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主力組契約更改始まる え?川端3,000万って過小評価では?

ヤクルト契約更改 番外編

いよいよ12月、年の瀬です。

契約更改も主力組へとなってきました。

 

複数年組は現状維持ですが、複数年契約の常というか

「契約年数の後半は数字的には、物足りないものになりがちになる」

ところは否めないかもしれません。

 

契約期間トータルで見て、契約の妥当性が云わばフロントの評価となるところです。

しかし、数字以外の評価要素もあり、それも重要です。

複数年契約選手はヤクルトの場合生え抜きが多いので、チームに与える「見えない部分」も昨今の球界では重要なところです。

石川、青木選手がキッチリ選手たちをまとめ、5位とは言え醜聞ほぼなく、良い雰囲気で1年を過ごすことが出来ました。

彼らの存在感が大きいと思っています。

 

山田、石山選手は複数年で現状維持です。

石山泰稚投手。

石山2三振三者凡退の好投出典ヤクルト公式サイト20230421

石山2三振三者凡退の好投 出典ヤクルト公式サイト2023/04/21

4年契約最終年。

推定年俸 1億5,000万  昨年も1億5,000万。

 

石山選手はもう少し遣れたら良いかの印象でした。

50試合登板でしたが、3勝6敗、24ホールド、防御率4.40 です。

本人も少し不甲斐なく思っていたようで、次のようにコメントしています。

「チームとしても個人としても苦しいシーズンでした。個人としても思うように成績が出せなかったです。50試合は投げさせてもらったのですが、内容が良くなかったので、この内容をしっかり受け止めて、来シーズンやり返したいという気持ちでいっぱいです。(来シーズンに向けて)一年間戦える体が絶対必要だと思うので、体づくりをしていきたいです。キャンプに入る前に技術練習を多めに取り入れて、新しいことにも挑戦したいと思っています。今シーズンは悔しい思いをしたので、来シーズンは悔しい思いをしないように、何とか挽回して良い年にしたいと思っています。チームとしても、もう一度優勝して、日本一を取りたいと思っているので、それに貢献できるよう頑張りたいです

4年契約最終年、頑張って欲しいと思います。

 

山田哲人選手。

山田サヨナラ犠牲フライ出典ヤクルト公式サイト20231004

山田サヨナラ犠牲フライ 出典ヤクルト公式サイト2023/10/04

7年契約4年目。

推定年俸 5億円プラス出来高  昨年も同様。

 

山田選手は複数年になってから毎年数字を落としています。

落ちが2,3年早い感じで、来年は言わばもう一花の勝負の年となりそうです。

「個人としてもチームとしても成績が出せなかったので、悔しい思いが最初に思い浮かびます。今まで怪我をしたことがなかったので、オフシーズンは怪我をしないようなトレーニングを取り入れることを考えています。とにかく怪我をしないように強い体を作って、一年間、しっかり戦い抜きたいという思いが一番強いです。(今後に向けて)成績を残したいですし、たくさん打ちたいですし、たくさん走りたいですし、その気持ちは忘れていないです。とにかくたくさん勝って、頂点を目指して頑張りたいと思います。(キャプテンとして)毎年、言っていますが、背中で引っ張っていきたいですし、そのためには自分自身がしっかりと成績を残さないといけないと思っています

確かにコンディション不良が目立ちました。

シーズンを通じて完治せずの印象があります。

復活して「真のレジェンド」と成れるか?・・・期待したいと思います。

 

青木宣親選手

青木NPB通算1000得点達成出典ヤクルト公式サイト20230728

青木NPB通算1000得点達成 出典ヤクルト公式サイト2023/07/28

単年契約。

推定年俸 1億4,000万  昨年は3年契約最終年で3億4,000万。

 

大幅ダウンですが石川選手と同じで数字はさて置いてのリスペクト契約と言うところです。

しっかりした生え抜きのリーダーが投打にいるヤクルトは、球団姿勢という意味では良い環境が作れていると感じます。

もう引退まで継続という意味合いの契約でしょうか。

ファンも引退までヤクルトで頑張る姿を見たいと願っています。

村上選手を(親心で)本気で叱ることができ、若手の目標となれるレジェンドと思います。

「個人的なところで言えば、もう少し時間が欲しかったです。1日が24時間ではなく、30時間くらい欲しかったです。時間は平等なので何とも言えないですが、それぐらいあれば、自分の状態を上げられたと思います。ここ2年(2021年と2022年)は、長くシーズンを戦っていたので、今年は本当にすぐシーズンが終わってしまったという印象です。(来シーズンに向けて)本当にやることは変わらなくて、日本一になること。そのために行動していきたいですし、チームが強くなって、日本一を目指せるだけのチームにできたらと思います。当然、個人的にもチームの戦力になれるように頑張っていきたいと思います。(球団への要望)優勝したら表参道パレードをしたいと伝えました。前からやりたいと思っていましたけど、今回阪神とオリックスのパレードを見たときに「そういえばパレードやってないな」と思って。コロナもあって、日本一になったのにパレードができなかったので、改めて日本一になってパレードがしたいと思いました

来季パレードを見たい!

ファンもそう感じています。

 

木澤尚文投手。

木澤火消しで2勝目出典ヤクルト公式サイト20230708

木澤火消しで2勝目 出典ヤクルト公式サイト2023/07/08

推定年俸 5,200万  昨年は3,700万。

 

当然アップです。

頑張ってくれましたから。

今少し力を付けて安定感と絶対性を出せれば、来季あたりは大きく飛躍できそうです。

達成すればいよいよ大台?

「若手ながらに、チームとして勝つことの難しさを感じました。僕自身、浮き沈みがありましたが、何とか耐えたなという一年でした。昨年と同じくらいの登板数を投げられましたし、より緊迫した場面での登板が増えたので、良い経験ができた一年だったと思います。その中でも、一発を打たれてはいけない場面でホームランを浴びたり、ランナーがいる場面での充実感だったり、マウンドの上でしか味わえない貴重な経験ができました。来年に繋がる一年間だったと思います。(来シーズンに向けて)登板数がモチベーションになっているので、今年以上の登板数を投げられるように準備していきたいと思います。年間通して、浮き沈みなく結果を残せればと思います」

とコメントしています。

報道によりますと

リリーフの評価方法の変更に関しても要望。「70試合投げるとか、65試合投げるというところがもう現実的ではない時代だと思う。3連投もほとんどありませんし、そういったところで5年、10年前の査定方法とはまた少し変えていっていただいて。50試合登板というところでのハードルがすごい上がっていると思うので、そこを含めて登板数の評価というのは見直していただければなというところ」と明かした。

引用サンスポ

球団に要望したようですが、その通りかと思いました。

特に高津監督になってからは、投手の起用間隔が空く傾向があります。

投手の健康を考えてということですが、そのために査定が低くなるようならどうなのか。

ファンはそこのところ(査定基準)は見えないので、行方を見守るだけです。

 

川端慎吾選手。

川端代打で2点タイムリーの活躍出典ヤクルト公式サイト20230927

川端代打で2点タイムリーの活躍 出典ヤクルト公式サイト20230927

推定年俸 3,000万  昨年は2,500万。

 

ここは少し過小評価かという印象です。

代打を中心に80試合に出場し、打率.319、2本塁打、16打点 という成績でした。

アップは当然ですがこの数字は少し????

個人的な感想では、22年程度の5,000万、いやせめて21年の4,000万には最低戻すところではと思います。

今季の数字で川端選手が3,000万・・・

大いに疑問の評価です。

大方は疑問のない査定ですが、ここは間違ってませんか???

まぁ、査定基準はファンにはよくわからないので、サインしたのであれば納得はしたのだと思いますが。

「去年、むちゃくちゃ悔しい思いをしたので、今年何とかしないといけないという思いでした。開幕こそいなかったんですけど、春先から本当に良い準備ができていました。すぐに一軍に上げてもらって、ポンポンと最初にヒットが出てくれたので、だいぶ気持ちが楽になってシーズンに入れました。ただ、今年は神宮球場で全く打てなくて、途中からそこを気にしていました。ほとんど神宮で打てなかったので、来年はしっかり神宮でも打てるようにしたいと思っています。(来シーズンに向けて)3割は目標にしていたので良かったですが、夏場にちょっと調子を落として打てない時期があったので、そういう波を来年はなくしていきたいです」

とコメントしています。

そうかぁ、神宮で打てないのが響いたのかもですね。

 

ヤクルト12月1日時点での契約更改情報

以下、日刊スポーツの引用です。

投手
選手名 年俸 前年比 試合 勝数 敗数 セーブ 防御率
小 川 16000 23 10 8 0 3.38
石 山 15000 50 3 6 0 4.40
木 沢 5200 △1500 56 2 3 0 2.72
山 下 1050 ▼350 ★1 0 0 0 18.00
柴 田 1000 ▼100 ★40 2 1 0 5.59
金久保 900 ▼100 1 0 0 0 0.00
長谷川 750 ▼50 1 0 0 0 13.50
丸山翔 700 △250 22 0 0 0 4.05
尾 仲 700 △100 11 0 1 0 5.17
近 藤 600 ▼300 ★16 0 0 1 1.13
竹 山 580 △30 ★14 2 3 0 4.33
坂 本 520 △20 ★8 1 0 0 1.76
沼 田 430 △30 ★19 1 8 0 5.13
嘉手苅 400 ▼130 ★16 1 0 0 5.52
300 ★12 1 1 0 7.04
打者
選手名 年俸 前年比 試合 打率 本塁打 打点 盗塁
山 田 50000 105 .231 14 40 4
中 村 17000 106 .226 4 33 0
青 木 14000 ▼20000 96 .253 3 19 2
川 端 3000 △500 80 .319 2 16 0
並 木 1500 △600 82 .242 1 7 15
松本直 950 ▼50 3 .000 0 0 0
沢 井 950 △100 16 .156 0 1 0
北 村 900 △150 12 .190 1 7 0
西 村 670 △20 1 .000 0 0 0
小 森 540 △20 ★49 .230 3 16 8
岩 田 320 △20 ★43 .279 0 9 10
橋 本 300 △20 ★70 .282 2 14 2
フェリペ 300 △50 ★37 .222 3 13 0

※金額は推定=万円、前年比△はアップ、▼はダウン。試合欄★はファームでの成績

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