この試合、小川投手に勝ちを付ける意気込みで、スタメンも援護体制でした。
さすがにほぼメンバーが揃ったところでの効果が出て、しっかり勝ち切りました。
9/16 東京ヤクルトスワローズ 対 横浜DeNAベイスターズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
横浜 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 9 | 0 |
ヤクルト | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | X | 6 | 8 | 0 |
・ヤクルト本塁打 サンタナ 15号 ソロ(2回) 村上宗隆 30号 ソロ(4回)
山田哲人 12号 ソロ(6回) オスナ 22号 ソロ(6回)
・横浜本塁打 無し
勝小川泰弘、H清水昇、H星知弥、S田口麗斗 – 中村悠平 | |
負石田健大、上茶谷大河、山﨑康晃、中川虎大 – 山本祐大 |
小川泰弘投手。
ベストではありませんが、まあ普通の出来といったところでした。
ピンチを幾度も作りましたが、要所は粘り、6回3失点とQSでした。
ポイントは5回だったと思います。
再度勝ち越しましたが、5回は佐野選手のタイムリーですぐに追いつかれて同点とされました。
続く牧選手にも安打を打たれ、なお1アウト、1,2塁で宮崎、ソト選手を迎えます。
しかし、この2選手を共に空振り三振に斬って、逆転を許しませんでした。
ここで逆転されず抑えきった所が分岐点でした。
その裏、長岡秀樹選手が四球。
小川投手は犠打を成功させて二塁に走者を進めます。
塩見泰隆選手のタイムリー二塁打が出て、流れを取り戻すことに成功しました。
そのあとすぐに6回山田哲人選手の12号ソロ。
オスナ選手の22号ソロの一発で追加点が加わり、完全に流れをつかみ切りました。
7回は清水昇投手。
中軸をしっかり抑えきり、ほぼ勝ちの体制へ。
調子を落としていましたが徐々に復活しています。
やはりポイントでは清水投手だと思います。
なんだかんだはあっても、やはり存在の大きさを感じます。
8回は昨夜の失敗から懸念のところですが、ここは星知弥投手が3三振で圧倒しました。
今季の大収穫の星投手を再確認です。
最後は田口麗斗投手。
サードゴロ、空振り三振、セカンドフライとすんなり3人で終わらせました。
この試合の救援3人は完璧でした。
田口投手は32セーブ目を挙げ、1位タイに戻しました。
中日マルティネス投手にアクシデントがあったようなので、少し休養するかもしれません。
岩崎投手もタイトルを狙っているでしょうが、CS、日本シリーズと駒を進める準備があり、岡田監督の起用次第と思います。
清水投手もホールド数1位、ホールドポイント数で島内選手とタイの1位となりました。
田口・清水投手共にタイトルを狙える位置に付けています。
打線。
サンタナ、村上、山田、オスナ選手のホームラン揃い踏みでした。
サンタナ選手。
3球内角、4球目も内角でしたが高さが丁度良かったようです。
見逃さず139Kmのストレートをバックスクリーン右に打ち込みました。
15号ソロとなり、昨季の本数に並びました。
山田哲人選手。
6回、2試合続けてのホームランが出ました。
内角のスプリットをレフトに運び、貴重な中押し点を入れてくれました。
オスナ選手。
6回、山田選手に続いてのダメオシ22号ソロ。
内角低めのスプリットを左翼席に着弾させました。
4発は久しぶりで、このメンバーでは初めてでは??
8安打中4本がホームラン。
久しぶりに長打の破壊力を見せた感じです。
村上宗隆選手は30号でした。
3年連続の30号で、球団ではバレンティン氏の4年連続が記録です。
球団の日本人では岩村明憲氏とタイ記録になりました。
まあ本人は数字は不満でしょうが、ここへきてようやく状態は普通より上になった感じです。
この勢いで出来るだけ数字を伸ばして、来季の足掛かりにして欲しい。
思えば昨季の終盤は55,56号がかかっていて、不調を極めていました。
年明けても不調は変わらない中で、WBCに臨み、しっかり結果を出したものの、その後遺症が続きました。
世界を見て刺激を受けてトレーニング方法を変えたり、打ち方を試行錯誤したりの日々。
絶不調の中での今季は、随分もがき苦しんだと思います。
髙津監督も
「続けてやる難しさであったり、それが30本というすごい数字ですからね。苦しみながらでもそこにたどり着いたという感じかなと思います。本人は決して満足はしていないでしょうけど」とコメント。
終盤、やっと”ホームラン王村上宗隆”が帰ってきました。
9月1日から14試合、6本のホームランです。
直近5試合で4本。
ホームランを打つ感覚が戻ってきたと言ってよく、その感覚を大事にして来季に繋げて欲しいと思います。
CSがかかっている横浜DeNAベイスターズには、申し訳ない結果となってしまいました。
カープ、ジャイアンツが負けていただけに、DeNAとしては勝ちたい試合でした。
しかし、ヤクルトにも意地ってもんがあります。
それを見せてくれた試合でした。
次はジャイアンツ戦です。
ヤクルト先発は小澤怜史投手、ジャイアンツはメンデス投手と発表されています。
VS
ここも意地を見せたいところです。
2023年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2023 では30号(通算190号)を更新中です(こちら)
30号関係のデータをサンスポから引用します。
■データBOX
❶23歳シーズンのヤクルト・村上が今季30号。シーズン30本以上を放ったのは2019、21、22年に続く通算4度目。新人から6年目までに4度記録したのは最多タイで、巨人・原辰徳(1982、83、85、86年=33→32→34→36)、西武・清原和博(86、88-90年=31→31→35→37)に次いで3人目。左打者では最多。
❷23歳以下のシーズンに3年連続は53-55年の西鉄・中西太(20-22歳=36→31→35)、88-90年の西武・清原(21-23歳)に次いで3人目。
❸ヤクルト(前身を含む)の選手で4度記録したのは、8度のバレンティンを筆頭に、池山隆寛、山田哲人(各5度)、ペタジーニ(4度)に次いで5人目。3年以上続けたのは16-19年のバレンティン(4年)以来4年ぶり6人目。日本選手では88-92年の池山隆寛(5年)、04-06年の岩村明憲(3年)に次いで3人目。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年9月16日
東京ヤクルトスワローズ 6-3 横浜DeNAベイスターズ | 神宮球場 |
中日ドラゴンズ 1-0 東京読売ジャイアンツ | バンテリンドーム |
広島東洋カープ 3-9 阪神タイガース | マツダスタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年9月16日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 130 | 81 | 45 | 4 | .643 | 優勝 | |
2 | 134 | 70 | 60 | 4 | .538 | 13.0 | |
3 | 131 | 66 | 62 | 3 | .516 | 3.0 | |
4 | 131 | 64 | 65 | 2 | .496 | 2.5 | |
5 | 132 | 53 | 76 | 3 | .411 | 11.0 | |
6 | 130 | 49 | 77 | 4 | .389 | 2.5 |
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