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小川粘投9勝目を中軸が長打の破壊力で強力援護 決勝は塩見のタイムリー二塁打

村上3年連続の30号出典ヤクルト公式サイト20230916 プロ野球・ピッチャー
村上3年連続の30号 出典ヤクルト公式サイト2023/09/16

この試合、小川投手に勝ちを付ける意気込みで、スタメンも援護体制でした。

さすがにほぼメンバーが揃ったところでの効果が出て、しっかり勝ち切りました。

 

9/16 東京ヤクルトスワローズ 対 横浜DeNAベイスターズ 試合結果

R H E
横浜 0 0 2 0 1 0 0 0 0 3 9 0
ヤクルト 1 1 0 1 1 2 0 0 X 6 8 0

・ヤクルト本塁打     サンタナ 15号 ソロ(2回) 村上宗隆 30号 ソロ(4回)

           山田哲人 12号 ソロ(6回) オスナ 22号 ソロ(6回)

・横浜本塁打      無し

ヤクルト 小川泰弘、H清水昇、H星知弥、S田口麗斗 – 中村悠平
DeNA 石田健大、上茶谷大河、山﨑康晃、中川虎大 – 山本祐大

 

小川6回3失点の粘投で9勝目出典ヤクルト公式サイト20230916

小川6回3失点の粘投で9勝目 出典ヤクルト公式サイト2023/09//16

 

小川泰弘投手。

先発小川泰弘投手

ベストではありませんが、まあ普通の出来といったところでした。

ピンチを幾度も作りましたが、要所は粘り、6回3失点とQSでした。

小川6回3失点の粘投で9勝目出典ヤクルト公式サイト20230916

小川6回3失点の粘投で9勝目 出典ヤクルト公式サイト2023/09/16

ポイントは5回だったと思います。

再度勝ち越しましたが、5回は佐野選手のタイムリーですぐに追いつかれて同点とされました。

続く牧選手にも安打を打たれ、なお1アウト、1,2塁で宮崎、ソト選手を迎えます。

しかし、この2選手を共に空振り三振に斬って、逆転を許しませんでした。

ここで逆転されず抑えきった所が分岐点でした。

 

その裏、長岡秀樹選手が四球。

小川投手は犠打を成功させて二塁に走者を進めます。

小川犠打成功

塩見泰隆選手のタイムリー二塁打が出て、流れを取り戻すことに成功しました。

塩見決勝二塁打出典ヤクルト公式サイト20230916

塩見決勝二塁打 出典ヤクルト公式サイト2023/09/16

そのあとすぐに6回山田哲人選手の12号ソロ

オスナ選手の22号ソロの一発で追加点が加わり、完全に流れをつかみ切りました。

 

7回は清水昇投手

7回清水昇投手

中軸をしっかり抑えきり、ほぼ勝ちの体制へ。

調子を落としていましたが徐々に復活しています。

やはりポイントでは清水投手だと思います。

なんだかんだはあっても、やはり存在の大きさを感じます。

 

8回は昨夜の失敗から懸念のところですが、ここは星知弥投手が3三振で圧倒しました。

8回、セットアッパー星知弥投手

今季の大収穫の星投手を再確認です。

 

最後は田口麗斗投手

クローザー田口麗斗投手

サードゴロ、空振り三振、セカンドフライとすんなり3人で終わらせました。

 

この試合の救援3人は完璧でした

田口投手は32セーブ目を挙げ、1位タイに戻しました。

中日マルティネス投手にアクシデントがあったようなので、少し休養するかもしれません。

岩崎投手もタイトルを狙っているでしょうが、CS、日本シリーズと駒を進める準備があり、岡田監督の起用次第と思います。

清水投手もホールド数1位、ホールドポイント数で島内選手とタイの1位となりました。

田口・清水投手共にタイトルを狙える位置に付けています。

 

打線。

サンタナ、村上、山田、オスナ選手のホームラン揃い踏みでした。

サンタナ選手。

サンタナ選手15号で帰還

3球内角、4球目も内角でしたが高さが丁度良かったようです。

見逃さず139Kmのストレートをバックスクリーン右に打ち込みました。

15号ソロとなり、昨季の本数に並びました。

 

山田哲人選手

山田2試合連続の12号出典ヤクルト公式サイト20230916

山田2試合連続の12号 出典ヤクルト公式サイト2023/09/16

6回、2試合続けてのホームランが出ました。

内角のスプリットをレフトに運び、貴重な中押し点を入れてくれました。

 

オスナ選手

オスナ22号

6回、山田選手に続いてのダメオシ22号ソロ。

内角低めのスプリットを左翼席に着弾させました。

 

4発は久しぶりで、このメンバーでは初めてでは??

8安打中4本がホームラン

久しぶりに長打の破壊力を見せた感じです。

 

村上宗隆選手30号でした。

村上3年連続の30号出典ヤクルト公式サイト20230916

村上3年連続の30号 出典ヤクルト公式サイト2023/09/16

3年連続の30号で、球団ではバレンティン氏の4年連続が記録です。

球団の日本人では岩村明憲氏とタイ記録になりました。

まあ本人は数字は不満でしょうが、ここへきてようやく状態は普通より上になった感じです。

この勢いで出来るだけ数字を伸ばして、来季の足掛かりにして欲しい。

 

思えば昨季の終盤は55,56号がかかっていて、不調を極めていました。

年明けても不調は変わらない中で、WBCに臨み、しっかり結果を出したものの、その後遺症が続きました。

世界を見て刺激を受けてトレーニング方法を変えたり、打ち方を試行錯誤したりの日々。

絶不調の中での今季は、随分もがき苦しんだと思います。

髙津監督も

「続けてやる難しさであったり、それが30本というすごい数字ですからね。苦しみながらでもそこにたどり着いたという感じかなと思います。本人は決して満足はしていないでしょうけど」とコメント。

 

終盤、やっと”ホームラン王村上宗隆”が帰ってきました。

9月1日から14試合、6本のホームランです。

直近5試合で4本。

ホームランを打つ感覚が戻ってきたと言ってよく、その感覚を大事にして来季に繋げて欲しいと思います。

 

CSがかかっている横浜DeNAベイスターズには、申し訳ない結果となってしまいました。

カープ、ジャイアンツが負けていただけに、DeNAとしては勝ちたい試合でした。

しかし、ヤクルトにも意地ってもんがあります。

それを見せてくれた試合でした。

 

次はジャイアンツ戦です。

ヤクルト先発は小澤怜史投手、ジャイアンツはメンデス投手と発表されています。

小澤怜史2023 VS メンデス

ここも意地を見せたいところです。

 

2023年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集

村上宗隆選手 ホームラン記録 2023 では30号(通算190号)を更新中です(こちら

村上30号

村上30号

30号関係のデータをサンスポから引用します。

■データBOX

❶23歳シーズンのヤクルト・村上が今季30号。シーズン30本以上を放ったのは2019、21、22年に続く通算4度目。新人から6年目までに4度記録したのは最多タイで、巨人・原辰徳(1982、83、85、86年=33→32→34→36)、西武・清原和博(86、88-90年=31→31→35→37)に次いで3人目。左打者では最多。

❷23歳以下のシーズンに3年連続は53-55年の西鉄・中西太(20-22歳=36→31→35)、88-90年の西武・清原(21-23歳)に次いで3人目。

❸ヤクルト(前身を含む)の選手で4度記録したのは、8度のバレンティンを筆頭に、池山隆寛、山田哲人(各5度)、ペタジーニ(4度)に次いで5人目。3年以上続けたのは16-19年のバレンティン(4年)以来4年ぶり6人目。日本選手では88-92年の池山隆寛(5年)、04-06年の岩村明憲(3年)に次いで3人目。

 

プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年9月16日

東京ヤクルトスワローズ    6-3   横浜DeNAベイスターズ 神宮球場
中日ドラゴンズ        1-0    東京読売ジャイアンツ バンテリンドーム
広島東洋カープ         3-9     阪神タイガース マツダスタジアム

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2023年9月16日 試合終了時点

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 阪神 130 81 45 4 .643 優勝
2 広島 134 70 60 4 .538 13.0
3 DeNA 131 66 62 3 .516 3.0
4 巨人 131 64 65 2 .496 2.5
5 ヤクルト 132 53 76 3 .411 11.0
6 中日 130 49 77 4 .389 2.5

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