ソフトバンクとの最終戦でした。
かなり強い雨の中試合が行われ、選手・ファンともびしょ濡れだったと思います。
まずはお疲れ様です。
この試合ではポテンヒットが多く、ツキも無かった感じです。
しかし、しっかり振ってポテンヒットにできるソフトバンクの力とも感じます。
それでも試合は一方的な負けではなく、追いつ追われつの接戦で最後までもつれ込み、見ごたえはありました。
結局はまた最後のもうひと力が出せなかったという結末です。
6/15 東京ヤクルトスワローズ 対 福岡ソフトバンクホークス 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | H | E | |
ホークス | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 9 | 14 | 2 |
ヤクルト | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 7 | 8 | 0 |
・ヤクルト本塁打 無し
・ホークス本塁打 オスナ 10号 ソロ(8回)
サイスニード、木澤尚文、今野龍太、石山泰稚、H田口麗斗、負清水昇 – 内山壮真 | |
板東湧梧、ガンケル、H大津亮介、H甲斐野央、津森宥紀、勝武田翔太、Sモイネロ – 甲斐拓也 |
先発サイスニード投手。
ヤクルトの雨男ですが、少し天候の影響も受けたかと思われます。
思うような投球はできなかった感じです。
かなり自身の投球に満足できていなかった雰囲気で、苛立ちも見られました。
球威が今一つでした。
また、この試合のストライクゾーンに上手く合わせられなかった感じです。
この辺りは「その日のストライクゾーンの把握」という意味で、内山捕手の問題でもあった感じです。
サイスニード投手を6回まで引っ張りましたが、無理があるのではと思っていました。
5回の内容を見ればもう一杯一杯でしたから。
5回裏に6-4と逆転した直後の6回。
先頭に四球。
遅くともここで変えるべきでした。
まあ台所事情で期待を込めた賭けでした。
それも分かるのですが、四球以降の展開は予想されるところです。
ローテーションを守っている唯一の投手。
ある意味プライド尊重でしたが、判断としては疑問です。
逆転までされた場合、ソフトバンクの以降の救援陣を考えれば追う展開は苦しいところ。
ヤクルトの勝ち目は、逆転を避けるべく動くことだったのではないでしょうか。
火消し登板の木澤尚文投手。
投球スタイルからは、雨のコンデションは苦手です。
昨年ほどの球威がないことで、少し自信も揺らいでいる感じです。
いわゆる二年目のジンクスですが、今後どうなるか正念場と思います。
7回は今野龍太投手が投げました。
ソフトバンク戦では2回目の登板です。
カード初戦に2イニングを投げ、無失点で抑え切りましたが、この試合も死球があったものの併殺でしのいで無失点。
だんだん調子を取り戻して欲しい投手です。
石山泰稚投手が戻りました。
まあまあの出来と感じます。
打者3人に7球、奪三振1 の内容でした。
以前は蓄積疲労からか、直球、変化球共に制球力が落ちていました。
時々浮き気味に入り、痛打されることが多かったのですが、その制球力が戻りました。
思ったところに制球されている印象です。
直球の伸びも少し戻り、ほぼ真ん中寄りの直球でも見逃したりフライになったりでアウトが取れました。
最高の時と比べますとまだまだですし、下位打線でしたから、早計はできません。
また疲れが溜まった場合はダメかもしれませんが、少なくともここしばらくは良さそうで、安心しました。
清水昇投手。
勝負球の前のフォークが落ちず甘く入ってタイムリーでしたが、これもポテンヒット的で不運でした。
満塁策を取っていましたのでヒットになりましたが、本来ならサードフライで終わる打球でした。
満塁で低めに行きにくかった訳ですが、配球的には読まれた感じです。
まあこの辺りも内山捕手の配球の素直さとも言えます。
読みやすいのです。
外野と併用なので、捕手としての神経を研ぎ澄ます機会が減り、修業が思うように行っていないように感じます。
打線。
先制は3回裏、サイスニード投手の二塁打で始まりました。
2死ながら、青木、村上選手が連続四球で出塁し、サンタナ選手がタイムリーで2点。
オスナ選手の打席でワイルドピッチがあって、3-0となりました。
4回に1点を返され、5回は3点を取られるなどで、3-4と逆転されてしまいます。
しかし5回裏。
苦手ではありますが、少なくとも対決経験があるガンケル投手に代わりました。
先頭の濱田太貴選手がレフトに安打。
山田選手は併殺と思いきや、ショートの今宮選手の捕球ミスで2走者とも生きるというラッキーなことが起こります。
村上選手四球で満塁。
ここでサンタナ選手がセンターに犠牲フライを打って4-4の同点。
続くオスナ選手がタイムリー安打を打ちました。
甲斐捕手の捕球ミスもあって、2点追加し、6-4と逆転。
しかし6回に3点献上で再逆転され6-7となります。
8回裏、先頭のオスナ選手が同点10号でまた追いつきました。
その後膠着状態でしたが、何しろ互いに良い投手をぶつけ合いますから、当然の結果です。
10回表、清水投手が2失点。
当然のごとく出てきたのはモイネロ投手でした。
三者凡退で決められるかと思いましたが、意外なことに内山壮真選手が安打を打って出塁。
3球目の外角のチェンジアップをライト前に持っていきました。
しかし、その後3選手が凡退して試合終了です。
振り返りますと、サンタナ、オスナ選手が有効でしたが、やはり山田、村上選手でしょうか。
四球は取りますが当たりは全くで、選球も狂いがちです。
今季はこんな感じで少し上がったり下がったりで行くかの可能性が大きいと感じます。
つい過大な期待をしてしまいますが、現実を見つめなければと反省しています。
打線では、やはり濱田選手の使い方が難しいです。
トップを打つタイプではありませんが、置き所が今はない感じです。
サンタナ、オスナ選手を超えるわけでは無いので、5,6,7に配置するのはためらいがあります。
逆に言えば、トップが居ないのです。
致し方なく山田選手ですが、今の状態はトップを務めるのは苦しい状態。
山崎選手も伸びてこずですし、並木選手や二軍の丸山選手も打撃面はまだまだ。
長岡選手の打撃の伸びが期待されたのですが、ここもこの試合では停滞。
正直打線の組みようがない感じです。
髙津監督も頭の痛いところです。
塩見選手がいれば、何の問題もないのですが。
ソフトバンクに力負けで3タテされました。
力勝負では次のオリックスも難しいところです。
まあ一つ取りに行くしか・・・・
今日の先発はヤクルトがピーターズ投手、オリックスは山崎福也投手と発表されています。
VS
昨年10月29日の日本シリーズでは、1点も取れなかった山崎投手。
今季も調子が良さそうで、困ったもんです。
せめて1点ぐらいは取ってほしいと願うのですが。。。
プロ野球 交流戦 試合結果 2023年6月15日
東京ヤクルトスワローズ 7-9 福岡ソフトバンクホークス | 神宮球場 |
横浜DeNAベイスターズ 雨天中止 北海道日本ハムファイターズ | 横浜スタジアム |
中日ドラゴンズ 1-1 千葉ロッテマリーンズ | バンテリンドーム |
阪神タイガース 2-3 オリックス・バファローズ | 甲子園 |
広島東洋カープ 7-11 東北楽天ゴールデンイーグルス | マツダスタジアム |
東京読売ジャイアンツ 3-2 埼玉西武ライオンズ | 東京ドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年6月15日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 61 | 37 | 22 | 2 | .627 | 0.0 | |
2 | 58 | 33 | 24 | 1 | .579 | 3.0 | |
3 | 62 | 33 | 29 | 0 | .532 | 2.5 | |
4 | 61 | 31 | 30 | 0 | .508 | 1.5 | |
5 | 61 | 23 | 36 | 2 | .390 | 7.0 | |
5 | 60 | 23 | 36 | 1 | .390 | 0.0 |
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