではわからないものです。

サンタナ選手、レフトに安打で出塁。

代走の赤羽由紘選手盗塁を決め、得点圏にランナーを進めることができました。

オスナ選手が積極的に打って出てサードへの内野安打

繋いでチャンスメイクをします。

ホームランではなく安打で走者を貯めたところが大きかった感じです。

 

山田哲人選手真価発揮でタイムリー。

山田9回反撃のタイムリー出典ヤクルト公式サイト20240616

山田9回反撃のタイムリー 出典ヤクルト公式サイト2024/06/16

相手ミスもあって1,3塁の良い形を残せました。

 

ここで代打青木宣親選手が同点打を打ちます。

9回、代打青木宣親選手

 

このあとすぐに相手の隙を突いた盗塁はさすがの読みでした。

青木盗塁成功

得点機のニ塁で相手にプレッシャーを掛けることができました。

青木選手の盗塁などは誰もがまさかと思っていましたから、少なからず相手に動揺を与えたと思います。

 

武岡龍世選手

9回武岡勝ち越しタイムリー 出典ヤクルト公式サイト2024/06/16

9回武岡勝ち越しタイムリー 出典ヤクルト公式サイト2024/06/16

流れを受け、これに付け入ってのタイムリー。

大金星の勝ち越し打です。

なぜか、バウワー、床田投手など力関係が大きく違う(と思われる)投手から決勝打やホームランを打っている、不思議な選手です。

 

何とマチャド投手から、この回は計3点を奪うことができました。

 

クローザーのマチャド投手の乱調はありましたが、しぶとく久しぶりにつながった打線を感じることができました。

 

交流戦最終を、良い形で終われました。

村上、山田選手もタイムリーを打ち、良いイメージで終われたと思います。

 

離脱者が多い状況でまだ暫く苦しい状況ですが、幸い突出したチームが居ないこの状況

まだ何とかなるかも??

 

交流戦の最終結果です(NPB公式より引用)

試合 勝率
東北楽天ゴールデンイーグルス 18 13 5 0 .722
福岡ソフトバンクホークス 18 12 6 0 .667 1.0
横浜DeNAベイスターズ 18 11 7 0 .611 2.0
東京ヤクルトスワローズ 18 9 7 2 .563 3.0
オリックス・バファローズ 18 10 8 0 .556 3.0
広島東洋カープ 18 10 8 0 .556 3.0
読売ジャイアンツ 18 8 9 1 .471 4.5
北海道日本ハムファイターズ 17 7 9 1 .438 5.0
千葉ロッテマリーンズ 18 7 9 2 .438 5.0
中日ドラゴンズ 18 7 11 0 .389 6.0
阪神タイガース 17 6 11 0 .353 6.5
埼玉西武ライオンズ 18 4 14 0 .222 9.0

 

 

プロ野球 交流戦 試合結果 2024年6月16日

オリックス・バファローズ   4-5  東京ヤクルトスワローズ 京セラドーム大阪
埼玉西武ライオンズ      0-5  横浜DeNAベイスターズ ベルーナドーム
千葉ロッテマリーンズ            7-2  中日ドラゴンズ  ZOZOマリンスタジアム
福岡ソフトバンクホークス   1-4  阪神タイガース みずほPayPayドーム
北海道日本ハムファイターズ    3-3  東京読売ジャイアンツ エスコンフィールド
楽天ゴールデンイーグルス     5-3 広島東洋カープ 楽天モバイルパーク宮城

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2024年6月16日

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 広島 61 32 25 4 .561 0.0
2 阪神 65 31 30 4 .508 3.0
2 巨人 66 31 30 5 .508 0.0
4 DeNA 64 32 31 1 .508 0.0
5 ヤクルト 64 27 33 4 .450 3.5
5 中日 65 27 33 5 .450 0.0

 

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