今季の阪神らしい強みが出て、得意のパターンでの逆転勝ちでした。
先発が踏ん張り拮抗した展開で、終盤救援陣が完璧投球(3者凡退)。
ピシャリと抑えリズムを作って、好機となると畳みかける。
つながりの攻撃で圧倒する、正しくシーズンを乗り切った得意の内容でした。
復活の湯浅投手が、ピシャリと抑えたところが大きかった。
満を持しての復活の感じで、シリーズに合わせたジョーカー的な使い方となってきた感じです。
打者3人をセカンドゴロと2奪三振で、完全復活の印象でした。
オリックス。
体調不良で外れていた山崎(颯)投手を不安要素の中で使ったわけですが、ある意味賭けに出てのここもはずれの感じでした。
復帰したとはいえ本来とはかけ離れた内容でした。
奮闘の宇田川投手が4試合連投となることを避けたい起用でしたが、結局4試合連投(中1日移動日で、直接には3連投)とせざるを得ずのピンチを招きました。
シーズンで3連投は未経験でここでの起用はやはり無理があり、明らかに制球、キレ、球威が本来のものではありませんでした。
追い打ちをかけるように、ここでもセカンドのミスが流れを悪くしてはいます。
結果として、重要な2枚に以降の不安要素を残すこととなりました。
救援陣の体制(使い方)が難しくなってしまいました。
両投手の責任というより、結果はベンチが負う起用でした。
ブレイクかの廣岡選手でしたが、2度の無死1塁の走者を進める結果が出せずで終わりました。
打順トップを担うにはまだまだと言うところですね。
まだ下位での段階のようです。
それでも連日スタメンに起用され、チャンスを与えられていますので、頑張って欲しいと思います。
6戦は順当には山本投手と村上投手。
前回の内容を踏まえれば阪神有利ではありますが、オリックスとしては勝つためには山本投手の快投(完璧投球)が必須と思います。
打線も早い段階で先制の必要があります。
阪神に先制を許すことや、0行進で終盤まで持っていかれますと、阪神の勝ち目が増すと感じます。
さて、背番号の変更が発表されました。
宮本丈選手が背番号10に、高梨裕稔投手が背番号40に変更です。
背番号10は、荒木貴裕選手の番号でした。
ユーティリティプレーヤーで、代打でも守備、走塁でも活躍していましたから、いい番号をもらったと思います。
どこでも役立つ優れたユーティリティプレーヤーとして、今後も一層活躍してくれることを期待します。
高梨投手、少し残念ですが、このところの成績では仕方がないかとも思います。
心機一転、来季にかけて頑張ってくれることを願います。
今季は終盤にはリリーフとしても登板しましたが、来季もアリかもしれません。
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