ミスが勝敗を決め阪神サヨナラ　あれ？廣岡また活躍で覚醒か!?　

やたらにミスが付き纏うシリーズです｡

両方にこんなにミスが出て、流れもあっちに行ったりこっちに来たりで右往左往。

読みにくくなってきました。

バッテリー

	山﨑福、比嘉、阿部、H小木田、H宇田川、負ワゲスパック – 森
	才木、桐敷、H石井、H島本、H湯浅、勝岩崎 – 坂本

阪神才木浩人投手、オリックス山崎福也投手

共にやはりシリーズの緊張感もあってか何時もとは少し違っていた感じです。

特に山崎投手は制球に苦しんで持ち味が出せずで、4回と早い降板となりました。

ここでもバント処理のミスが今度はオリックスに出て流れを悪くしました。

しかしオリックスの救援陣はさすがにしっかりしています。

最少失点で切り抜け、以降自軍のミスに足を引っ張られても踏ん張り切りました。

まだプロ2年目の小木田敦也投手、3戦での回跨ぎに続き4戦目も登板の宇田川優希投手。

いずれもエラーが絡んで、流れが行ってしまいそうでしたが、無失点でマウンドを降りました。

見事な粘りの内容でした。

終盤は、お互い自軍のミス(エラー)でピンチを作るも救援陣が踏ん張り、かなりの緊張感の中でお互いに譲らずの好ゲーム。

流れも行ったり来たりで、ベンチも総力戦の感じでした。

なかなか見ごたえがありました。

結局最後の9回裏は、バッテリーエラー2つで満塁策を余儀なくされて、阪神が押し切り切りました。

大山選手へボールが2つ続いたところで、勝負が見えた感じでした。

賭けの満塁策が外れましたが、最も併殺を狙える策ですから、策としてはありの選択だったと思います。

それにしても、オリックスは救援陣が踏ん張りました。

特に完璧の宇田川投手が光ります。

ただ山﨑(颯)投手がこの試合も外れていましたので、何かあったのかと心配です。

このまま山﨑投手がベンチ外となりますと、この先宇田川投手の負担が増しそうです。

廣岡大志選手。

この試合でも光っています。

レフト、ファースト、またレフトと、守備位置を変えながらのユーティリティぶりを発揮しました。

2安打にサードエラーを誘った強襲ゴロで、3出塁。

廣岡サード佐藤のファンブルを誘う強襲ゴロ

覚醒したか？？？

コンパクトに行くことを覚えた感じで、レベルが一段上がったように思います。

生粋の大阪人だと思いますので、メンタルの面で故郷の水が合ったのかなどとも感じます。

9回裏、レフトに転がった球を、諦めずホームに向かって投げ、最後まで試合を捨てない姿勢を見せてくれました。

他チームに行っても、応援したい選手です。

阪神。

中継ぎ陣が少し苦しいところで、予想外のサプライズ！

湯浅京己投手復活。

8回、2死1，3塁で火消し登板でした。

1打勝ち越しの場面でしたが、1番の中川選手を1球でセカンドフライに打ち取って、反撃の芽を摘みました。

湯浅投手が火消の役割を担えれば、これは阪神にとっては大朗報です。

甲子園の応援が一層パワーを増しました。

阪神次は大竹投手です。

シーズンの再現で、甲子園で王手としたいところです。