ここへきてようやく投打噛み合ってきた感じが出た試合でした。
先発好投、中軸が打って、少し手間取りましたが追加点も取れて、好守もありで、広島のエラー4に対して0という数字がしっかりした守りを表しています。
試合展開は、先制するも次の好機を逃し続け、追加点が遠い感じでした。
3度めの正直で7回、追加点で試合を決めました。
5回の満塁を逃したあとの、6回の広島の好機を凌いだ所が大きなポイントでした。
「ピンチの後にチャンス到来」とは良くいったものです。
9/13 東京ヤクルトスワローズ 対 広島東洋カープ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
広島 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 4 |
ヤクルト | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | X | 5 | 7 | 0 |
・ヤクルト本塁打 オスナ 21号 2ラン(1回) 村上宗隆 28号 ソロ(1回)
・広島本塁打 堂林翔太 10号 ソロ(4回)
勝吉村貢司郎、H清水昇、山本大貴、H星知弥、木澤尚文 – 古賀優大 | |
負大瀬良大地、アンダーソン、アドゥワ誠 – 坂倉将吾 |
先発吉村貢司郎投手。
出来自体は今一つの感じで、本来の制球ではありませんでした。
特にアクセントとなるカーブが使えない制球でしたから、組み立てが難しいところでは結構粘られる内容でした。
ただストレートには威力がありましたので、何とか粘ることができたと感じました。
6回1失点ですから、前回のリベンジはできたと言っていいと思います。
正直なところ、現在当たりの止まっている広島打線だから…の部分もありますが、まずは結果は出せました。
残りは14ですからあと一回はありそうです。
ここでも結果を出して地固めとしたいところです。
少し変則の登板で、7回に清水昇投手でした。
打順を含めて少し調子を取り戻す意味合いが感じられる継投でした。
結果は残せたので、良かったです。
フォークの連投は避けて、ストレートとカットボールを織り交ぜた配球でした。
第1打者は田中俊介選手で、初球のフォークをサードフライ。
第2打者は田中広輔選手で、フォーク、カット、ストレート、4球目のストレートでレフトフライ。
第3打者、末包選手も、ストレート、フォーク、ストレート、フォーク、最後カットボールで見逃し三振。
10球で三者凡退としましたので、自信につながると思います。
8回は、左打者3人(秋山、野間、小園選手)で山本大貴投手。
制球が定まらずで1死1,2塁とピンチを作ってしまいました。
現在のセットアッパー星知弥投手にチェンジ。
2死後、あわやタイムリーかのライトへの安打でしたが、丸山和郁選手のレーザービームで守り切りました。
ダイレクトでストライク返球はイチロー選手を彷彿とさせるものでした。
このプレーで試合を決め切った感じです。
最後は木澤尚文投手。
ちょっと荒れ気味でどうなるかもありましたが、1死2,3塁からはエンジンがかかり逃げ切りました。
打線。
初回中軸にホームランが出ました。
1番塩見泰隆選手が四球を選んで出塁。
この試合の塩見選手は、5打席中3打席出塁ですから、流石と思いました。
1番打者はこうでなければです。
本来の2番ですと、ここでバントで送るのが常道ですが、オスナ選手なので当然ヒッティングです。
何と、先制の21号2ランが出ました。
調子がいいですし、この日オスナ選手も3出塁でしたので、案外2番に合っているのかもしれません。
山田選手が倒れましたが、村上宗隆選手。
連日の28号が出て、3点差としました。
先発の吉村投手にとっては、この上ない援護点で、その後の投球にも影響を与えたと思います。
27号はレフトでしたが、28号はライトで、全方向に打てる村上選手らしいホームランでした。
飛距離はあまりなく、スタンドギリギリでしたが、ホームランはホームランですから、観客も初回からテンションが上がりました。
このところ度々のチャンスでなかなかタイムリーが出ない長岡秀樹選手。
7回、前進守備ではありましたが、何とか頭を超えるタイムリーでようやく結果が出せました。
2死からサンタナ選手四球、内山選手死球と、投手のメンタルが少し不安定になったところでした。
2球目のストレートを振り切って安打にしました。
長岡選手は守備は安定していますから、そこそこ打てばレギュラー安泰です。
広島打線は「好機にあと一本が…」ですが4失策。
初回、2回、6回、8回と全て内野手のエラーでした。
さらに9回の走塁ミスと広島らしく無いプレーが出ています。
勝ちを取りたい焦りなのか・・・細かなところは上手いはずの広島らしくない状態です。
勝ちましたが、ヤクルトにも表には出ないミスがあります。
9回先頭に対して外野守備を前進守備体型でした。
結果頭を超えられて2ベースです。
点差を考えれば可笑しな守備体制でした。
加えて6回の攻撃。
1死満塁で浅いレフトフライでタッチアップをしてしまいます。
結果アウトでダブルプレー。
確かに送球ミスはあるかも知れませんが、次が山田選手。
あえてギャンブルする必要はなかったと思います。
3塁コーチ(外野守備コーチ)は河田さん。
先日3度の本塁での憤死もあり、このところ判断に精彩を欠く場面が多い感じです。
カード最終戦はヤクルト先発が高橋奎二投手、広島は遠藤淳志投手と発表されています。
VS
高橋投手、このところらしくありませんが、そろそろ快投を・・・
2023年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2023 では28号(通算188号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年9月13日
東京ヤクルトスワローズ 5-1 広島東洋カープ | 神宮球場 |
横浜DeNAベイスターズ 1-2 中日ドラゴンズ | 横浜スタジアム |
阪神タイガース 4-0 東京読売ジャイアンツ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年9月13日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 127 | 79 | 44 | 4 | .642 | M1 | |
2 | 131 | 68 | 59 | 4 | .535 | 13.0 | |
3 | 128 | 64 | 61 | 3 | .512 | 3.0 | |
4 | 128 | 63 | 63 | 2 | .500 | 1.5 | |
5 | 129 | 52 | 74 | 3 | .413 | 11.0 | |
6 | 127 | 48 | 75 | 4 | .390 | 2.5 |
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