塩見同点５号も阪神村上を崩せず　終盤2度の満塁を活かせずに敗戦

接戦でしたが内容的には押され気味で、なかなか流れに乗れない内容でした｡

阪神は前半押していながら押し切れませんでしたが、しっかりとした守りで防戦しました。

最後はしっかりと決定機を掴んで、救援陣が粘って勝ち切りました。

阪神先発の村上頌樹投手、なかなか援護点が追加できない中で、塩見選手の一発のみで完全に抑えきりました。

実質の勝ち投手の内容でした。

ヤクルトは7回、8回と2度も満塁の機会がありながらそれを活かせませんでした。

詰め切れなかったヤクルトの攻撃に問題があったと思います。

8/11　阪神タイガース　対　東京ヤクルトスワローズ　　試合結果

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
ヤクルト	0	0	0	1	0	0	0	0	0	1	5	1
阪神	1	0	0	0	0	0	0	1	X	2	12	0

・ヤクルト本塁打     　塩泰隆 5号 ソロ （4回）

・広島本塁打  　　　　無し

	高橋奎二、H星知弥、H木澤尚文、負清水昇 – 中村悠平
	村上頌樹、H島本浩也、岡留英貴、及川雅貴、勝馬場皐輔、S岩崎優 – 坂本誠志郎

 

塩見同点5号ソロ　出典ヤクルト公式サイト2023/08/11

 

ヤクルト先発高橋奎二投手。

なかなか本来の投球が出来ません。

ボール先行で不安定な制球・・・ストレート、変化球共に意図したところへはほとんど行かず。

球数を要して5回で降板せざるを得ませんでした。

5回で降りるとやはり以降の救援陣の負担が大きく、後の試合にも影響が出てきます。

1失点でしたが守りの時間が長く攻撃に結びつく流れをまったく作れませんでした。

相手村上投手の内容とは格段の差といえる感じです。

大量失点か、仮に抑えても常にプレッシャーを受ける展開で試合の流れを持ってこられない登板が続きます。

2,3年前に逆戻りで基本的に課題が解決していなかった感じです。

一から立て直しが必要かもしれません。

それでも数字的には5回1失点で、粘投したとは言えると思います。

高橋粘投5回1失点　出典ヤクルト公式サイト2023/08/11

髙津監督が、「あのくらいの球数を投げたら完投しないといけないね」とコメント。

５回で114球をですから当然の感想。

「１点しか取られなかったのか、114球投げられたのか、５回しか投げられなかったのか。いろんな見方がありますね」ともコメントしました。

なるほど、こうして表にしますと、この試合はいつになく頑張ったのかとも思います。

まず、本塁打を打たれなかった。

自責１で、三振を7も獲っていた。

数字を見ますと努力の後が見えますが、先ほど述べたように守りの時間が長く攻撃に結びつく流れをまったく作れませんでしたから、まだまだかと思います。

力はあると思うので、頑張ってほしいと願っています。

前半は一方的に押され気味で何とか粘って、塩見泰隆選手の一発でタイに持ち込みました。

やはり大きなピースです。

塩見同点の号ソロ　出典ヤクルト公式サイト2023/08/11

しかし終盤7,8,9回に作った好機であと一本が出ませんでした。

終盤は押したのですが、阪神にしっかり好機を生かされました。

清水昇投手。

このところ失点続きです。

疲れを感じます。

要所での変化球のキレが悪く痛打されています。

簡単には外せませんから、少し余裕を持った援護点が必要かと思います。

失点しても負けなければ良いので･･･

今日も阪神戦です。

先発はヤクルトがサイスニード投手、阪神が青柳晃洋投手と発表されています。

　VS　

ここで天敵青柳投手とは・・・

ただ、7月22日の試合では村上選手のホームランもあり、5回でマウンドから降りています。

昨季に比べてどうにもならないレベルではないようにも思いますから、頑張って攻略して欲しい。

サイスニード投手はこのところ負けが続き、そろそろお疲れと思いますが、何とか奮起して勝利を得て欲しいと願います。

プロ野球 セリーグ　試合結果　2023年8月11日

プロ野球 セリーグ 順位表 　2023年8月11日　試合終了時点

順位	チーム	試合	勝	敗	分	勝率	ゲーム差
1		102	60	38	4	.612	0.0
2		103	55	45	3	.550	6.0
3		101	51	47	3	.520	3.0
4		101	49	51	1	.490	3.0
5		101	43	56	2	.434	5.5
6		102	38	61	3	.384	5.0