6月6日 交流戦 対 埼玉西武ライオンズ 神宮球場にて カード最終戦
少しずつ投打が噛み合ってバランスが取れてきた感じがします。
とはいえ、相手がチームは状態が良くないライオンズですから、これが本物と言えるかは少しあると思いますが・・・
交流戦後半は状態の良いチームとの対戦ですから、そこでしっかり内容が示せるか。
試金石と思っています。
6/6 東京ヤクルトスワローズ 対 埼玉西武ライオンズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 |
ヤクルト | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | X | 3 | 7 | 0 |
・ヤクルト本塁打 山田哲人 3号 ソロ(3回)
・西武本塁打 なし
勝高橋奎二、H大西広樹、S田口麗斗 – 中村悠平 | |
負菅井信也、田村伊知郎、ヤン、松本航 – 古賀悠斗、炭谷銀仁朗 |
先発高橋奎二投手。
これまでのガムシャラ感を少し封印し、ペース配分を考えて抑え気味に立ち上がった感じでした。
徐々に上げていく方向転換に成功したと思います。
いわゆるギアの上げ下げ投球でした。
ストライク先行ができて優位なカウントでの攻めでしたから、投球数も抑えることができました。
従来から望まれた投球スタイルができた感じです。
変化球、特にカーブが上手くカウント球に使え、チェンジアップとともに有効に使っていました。
これで威力のあるストレートが、たとえ100%出力でなくとも(140キロ後半)有効に使えました。
結果、7回、2安打、2四球、96球、1失点でした。
内容が数字に出ています。
2四球は7回。
この回少し乱れて四球でピンチを広げてしまい、どうなるかでした。
しかし、ここで崩れず併殺崩れの1失点で凌ぎきれました。
連続四球は頂けないところで、少しバタバタが始まってしまいました。
見ている方は「悪いところが出始め、このまま大量失点か」とハラハラしながら観戦。
ところが、この試合は違いました。
吹っ切れて開き直ったかのように、ここで気持ちを切り替えることができ、以降はギアを上げて威力あるストレートをしっかり投げ切れ凌げました。
1死満塁の絶体絶命で、岸選手を150㎞超のストレート3球、141㎞のカットボールで空振りさせて三振。
蛭間選手はショートゴロに打ち取りましたが、その間に1失点。
代打の佐藤選手をストレートで空振り三振。
しっかり気持ちを切り替えることができたことは大きな収穫です。
粘りも出せ、十分な内容でした。
8回、大西広樹投手。
先頭に打たれピンチは作りましたが、落ち着いて抑えきりました。
安定感があります。
昨年まではピンチを招くと落ち着かなくなっていましたが、場数を踏んでか今季は慌てません。
自信がついたと感じます。
締めくくり田口麗斗投手。
復帰後ここまで良い内容でした。
徐々に上がってきたと感じていましたが、定位置にいよいよ復帰しました。
3番、栗山選手をファーストゴロ。
4番、中村剛也選手をレフトフライ。
このフライはかなり大きく、守備固めの山崎晃大朗選手がフェンスに当たりながら捕球のファインプレーでした。
最後5番、岸選手を空振り三振。
パーフェクトなクロージング。
今季初セーブが付き、守護神が戻ってきました。
継投陣はやっと最後の駒が埋まり、あとは清水投手の復帰を待つばかりです。
打線。
山田哲人選手がいよいよの感じです。
2安打を打ち、そのうち1本は3号ソロでした。
2本ともいい感じでした。
ホームランに関しては、難しいところを山田選手らしくしっかり打ち切りました。
山田選手の一発は、選手にとってもファンにとっても大きな意味を持ちます。
背番号1・・・ミスタースワローズですから。
右中間へのヒットも上手くねらって打てました。
追加点がほしい展開でチャンスを広げる事を優先の、コンパクトな狙い撃ちでした。
先日のホームランから徐々に調子が戻ってきた感じです。
これで打線に厚みが出てきます。
8回、1点を返され何としても追加点が欲しい場面で、打線が機能しました。
先頭の村上宗隆選手が安打で出塁。
サンタナ選手が倒れた後、山田選手がセンターに安打を打って1死1,3塁です。
この重要な場面でオスナ選手。
廻りの妙です。
前日の一発で吹っ切れたか、タイムリーを打ってくれました。
良いところで勝負強さが戻りつつあると感じます。
7番に置ける打線の厚みができ、やっと打順を固定できそうです。
丸山和郁選手。
先制タイムリーは大きかった。
勝負強くなりつつあります。
ますます2番らしくなってきました。
今日からは北海道日本ハムファイターズとのカードになります。
ヤクルトの先発が松本健吾投手、日本ハムは山﨑福也投手と発表されています。
VS
前回はプロの厳しさを知った松本投手。
気持ちを取り直しての奮闘を期待!
オリックス時代から苦手の山崎(福)投手をそろそろ攻略したいものです。
プロ野球 交流戦 試合結果 2024年6月6日
東京ヤクルトスワローズ 3-1 埼玉西武ライオンズ | 神宮球場 |
横浜DeNAベイスターズ 1-3 オリックス・バファローズ | 横浜スタジアム |
中日ドラゴンズ 3-0 福岡ソフトバンクホークス | バンテリンドーム |
東京読売ジャイアンツ 7-4 千葉ロッテマリーンズ | 東京ドーム |
広島東洋カープ 3-1 北海道日本ハムファイターズ | マツダスタジアム |
阪神タイガース 1-4 楽天ゴールデンイーグルス | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年6月6日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 57 | 29 | 24 | 4 | .547 | 0.0 | |
2 | 52 | 26 | 22 | 4 | .542 | 0.5 | |
3 | 56 | 26 | 26 | 4 | .500 | 2.0 | |
4 | 56 | 24 | 27 | 5 | .471 | 1.5 | |
5 | 55 | 25 | 29 | 1 | .463 | 0.5 | |
6 | 55 | 22 | 29 | 4 | .431 | 1.5 |
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