山田復帰で安打も、貧打すぎて続かずワンサイド負け

プロ野球・試合結果

復帰後安打出塁の山田哲人選手

2023.04.29

連敗脱出に期待しましたが、かないませんでした。

山田選手復帰もカンフル剤とはならずで、良いところなしのワンサイドの負けです｡

4/28　東京ヤクルトスワローズ　対　阪神タイガース　試合結果

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
阪神	3	0	0	0	0	1	0	0	0	4	9	0
ヤクルト	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	4	0

・ヤクルト本塁打　無し

・横浜本塁打　　　　　無し

	負高橋奎二、小澤怜史、成田翔 – 中村悠平
	勝大竹耕太郎、石井大智、岩崎優、K.ケラー – 坂本誠志郎

山田復帰後初安打　出典ヤクルト公式サイト2023/04/28

阪神先発の大竹投手には、これで3回目(OP戦も入れて)の対戦です。

制球が今一つで出来はそれほどの感じでしたが、5回3安打無得点の体たらくでした。

投球数が行っていないところで、5回で早めに降りた感じです。

このあたりにも大竹選手の調子が見て取れます。

以降石井、岩崎、ケラー投手に手も足も出ずで余裕でシャットアウトされてしまいました。

先発高橋奎二投手。

力投型でコンデションに左右されるタイプですが、あまり調整がうまくいっていない感じでした。

5回3失点で準QSとも言えますが、初回簡単に2アウト後の四球から一気に崩れ流れを失いました。

状態の悪さはマウンドで落ち着かないあたりにも出ていました。

以降毎回安打で流れを取り戻せず、反撃の流れを作れませんでした。

試合を作れなかったことになります。

顔色もあまり良くなかったように見えました。

体調管理がうまくいっていない感じがします。

あまりコンデション作りがうまい方では無いので、立ち直りに時間がかかりそうです。

今回は中6日だったことも影響しているかもしれません。

中6日でのコンデション作りは、中10日とは大きく違うと思います。

しかし、慣れて欲しい。

キツさを乗り越え、エースとして成長して欲しいと思います。

高橋投手降板の後、3イニングを投げた小澤怜史投手。

1失点をしたものの、7回には佐藤、井上、坂本選手を連続三者三振に斬って取るなど、好投しました。

9回は成田翔投手でしたが、四球と安打が出たものの無失点で終わりました。

現役ドラフトでヤクルト入りし、機会をもらったのですから、このまま頑張って欲しいと思います。

それにしても、毎回同じようにやられるあたりは無策としか言いようがありません。

そうでなくとも歴史的な貧打です。

この試合の安打数は4でした。

コーチは何と考えているのかと言いたくなってしまいます。

確かにやるのは選手ですが、チーム全体としての対策が何ら見られません。

ただベンチでのんびりと見ているだけなのか。。。緊張感が感じられない、緩んでいる感じです。

まぁ、コーチ陣にしても実情は胃が痛くなる思いをしているとは思います。

反論されそうですが、結果として表れていませんから、言われるのもやむを得ないところです。

得点機がなかったわけではありません。

3回には、2アウトから並木秀尊選手が安打で出塁しました。

すかさず走り、盗塁を成功させ、得点圏にランナーを進めたのですが。。。

好調の濱田選手が三振に倒れ、得点を得られず。

また5回は中村悠平選手が安打。

続く長岡秀樹選手も安打。

武岡龍世選手がしっかりバントを決め、この回こそと期待したのですが。。。

その後凡打が続いて得点できませんでした。

6回は、この日から復帰の山田哲人選手が安打で出塁しましたが、村上選手、サンタナ選手が繋げずここでも得点できず。

あいにく得点に繋がりませんでしたが、山田選手の復帰は心強いものがあります。

･･･阪神は楽勝、相手にならずの感じでした。

開幕から好調だったオスナ選手。

全体の負担がかかったせいか調子が落ちてきた感じです。

村上選手の負担分が来たように思います。

さて問題の村上選手。

本人は絶対「外して」とは口が裂けても言わないでしょうが、ここは監督の役目と思います。

一旦外すべきです。

このままずるずると行っても解決しないと思います。

三冠王、56号は一旦は忘れて一からの感じです。

前にも書きましたが、

たとえ三冠王であっても、素の部分は23歳の若者です。

社会に在ってはまだまだ未経験なことの多いひよっこの新人です。

王さん33，34歳、落合さんが28、31、32歳、松中さんも30歳になって三冠王を獲っています。

ある程度年数がたってからの三冠王でしたし、SNSがあったわけでもないので、メンタルの持ち方は違ったと思います。

そういう意味では22歳での三冠王ですから、これからです。

今後何度でも三冠王に挑戦する機会が来ると思いますが、今をどう乗り切るかが大事で、今後の糧になるのではと思います。

一度体を絞り直し、自信を取り戻してから一軍に戻ってもまだ間に合うように思います。

必ず舞い戻る力はあるはずですから、コンデション調整をしてあげて欲しいと願っています。

貧打ですから余程のことがないとトンネルから出られません。

16連敗の状況と似てきました。

まあ後10敗はありますがね。

今日の先発はヤクルトが小川泰弘投手、阪神村上頌樹投手です。

今季覚醒した感のある村上投手。

なんか神がかったヤバい状態になっている様で、この貧打打線では完封されるかもしれません。

一矢報いるような何かがあれば良いのですが。。。

なぁに、この試合負けても16連敗までは9もあります。

どこかでは勝つはず。

プロ野球セリーグ試合結果　2023年4月28日

東京ヤクルトスワローズ　　 0-4　　　阪神タイガース	神宮球場
東京読売ジャイアンツ　　　　5-4　　広島東洋カープ	東京ドーム
中日ドラゴンズ　　　　　　　0-1　　　横浜DeNAベイスターズ	バンテリンドームナゴヤ