オープン戦。
対ソフトバンク2戦目が福岡ペイペイドームで行われました。
まだ肌寒く、野外でなかったのが救いでしたが、試合の内容は肌寒さが堪えた形となりました。
3/6 福岡ソフトバンクホークス 対 東京ヤクルトスワローズ
オープン戦試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 |
SBH | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | X | 2 | 4 | 0 |
・ヤクルト本塁打 無し
・SBH本塁打 無し
小澤怜史、負石山泰稚、清水昇、星知弥、山本大貴、阪口皓亮 – 中村悠平、松本直樹 | |
勝東浜巨、藤井皓哉、ヘルナンデス、オスナ、モイネロ、S松本裕樹 – 谷川原 健太、海野隆司 |
何ともさえない感じです。
投手陣は、相変わらず多くが順調ですが、キャンプからの疲れも出ているのか打線に活気がありません。
とはいえレギュラー陣はそれなりの内容ですから、張り切らなければいけない若手・アピール組の元気のなさが際立ちます。
”今、力を振り絞らないと”です。
シーズンが始まってしまうとチャンスは貰いにくくなってしまいますから。
淡々とゲームをこなしている感じが強く、意欲を見せる選手がいないのは何とも寂しい感じです。
監督の表情も冴えません。
まあこの現状では頭が痛く、冴えない表情もうなずけます。
先発小澤怜史投手。
3回を投げ、打者10人に被安打1,奪三振2,無失点の好投でした。
古巣相手の好投で頑張っている姿を見せ、思うところもあったかと思います。
「今日はバランスよく投げることと、ストライク先行で投げることをテーマにしてマウンドに上がりました。緩い球も有効的に使うことが出来ました。これからイニングも長くなってくると思いますのでしっかり抑えるように練習していきたいです」とコメント。
確かにバランスよく投げました。
球種はストレート、カーブ、フォーク、チェンジアップ、カットボール、スライダーです。
ストレートが約半分、残りをそれぞれで配分していました。
安定感抜群で早く開幕して欲しい状態の感じです。
昨年後半からの安定感を維持しています。
計算できる先発となってきました。
ブルペン陣は石山、清水、星、山本、阪口投手の継投でした。
石山投手が立ち上がりに少し制球を乱したところ位が気になりましたが、総じて順調の感じです。
特に2軍スタートの星知弥投手が戻ったところは大きな感じです。
まあ周東選手だからの犠飛1失点はありましたが、やはりブルペンには欲しい一枚です。
厚みが出ました。
この時期に登板できたのは好材料だと思いました。
打線。
オスナ、中村悠平選手が2本ずつで後は音無し。
ソフトバンク先発の東浜投手は、確かに本調子ではない感じがしました。
ですから東浜投手の時がチャンスでしたが得点できませんでした。
以降、藤井、ヘルナンデス、オスナ、モイネロ、松本投手とソフトバンクの完璧救援陣が相手では全く手も足も出ない状態。
特に若手・アピール組では精々当てるのが精一杯でした。
見ている方は予想が出来、「こんなもんだよな」と半ば諦めでしたが・・・
とは言え、やっているヤンスワたちにとっては、このあたりからせめて内容のある打席を見せたいところです。
毎年結構補強費用を掛けながらちぐはぐなソフトバンクですが、今季は有効な補強で充実した陣容です。
オリックスの対抗馬の一番手の感じがしました。
逆にここまで良いと「どうなんだろう」の気持ちが湧いてきます。
まだオープン戦中盤の始まり。
開幕までこの状態を維持出来るか、開幕してもこの状態でやって行けるのか、モチベーションをどう作り続けるのかなど、心配になります。
まぁ、余計なお世話でしょうが。
ソフトバンクの充実度が際立ち、ヤクルトの層の薄さが目立った試合でした。
前日の試合で死球を受け、途中降板の西川遥輝選手。
どうやら軽傷だったようで一安心です。
薄い層が更に薄くなるところでした。
そういえば侍ジャパンの欧州代表との強化試合「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024」が京セラで行われました。
塩見選手と村上選手に安打が出ました。
初回、1番打者として出場し、早速安打でチャンスメイクした塩見泰隆選手。
「最初に流れを作るために出塁することを考えていたので、出塁してその後つないでくれてよかったです」とコメント。
4番で先制タイムリーの村上宗隆選手。
「前に飛ばしてなんとか先制をと思っていたので、初戦の大事な場面で打つことができて良かったです。(WBC以来の侍ジャパンのユニホームで)良い緊張感の中で戦うことができました。(西川について)積極的にスイングを仕掛けることができますし、こういう舞台で結果を残す難しさも知っているので、凄いなと思います」
とコメントしています。
この試合では大学生で代走からの出場だった青山学院大の西川史礁選手の活躍がクローズアップ。
6回に2死1,2塁からタイムリー二塁打を打ち、ダメオシの1点を入れました。
話題を全て持っていかれた感があり、頼もしい大学生の出現に沸きました。
きょうはオープン戦がないので、欧州との強化試合でも観戦することにします。
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