4月14日 対 横浜DeNAベイスターズ
一巡目最終戦です。
前日打順の形を変えた効果が出て逆転勝ちをしました。
この試合でも、この流れを維持したいところです。
髙津監督は前日同様に村上選手2番のオーダーを組みました。
結果的には嵌った感じで、ついにお目覚めの1本が出ただけではなく、マルチ安打に四球アリで、またまた出塁率を上げました。
4月15日現在出塁率は.483となり、リーグ1位になっています。
4/14 横浜DeNAベイスターズ 対 東京ヤクルトスワローズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | 9 | 10 | 1 |
横浜 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 3 |
・ヤクルト本塁打 村上宗隆 1号 ソロ(1回)
・横浜本塁打 なし
勝ヤフーレ、山本大貴、エスパーダ、宮川哲 – 中村悠平、西田明央 | |
負大貫晋一、徳山壮磨、森唯斗、上茶谷大河 – 伊藤光、山本祐大 |
先発はペコちゃんことヤフーレ投手。
変化球が多彩です。
多彩な変化球を持っている投手は多いのですが、ヤフーレ投手の変化球は”くせ者”の様です。
変化が少し不規則です。
球道や変化から中々球種が分かりづらい感じで、初対戦では手こずると思われます。
実況のアナウンサーや解説者も戸惑ってしまうようで、映像で握りを見て球種を言い直す場面が多くありました。
加えて少し制球も荒れることがあるので、ある意味捕まえどころが難しいと感じます。
制球が悪いかと言えば悪いわけではなく、ボール先行後すぐ修正する事が出来、自滅はしないのが不思議です。
この試合も結構毎回ピンチでしたが、要所は締めて結局6回無失点。
ピンチで勢い込む打者を、上手くかわしている感じでした。
DeNA打線はこのタイプは苦手かもしれません。
特に中軸がかわされた感じです。
3番佐野選手は内野ゴロ2、空振り三振、セカンド併殺打。
4番牧選手は内野ゴロ3、センターフライ。
5番宮崎選手は内野安打で出塁、サードエラーで出塁、あとはショートゴロ。
ほとんどが内野ゴロ系で、牧選手のセンターフライだけが外野に飛んだ打球となりました。
今後2回3回と会った時どうなるか、興味深いところです。
また、踏ん張って6回97球まで投げ切りましたが、やはり80球あたりからの投球が課題かもしれません。
とは言え先発不安のヤクルトとしては期待以上です。
横浜DeNAベイスターズ、再三の得点機を逃し焦りが出たかと思います。
安打自体はヤクルトが10本で横浜8本ですから、互いに打ち合っているイメージですが、残塁が多く、ホームを踏むことができていません。
7回、エラー連鎖の大乱れで試合は決まりました。
ヤクルトとしては今季初の大量点で、火ヤク庫が大爆発。
7,8,9回を、山本、エスパーダ、宮川投手と、余裕の継投ができました。
点差があって出来を推し量ることは難しいのですが、エスパーダ、宮川投手の出来はあまり良くないのではと思いました。
なかなか安心感を与える内容とはなっていない感じです。
それでも両投手とも無失点で切り抜けましたので、悪いなりに頑張ったと思います。
ともすれば大量得点差で気が緩み、思わぬ落とし穴が待つこともあるのですが、しっかり締めました。
打線。
村上宗隆選手にいきなりお待ちかねの一発。
初回に出ただけに雰囲気を盛り上げる一発となった感じです。
サンタナ、オスナ両選手が効果的な活躍で、村上選手の2番が生きていると感じます。
サンタナ選手、タイムリーを含む3安打の猛打賞。
オスナ選手、こちらもタイムリーを含む3安打の猛打賞でした。
オスナ選手の場合は安打の内容がライトへの二塁打、レフトへの二塁打、そしてレフトへのタイムリーと、一気に状態を戻したように思います。
また、サンタナ、オスナと並べたところで、4,6,7回と2人の連打が生まれ、驚異的な効果を表しました。
課題もあります。
この試合、本来は6回サンタナ、オスナ選手で作った無死2,3塁の追加点チャンスでしっかり決めなければいけないところでした。
若手の赤羽、長岡選手が決めきれませんでした。
その意味では自力で勝ったという感じではなく、7回相手の波乱で勝ちが転がってきたとも言えます。
あそこで一点を取れていれば、試合結果は別として良い形になってきたといえます。
7回のようなことは滅多に起こりません。
言わばラッキーですから・・・本来は併殺で終わってますから。
もっとも、4回は赤羽由紘選手が「何が何でも前に転がす」を実践して1打点を挙げました。
また、7回には長岡秀樹選手が1死2,3塁で犠牲フライを上げて得点をもぎ取りました。
そういう意味では頑張っているとも言えると思います。
打撃が今一つだった中村悠平選手にも安打が出ました。
途中代走起用の丸山和郁選手も、前試合に引き続き安打を打ち、これがタイムリーとなってアピールをしています。
打つことを思い出した試合になりました。
久しぶりに二桁安打が出て、快勝でした。
初回の村上選手の一発・・・これに尽きるかと思います。
選手やファンの気持ちが一気に爆上げされ、イケイケモードになったかと思います。
主砲の一発の効果を思い知った試合となりました。
次は好調ドラゴンズ。
カード1巡目は何とか勝ち越せましたが、今回はどうなるのか・・・
ローテーションから推測しますと、まずは苦手な小笠原投手と対峙しなければならないようです。
この流れを止めずに戦ってほしいと思います。
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プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年4月14日
横浜DaNAベイスターズ 0-9 東京ヤクルトスワローズ | 横浜スタジアム |
東京読売ジャイアンツ 2-1 広島東洋カープ | 東京ドーム |
中日ドラゴンズ 1-2 阪神タイガース | バンテリンドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年4月14日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 14 | 8 | 4 | 2 | .667 | 0.0 | |
2 | 14 | 9 | 5 | 0 | .643 | 0.0 | |
3 | 14 | 7 | 7 | 0 | .500 | 2.0 | |
4 | 15 | 6 | 8 | 1 | .429 | 1.0 | |
5 | 13 | 5 | 7 | 1 | .417 | 0.0 | |
6 | 14 | 5 | 9 | 0 | .357 | 1.0 |
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