阪神の村上を崩せず敗戦　村上対決は宗隆が完敗し山田絶不調でアカンすわ

プロ野球・ピッチャー

タイムリーの丸山和郁選手

2023.09.02

結果は僅差?でしたが、中身は違い大きな差が出たと感じました。

序盤の3回まででほぼ試合の趨勢は決まったと感じる展開でした。

阪神は先発の村上頌樹投手がしっかり投げて好調です。

点を取られる雰囲気全くなしのところで、先制と次の回でしっかり追加点を挙げました。

安全圏ともいえる3点差で完全に勝ちパターンでした。

終盤少しもたつきましたが、救援陣が上手くカバーしあって、確実に逃げ切りました。

現状の順位が序実に出た試合だったと思います。

９/1　東京ヤクルトスワローズ　対　阪神タイガース　試合結果

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
阪神	0	1	2	0	0	0	0	1	0	4	7	0
ヤクルト	0	0	0	0	0	0	0	2	0	2	5	4

・ヤクルト本塁打　無し

・阪神本塁打　　　　森下　翔太 7号ソロ（2回）森下　翔太 8号ソロ（8回）

	負ロドリゲス、梅野雄吾、木澤尚文 – 古賀優大、中村悠平
	勝村上頌樹、岩貞祐太、H桐敷拓馬、H石井大智、S岩崎優 – 坂本誠志郎

ロドリゲス6回3失点の粘投　出典ヤクルト公式サイト2023/09/01

先発ロドリゲス投手。

6回3失点ですから、想定の範囲と思います。

相手が村上投手で好調でしたから、3点差では勝てないのですが・・・

本来完璧に抑えることは期待できない(6回3失点覚悟)投手ですから、想定される展開となった感じです。

前の試合あたりから制球が悪くなって、なかなか組み立てが難しい状態となりました。

この試合も5安打(1本塁打)4四球で、6回で球数108と制球状態が現れています。

制球の安定、守備などの細かなところ、セットのクイックと課題山積で、コーチは遣り甲斐がある感じです。

初回初打者の近本選手のファーストへの内野安打は、ピッチャーの一塁へのベースカバーが緩慢だったためにアウトにし損ねています。

またクイックがクイックではなく、盗まれやすいモーションと感じます。

近本、佐藤選手に盗塁を許してしまいました。

まあ本人が現状をどこまで真面目に受け止めるか当たりが、この先の結果に結びつきそうです。

梅野雄吾投手。

肝心なところでまた失点しました。

結果的には4点差とされたことで、終盤追いきれない痛い追加点を与えました。

ビハインドでの登板が当面考えられますが、2イニングをしっかり抑えきって、立ち位置を確保したいところです。

復帰後2試合とも2イニングで1失点と、求められる結果が出せていません。

せっかく昇格したのですから、踏ん張りどころと思います。

頑張って欲しいです。

打線はつながりません。

村上宗隆選手は村上対決で完敗でした。

このところは今季の状態を反映して、怖がられなくなっています。

そのため、思い切った勝負をされています。

これでそこそこ抑えられていますので、どの投手も攻めの投球をしています。

力関係が均等になったわけで、これを打ち砕くには打つしかありません。

山田哲人選手は絶不調。

第1打席（データはスポーツナビ参照）

投球	球種	球速	結果
1	ストレート	148km/h	見逃し
2	ストレート	147km/h	ファウル
3	フォーク	–	左飛

第2打席

1	ストレート	147km/h	見逃し
2	カットボール	139km/h	ボール
3	ストレート	147km/h	ボール
4	カットボール	139km/h	空振り
5	ストレート	147km/h	ファウル
6	ストレート	–	空三振

第3打席

1	フォーク	131km/h	ボール
2	ストレート	146km/h	ファウル
3	カットボール	137km/h	ボール
4	ストレート	144km/h	ファウル
5	フォーク	134km/h	ボール [ワンバウンド、ハーフスイング]
6	ストレート	148km/h	見三振 [構えたところにズバリ]

第4打席、四球を選んで出塁。

ストレートで押し込まれ、外へのスライダー系、チェンジアップ系で緩急を付けられ、タイミングもポイントもずれては結果は明らかです。

昨今は捉えたかと思う打球がフェンス際で失速するケースも出始めています。

簡単には復調できない感じです。

ホームランバッターを捨て、アベレージバッター、中距離砲への変身こそが、今後の山田選手が生きる道のような気がします。

31歳となり、今後は年齢との戦いもしなければなりません。

野球センスがあるのは誰もが認めるところなのですが、足を上げるバッテイングを変えるところに来ているのではと思います。

青木選手を手本にして、長い活躍をして欲しいと願っています。

この試合の1打点目は丸山和郁選手の安打でした。

丸山2安打1打点　出典ヤクルト公式サイト2023/09/01

2番に起用され、2安打1打点。

次も起用してもらえそうです。

長岡秀樹選手も安打を打ちました。

この安打がチャンスメイクとなり、丸山選手のタイムリーで得点が入りましたので、この試合唯一の「つながりで得点」のきっかけとなりました。

次も起用してもらえそうです。

今日の試合、ヤクルト先発はピーターズ投手、阪神は青柳晃洋投手と発表されています。

青柳さんかぁ・・・

また苦労しそうです。

プロ野球セリーグ　試合結果　2023年9月1日

東京ヤクルトスワローズ　　　2-4　　阪神タイガース	神宮球場
広島東洋カープ　　　　　　　3-5　　中日ドラゴンズ	マツダスタジアム
横浜DaNAベイスターズ　　　9-3　　東京読売ジャイアンツ	横浜スタジアム