序盤で決まってしまいました。
よくもまぁ、あれだけホームランを打たれたものです。
狙い玉を絞っていたのか、ただ甘く入っただけなのか・・・いずれにしても毎回の失点に戦意も喪失しそうでした。
ただ6回、やられっぱなしのバウワー投手から2点をもぎ取りました。
7月27日から続いていた連続イニング無失点を24で途切れさせたのがせめてもの救いです。
8/15 東京ヤクルトスワローズ 対 横浜DeNAベイスターズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
横浜 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 9 | 13 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | X | 3 | 8 | 0 |
・ヤクルト本塁打 武岡龍世 1号 ソロ(7回) (プロ初本塁打)
・横浜本塁打 宮﨑敏郎 16号 ソロ(1回) 伊藤光 1号 ソロ(2回) 佐野恵太 9号 ソロ(3回) ソト 8号 2ラン(5回) 牧秀悟 21号 ソロ(9回)
負小澤怜史、石山泰稚、星知弥、大西広樹 – 内山壮真 | |
勝バウアー、伊勢大夢、石川達也 – 伊藤光 |
ここまで安定した投球を続けてきた先発小澤怜史投手。
そろそろ疲れが出る所に差し掛かった感じで、全く試合になりませんでした。
制球が悪く高めに浮き、変化球の切れも悪くでしたので、サイドハンドの利点が出せませんでした。
ここまで悪いと早目の降板としたいところですが、週初めでもあって交代とはなりませんでした。
とは言えここまで傷を大きくする必要があったかは疑問です。
ちょっと自信に影響するかもしれません。
確かに不調でしたが、コンビを組んだ内山壮真捕手も問題ありと思いました。
間を取るわけでもありません。
同じような配球でただ為すがままで、何とかしようとする動きなしでした。
外野兼任も多少ありますが、捕手としての成長は止まっている、いやむしろ後退しているのではと、この頃感じます。
小澤投手、「出来が悪かったことの結果」と割り切るしかありません。
一息入れて次にリベンジすれば良いのです。
自信を失って、モチベーションが下がることがないように願っています。
これで5連敗。
そろそろ位置も決まりそうで、これからは若手の起用が増えそうです。
この試合も、濱田、内山、武岡選手がスタメンでした。
北村選手も代打出場と、来季に向けた動きが始まった感じです。
武岡龍世選手が、プロ4年目での初ホームランでした。
なんとバウワー投手の152Kmストレートをバックスクリーン右に着弾させました。
6点を追う7回1死、1ボールから152キロ直球を振り抜き、バックスクリーン右に1号ソロ。バウアーから打ったことには「一生自慢できますね」と笑った。
前打席まではチェンジアップを意識しつつ配球を考えていたため「その分打てなかった」という。本塁打を放った第3打席は「思い切って真っすぐ1本で行こうとコーチとも話をして結果につながった」と、記念すべき初アーチの打席を説明した。
引用日刊スポーツ
「打ったのはストレート。スタメンのチャンスをいただいている中で、前の打席でなかなか結果を出せていなかったので、なんとか1本打ちたかった」とコメントしています。
濱田太貴選手はライトへタイムリー二塁打。
バウワー投手に一矢報い、連続イニング無失点を24で止めました。
塩見選手の負傷交代の並木秀尊選手は1安打と盗塁を成功させています。
内山選手はチャンスでの併殺やライナー、外野フライ2本と結果を出せませんでした。
また代打起用の北村恵吾選手もレフトフライに終わりました。
個々には頑張りましたが獲られた点を獲り返すまでの勢いは少なく、総じては起用の若手は大きな結果を出せませんでした。
8月中で来季に向けた起用が始まったわけですから、若手にとっては大きなチャンスです。
ただ結果、内容をしっかり見せないとファームとの入れ替えも激しくなりそうです。
もらったチャンスを十分に活用し、内容+結果を示す必要があります。
さて、この日のサンタナ選手は安打を打ちまくりました。
相手がバウワー投手であることを忘れるほどです。
2回はレフトに安打、4回はライトへ安打、6回もライトへ二塁打と猛打賞です。
オスナ選手が復帰しました。
もう足は完治したのか、少し心配もありますのであまり無理をして欲しくないところ。
この日は2回に安打を打ちましたが、その後は振るわず凡退でした。
塩見選手が、腰?を痛めて離脱となりそうです。
3回、投手ゴロの際、走塁の途中で痛みを感じたのかベース迄何とか到達したもののうずくまってしまいました。
タンカが持ち込まれましたが横になることが出来ず、座ったままでダッグアウトに運ばれていきました。
苦悶の表情を浮かべています。
見ている方もつらい・・・
髙津監督は試合後のインタビューで
「腰ですね。腰が抜けたような感じになったみたいです」と答え、
前からそういう状態もあったのかという質問に対しては、
「いや、体が張っているとか。どこどこが張っているとかはあったんですけど、腰がというのはなかったですね。何かが影響しているかもしれないですけど」と答えています。
病院での検査は今日行われるようです。
負傷の場所としてはかなり問題の可能性も高いところですから、今季は難しいかなと思います。
今の状況では治療に専念した方がいい感じです。
今季はこの位置ですから、むしろ自分を大事にして万全の形で来季を迎える方が良いと思います。
2021年140試合、2022年130試合出場で、それまでの3倍近い出場を果たして優勝に貢献しました。
身体の強さは個々に違いますので、自分に合った調整をすることが大切だと思います。
余談ですが、ヤクルトはコンデション不良や故障者が多い状況です。
これは以前から言われていますが、全体の球団としてのフィジカル管理にも問題があると思います。
今少しこの辺りを充実させないとと思います。
高給取りは自身で賄えるところがありますが、若手も含めて全体に手厚くしないと、今の故障続出が止まりません。
どんなにいい駒がそろっていても、故障で出られないのでは絵に描いた餅です。
さて今夜は横浜との2戦目です。
先発はヤクルトが小川泰弘投手、横浜は今永昇太投手と発表されています。
VS
小川投手は休養十分でうまく調整できたのか気になりますが、粘投を期待します。
しかし、今永投手を打てるのか・・・かなり不安・・・
プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年8月15日
東京ヤクルトスワローズ 5-3 横浜DeNAベイスターズ | 神宮球場 |
中日ドラゴンズ 台風接近で中止 東京読売ジャイアンツ | バンテリンドーム |
広島東洋カープ 7-6 阪神タイガース | マツダスタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年8月15日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 105 | 62 | 39 | 4 | .614 | 0.0 | |
2 | 106 | 56 | 47 | 3 | .544 | 7.0 | |
3 | 104 | 52 | 49 | 3 | .515 | 3.0 | |
4 | 103 | 51 | 51 | 1 | .500 | 1.5 | |
5 | 104 | 43 | 59 | 2 | .422 | 8.0 | |
6 | 104 | 40 | 61 | 3 | .396 | 2.5 |
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